こんにちは!武田塾八戸校のとある講師です。
10月に入り、紅葉が進み秋の訪れを感じる季節となりました。
受験生の皆さん、寒くなって体調を崩しやすくなる季節なので温かい服装を心掛けましょう。
今回は、私の母校である東北大学での生活について書いていこうと思います。
受験生の皆さんも、実際の大学生活について気になっていることと思います。
このブログの記事を読んで、
「なるほど、大学生活ってこんな感じか」
「大学に入ってからこんなことに気を付けて生活すればいいんだ」
など思ってくれれば幸いです。
ちなみに、私は工学部に入っていたので、そちらからの目線になります。
東北大生の一日
スケジュール
<平日の1年時の一日のスケジュール>
上の図は、自分の授業がある1日の生活リズムを表した図です。
非常に規則正しい生活リズムとなっています(笑)
登校は、自分の場合川内キャンパスの近くに住んでいたため、10分くらいで登校していました。
実家から通っている人は1~2時間かけて大学に来る人もいます。
講義とキャンパス
講義の時間割は以下の時間です。
1コマは90分となっており、高校の時よりも40分も長いです。
1講時 | 8:50 ~ 10:20 |
2講時 | 10:30 ~ 12:00 |
昼休 | 12:00 ~ 13:00 |
3講時 | 13:00 ~ 14:30 |
4講時 | 14:40 ~ 16:10 |
5講時 | 16:20 ~ 17:50 |
また、キャンパスについてですが
1・2年生の時は教養科目は川内キャンパス
専門科目は青葉山キャンパス
で受けることになります。
東北大生あるある
ここからは、自分が入学して体験した東北大生あるあるについて書いていきたいと思います。
学生食堂が混んでいる
これは、特に昼どきが1番混んでいます。
大学では、昼時に友達と学食で会話しながら食べることが多いです。
しかし、昼の学食はとても混雑していて、席が見つからないこともしばしば。。
そんなときは、大学生協(コンビニのようなところ)でパンやおにぎりを買って、教室で食べることもあります。
昼に学食で食べるコツは、授業が空いているコマ(大学では取る授業を自分で選べる)を狙って学食に行くのがコツです。
青葉山の坂がきつい
工学部は青葉山キャンパスという山の上にあるため、授業や研究室のために青葉山に登らねばなりません。
青葉山は坂がきつく、徒歩や自転車は大変です。。
そこで、原付、バイクでの通学をおすすめします。
筆者は、2年生までは自転車で通学し、3年生からは普通自動二輪の免許を取ってバイクで通学していました。
他の人は1年生の夏休みに自動車学校に通い、原付で青葉山を登る人が多かったです。
(自動車の免許を取得すると、50ccまでの原付に乗ることができる)
最近は、これらの交通手段のほかに「地下鉄」が増えたことにより、青葉山へ行く利便性が向上しました!
高校の時の男女比の違い
筆者は高校は共学の学校だったので、入ってから「女子が少ない!」ということに気が付きました。
工学部は男子の学生が多く、男女比は学科によっても違いますが、
男子:女子の比が9:1ということもあります。
女子学生は人数が少ないので、友達になりやすいです。
また、「女子学生のための研究の集い」などが催されていることもあり、繋がりが持ちやすいです。
男子学生で女子と繋がりが持ちたい人は「サークル」に入ると繋がりが持ちやすいです。
大学の壁を越えたインカレサークルに入るのは特におすすめです。
白百合女子大や仙台の他の大学生と繋がりを持つことができます!
入学した後も勉強が大変
高校生の皆さんは
「大学に入ったら勉強はしなくてもよい」
「大学に入ったら遊びたい」
と思っていませんか?
それは正直な気持ちで良いのですが、「大学に入ったら勉強はしなくてもよい」は大間違いです!
大学では、3年生や4年生で研究室配属というものがあります。
これは、自分が卒業研究や卒業論文を書くために研究室を選び、選ばれた研究室に入るというものです。
研究室は最初は自分が入りたい研究室を選びますが、人気がある研究室は他の人も選びます。
研究室には定員があるので、そのときにどうやって入る人が決まるかというと、「大学の授業の成績順」で決まります。
つまり、自分が入りたい研究室に入るためには、大学に入った後も勉強を頑張ってよい成績を取る必要があります。
高校生の人たちは、受験で「燃え尽き症候群」にならないような大学を選ぶことも必要です。
何らかのアルバイトをしている人が多い
1年生の後半、授業や大学生活に慣れたころから、「アルバイト」を始める人が目立ってきます。
筆者も2年生から飲食店で接客のアルバイトをしていました。
アルバイトも飲食店以外にも色々あります。例えば、、
・塾などの勉強を教えるバイト
・コンビニエンスストアでのバイト
・コンサートなどのスタッフのバイト
・大学内でのバイト(購買、学食でのレジ)
筆者がした飲食店のバイトのメリットは
「働く時間が長く、稼げる」
「まかないが安く食べられる」
などがメリットでした。
塾でのアルバイトでは、どうしても1日で働ける時間が限られてしまいます。
飲食店は、休みの日であれば1日8時間も働くことができ、その分バイト代を多く貰えます。
しかし、働く時間が多ければ多いほど、
勉強に割く時間が少なくなってしまったり、
夜のバイトをすると朝起きられず1限の授業に遅刻したり、
などのデメリットもあります。
アルバイトは、大学生活との両立を考えながら働く時間を調節していくことも大切です。
大学生になる人へのアドバイス
ここからは、これから大学生になる人へのアドバイスです。
学友会やサークルに入ろう
大学では様々な部活動(東北大では学友会○○部)、サークルがあります。
高校にあるテニスや野球などの部活や、大学からはじめる部活もあります。
また、サークルも様々なものがあります。
部活やサークルには、1つか2つ入ったほうが良いと思います。
そこでは新たな出会いや、活動を通しての自分自身の成長があるからです。
海外留学を体験しよう
留学は短期のものから半年から1年以上などの長期に渡るものなど様々なプログラムが用意されています。
行先は、アメリカ・ヨーロッパ・アジア・オーストラリアなど様々な大学に、東北大学から留学に行く人がいます。
逆に、東北大学にも海外から多くの留学生がきています。
中国や東南アジアなどから来ている留学生が多かったです。
留学に行くことで、世界の見方が変わった、世界は広いと実感した
などという意見が多かったです。
まとめ
今回は東北大出身の講師より「東北大学での学生生活」についてご紹介しました!
大学生は、高校のように時間割が決められておらず、アルバイトもし放題です。
部活動以外にもサークルが多数存在し、交友関係もたくさん作ることができます。
しかし、自由である一方で、単位をしっかりとり、希望の研究室配属のために勉学に集中する時間も必要です。
この4年間を社会人になるまでのモラトリアムとしてではなく
人間的に成長するために活用しましょう!
東北大学は、東北地方をけん引していく人材が数多く揃った素晴らしい大学です。
東北大学を志望する受験生は是非とも合格のために受験勉強を頑張りましょう。
また、この記事を見て「東北大学良いな」と思った高1・2生は是非とも目指してみてください。
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※画像引用 東北大学HP