ブンブンハロー逆転合格!どうも武田塾八戸校です!
さて、受験生の皆さんYouTube見ていますか~??
もしも見てたら受験落ちますよ~(笑)
と、真実を言いましたが、今回は令和の時代を象徴する職業
「YouTuber」
について切り込んでいきます!
もしかするとまだ“職業”という扱いに抵抗がある人もいるかもしれません。
まずは世間の見解から覗いていきましょう。
YouTuberに対する世間の見解
『中高生が思い描く将来についての意識調査2021』(ソニー生命保険)では、
男子高校生のなりたい職業の1位に挙げられています。
(ちなみに女子高校生は公務員・看護師とめっちゃ現実的な結果)
また、他の若年層を対象とした意識調査では必ずランクインしています。
一方で、
「YouTuberって好きなことを好き勝手やっているだけでしょ?」
「YouTuberの人ってなんか頭悪そう・・・」
「YouTubeで稼ぐって意味が分からない!詐欺まがいのことしてんの?」
という考え(特に中高年)があるのも理解はできます。
では、YouTuberの仕事内容や年収は実際のところどうなのか見てみましょう。
トップYouTuberの実態
HIKAKIN(ヒカキン)
基本データ
今や子供から絶大な人気を得て、中高年でも知らない人がいない
日本人のトップYouTuberといえば、この方でしょう。
(生年月日)
1989(平成元)年4月21日
(出生地)
新潟県中頚城郡妙高高原町(現妙高市)
(最終学歴)
新潟県立新井高等学校
温泉やスキーで有名な地方の町出身の平成生まれ
大学は出ておらず、高校卒業後上京したとのこと
チャンネル登録者数:962万人(HikakinTV)
動画本数:2900本以上
動画再生回数:85億5400万回以上
※2021年8月現在
圧倒的な数字です。。
2006年からヒューマンビートボックスの動画を上げ続けていたので、
YouTuber歴としてはもう10年以上になるんですね。
年収
ざっと5億円(!!!)以上と推測されています。
【収入源】
・YouTuberとしての収入
・企業とのタイアップ動画
・事務所(UUUM)からの役員報酬
・本の出版(印税)
・テレビ出演
・CM出演
YouTuberとしての活躍があっての企業タイアップや書籍、テレビ、CMに繋がっています。
YouTube動画だけでなく、何本も収入源を持っているのはさすがですね。
1日のスケジュール
年収5億以上稼いでいるHIKAKIN氏。
さぞかしセレブな生活を送っているはず・・・
下記はヒカキン氏のとある1日のスケジュールだそうです。
0:00~1:00 |
朝のゲーム配信の準備、 メール返信、ミーティング |
1:00~2:00 | 休憩・入浴 |
2:00~4:00 | 睡眠 |
4:00~7:00 | ゲーム実況生配信 |
7:00~7:30 | 朝食 |
7:30~16:30 |
動画編集 ※途中、ウーバーイーツで昼食 |
16:30~23:00 |
UUUMでの打ち合わせ・取材・撮影 ※途中、忘年会ついでに夕食 |
23:00~24:00 | 新曲の打ち合わせ |
24:00~4:00 | ゲーム実況動画撮影・編集 |
!!!!!!???????
とんでもない生活ですね…
1日が28時間になっているうえ、入浴・睡眠・食事をしっかりとっている時間は多く見積もっても4時間程度。
それ以外の24時間はYouTubeに関することでスケジュールが埋まっています。
実は、ヒカキン氏はこのような生活を毎日続けています。
もはや1日中仕事をしている状態です。
通常の人間では耐えられず逃げ出すのでは…
それ以前に健康面や精神衛生面に支障を来してしまいそうです…
しかし、ヒカキン氏はこう語ります。
「ご飯を作っている暇があったら、動画1本を作りたい」
この領域に到達するともはやプロフェッショナル。
YouTuberはプロ野球選手やアーティストのように夢を与える職業であっても過言ではないでしょう。
YouTuberになるためには?
必要なもの
スマホ1台
これさえあれば、YouTuberになれます(笑)
動画撮影も編集もカメラ機能やアプリでできます。
YouTubeアカウントも必要ですが、Gメール(無料)を作ればいいだけです。
収益化
何の手間もかからず今この時点からYouTuberに誰でもなれます。
しかし、収益化を目指すのであれば、もちろん話は変わります。
【収益化の最低条件】
①チャンネル登録者数:1000人以上
②動画の総再生時間:4000時間以上
この2つの条件を満たさなければ、収益化はまずあり得ません。
この関門がまず最初に訪れます。
収益化できても・・・
月収は雀の涙
収益化の関門を突破したとしましょう。
1000人登録者がいて10万回再生されている場合を想定します。
月額でもらえる額はなんと5000円~1万円程度と言われています。
これでは生活できませんね…
YouTuberの収入源は広告収入です。
世間が見たいと思う動画を上げているチャンネルが評価されます。
さらにYouTubeの広告は入札制になっています。
有名YouTuberであればあるほど1回の再生数の単価が上がります。
(例)
○有名YouTuber(登録者10万人以上)
1再生あたり0.26円~0.3円
●無名YouTuber(登録者1万人未満)
1再生あたり0.05円~0.1円
動画編集は撮影より大変!
ヒカキン氏の1日のスケジュールで最も時間を割いているのが、
『動画編集』
実は撮影以上にこちらが過酷なんです…
要らないシーンをカットしたり、効果音をつけたりと秒単位での編集をします。
10分以上の動画でなければ広告がつくことがないため、秒換算で600コマは少なくとも細かくチェックします。
これが30分や1時間の動画であれば、負担が倍増し時間がかかるのも納得です。
体力や根気が無ければ、この作業も苦痛以外の何物でありませんね^^
YouTuberは人気商売
やはり、チャンネル登録者数が少なければ元も子もありません。
チャンネル登録者数を伸ばすことは必須と考えられます。
そのために、
・動画がコンテンツとして有益なものでニッチな内容か
・見やすく編集されており、音量に高低差が生じていないか
・見ていて不快になるものや不適切な表現・思想がないか
最初のうちは動画自体にこだわり、定期的に投稿を続けることが大事になってきます。
【最後に】YouTuberを目指す学生諸君へ
今回は「YouTuber」の仕事内容と年収について紹介しました。
ヒカキン氏のように先見の明があり、年収5億以上のトップYouTuberがいることは確かです。
しかし、24時間YouTubeのことを考え続けられるような人でなければ、このレベルは厳しいかもしれません。
どの業界においてもそうですが、お金を稼ぐ以上はそれなりの価値を生む必要があります。
「とても楽そう」
「お金持ちになれる」
「動画を撮るだけ」
このような甘い考え方を持っているのであれば、すぐ淘汰されます。
最近は高学歴YouTuberも増えてきたので、まずは高学歴になるのも一つの手です。
後悔の無い人生を歩めるように、学生のうちにしっかり人生設計を考えてみましょう。
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