青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さんこんにちは!
武田塾八戸校です。
国公立大学理系を受験する方へ今後の勉強時間配分を考えます。
国公立大学では共通テストが一つの鍵に
国公立大学ではほぼ「共通テスト」必須と考えていいですね。
つまり、勉強する科目の絶対数が多くなります。
ということで本来であれば、主要科目を中心に、すでにある程度の勉強が進んでいてほしいところです。
ここから先の内容は主に勉強が進め切れていない、苦しい台所事情の受験生の皆さんが参考にしていただける内容になります。
勉強が順調に進んでいるみなさんも参考にしてみて下さい。
まずは共通テスト対策優先で
国公立大学受験を目指す際、何と言ってもまずは共通テストの対策が必要となります。
2次試験の方が問題が難しく思えるため、そちらの対策を急ぎたくなるかもしれませんが、共通テストである程度の得点が取れなくては2次試験に挑むことすら難しくなりかねません。
さらに、共通テストに対応できるくらいの基礎力があってからの方が、2次試験対策にも力を発揮できます。
特に理系では英・数・理科1科目をまずは仕上げ、そこから科目数を増やしていきましょう。
数学は時間がかかる
理系では数学に数Ⅲが入ってきます。
このことを考えると、数学には時間がかかることが予想されます。
まずは1A・2Bを仕上げてしまいましょう。
Ⅲに時間がかかるからと1A・2Bを中途半端にしてしまっていると、共通テストで不利になり、リカバリーが難しくなってしまうこともあるので注意してください。
1科目片付くごとに次の科目の割り振り方を考えよう
英・数・理科1科目から始め、1科目片付くごとに次の科目を増やしましょう。
共通テストだけで使う科目は短めに、2次試験でも使うものは少し長めにという形でバランスを考えます。
科目によっては、2科目を1日おきにし、日によってやる科目を変えるのもありです。
理科① ⇔ 理科②
現代文 ⇔ 古文/漢文
といったような形です。
英・数は減らすのが難しいですので、その他科目でバランスを取りましょう。
3科目の時間配分
上記を踏まえ、3科目の時間配分を考えてみます。
現役生で8時間勉強想定です。
共通テストまで
まずは勉強を始めたての状態の時です。
数学ー英語ー理科の順の時間配分です。
4:2:2
がいいでしょう。
これは数学がまだ基礎段階を突破していない場合、数学に力を入れなくてはならない場合です。
全体での得点率が高い傾向にある数学重視としてください。
数学の共通テスト対策が固まってきたら
数学1A・2Bの共通テスト対策がある程度固まってきたら、割合を変えましょう。
2-2-4
とします。
数・英は必ず2時間ずつ時間を取ります。
すると、4時間が残ります。
この4時間を国・理2科目・社に割り当てましょう。
先にお話した2科目のローテーションもここから使うことが出来ます。
1科目1時間では時間が短く勉強が中途半端になってしまいそうな時、1科目の時間を2時間にし、1日ずつ交互に科目を入れることも考えてみましょう。
2次試験対策はどうする
2次試験は大学により科目数が異なります。
多くて3~4科目といったところでしょうか。
科目数によっても時間配分は変わりますが、まずは過去問でどの科目に力を入れるべきかを把握してしまいましょう。
4科目だと仮定すると、
英語に2時間
数学は数Ⅲ中心に3~4時間
理科は過去問の手応えによって2科目の配分を考える
という配分がいいでしょう。
3科目であれば数学・理科2次試験使用科目の時間を少し延ばす感覚です。
優先順位の付け方を間違わないように
科目で言うと理系では数学が重要、配点割合も等分の場合もありますが、数学に比重が置かれる場合も見られます。
自分の受ける大学の配点比率はしっかりと確認し、どこに優先順位を置くかを考えましょう。
苦手だからと言って配点率の低い科目に時間をかけすぎないようにすること、には注意を払うようにしましょう。
おわりに
共通テストまで185日を切り、時間は毎日少しずつ減っていきます。
同時に焦りは大きくなります。
ですが、対策する時間はまだ残っています。
最後の最後まで追い込む気持ちを忘れず、残りの日々を戦い抜きましょう。
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