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センター試験の目標点数・勉強時間・いつから対策するのか

 

こんにちは、武田塾五位堂校です。

 

本日はセンター試験の目標点数について話していきたいと思います。
センター試験型の模試で何割得点できるかによって、おおよそ受ける大学を決めるといった人も多いのではないでしょうか。

 

私自身も普段塾生からの質問や受験相談でセンター試験の目標点数、特に

 

「各科目何点くらいとればよいのか?」

「いつ頃の時期からセンター対策を始めたらよいのか?」

 

といった質問をよく受けます。

 

ですので今回はセンター試験について掘り下げていきたいと思います!!

 

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センター試験ってなに?

 

まずはセンター試験の概要についてお話していきたいと思います。

 

センター試験は別名共通一次試験と言います。

 

英語は200点満点

国語が
現代文100点
古文50点
漢文50点
計200点満点

数学が数1a・数2bがそれぞれ100点満点

 

その他科目は100点満点

 

選択マーク式試験です。

 

国公立大学を受験するうえで、どの国公立大学を受ける人でも基本的に共通のセンター試験を受けて、そこで何割程度得点できたのかによって2次試験でどの大学を受けるのかを決める判断材料とします。

 

国公立大学志望者のほぼ全員が受け、自己採点の結果を大手予備校が回収しそこでの判定をもとに多くの人が2次試験でどの大学を受けるのか決めると思います。

 

問題の難易度は基本的に2次試験に比べると簡単で、記述式ではなくマーク式であることも相まって基礎的な内容がきちんと理解できていれば、時間無制限であれば8.5割は取れる内容に毎年どの科目もなっています。

 

センター試験は大学別の2次試験に比べて基礎的な内容ですが配点は多くの大学でほぼ

センター試験:2次試験=1:1 です。

 

基礎的な内容のセンター試験を落としてしまうと、より発展的な内容の2次試験で逆転することは難しいと言えます。

 

2次試験は大学によって出題の傾向などが異なるため、まずはセンター試験型のマーク模試などで得点をお重ねることを目標に置いている人が多いです。

 

 

 

 

 

センター試験の目標得点率

 

国公立大学志望か私立大学が第一志望かによってセンター試験の目標点数といったものに違いはあるかと思います
 
 
しかしまずは8割を目指しているといった方は多いのではないでしょうか。
 
 
旧帝大は8割あればチャレンジできますし、地方国公立であれば8割取れていればかなりのアドバンテージになります。
私立大学のセンター利用もmarchや関関同立の下位の学部や大学でであれば合格が見えてきます。
 
 
では,どのような配分で8割といった得点率を目指すのかなのですが
 
 
 
全体的にどの科目も8割得点する事よりもまずは、科目によって9割得点する科目と7割程度得点できる科目とに分けて、合計して全体で8割取れるように勉強を進めていった方が効率が良いです。
 
 
何故かというとまず基礎的な参考書を終わらせて比較的短期間で得点できる点数が7割程度です。
7割程度であれば比較的負担もなく得点できるレベルまで学力を持っていく事が出来ます。
 
 
しかしどの科目も7割得点できる学力から8割得点できる学力までに得点率を上げる所はまたかなりの労力を要します。
 
 
 
2次試験に使用しない科目にそこまで勉強時間を割いてしまうことは効率が悪いので、まずは2次試験等で使用する全体の得点に対する1科目の得点の割合が大きい科目で9割を得点できるようにしてからセンター試験でしか利用しない科目を短期間で7割程度まで得点できるようにするのが効率が良いです。
 
 
 

センター試験対策について

 
ではセンター試験の対策を先ほどお話したセンター試験の特徴と配点を踏まえてお話したいと思います。
 
 
国公立大学が第一志望の方と私立大学が第一志望の方で対策が異なります。
 
 
ですのでまずは
私立大学が第一志望の場合からお話していきたいと思います!!
 
 
私立大学が第一志望の場合多くの方が3科目受験だと思います。
センター試験の受験科目も3科目でしょう。
 
その場合、春(4月)から受検勉強を始めるとしたらセンター試験に対する特別な対策は12月からでも十分に間に合います。
 
更に実際に行うセンター試験の対策の内容は過去問を解くだけです。
 
 
なぜそれだけでよいのかと言いますとセンター試験は基礎的な内容なので私立大学を第一志望の3科目の勉強をきちんと春から続けているのであれば基礎的な内容はすでに完成しているはずだからです。
 
 
センター試験は毎年似たような大問構成でマーク式かつ国英数が時間が足りないのでそこの問題点を解消するためにセンター試験になれることが必要です。
 
そのために過去問を解く対策を行います。
 
しかし私立大学が第一志望の場合は各科目10年分も解けば十分です。
 
私立大学が志望校の方でセンター試験が必要な受験方式はセンター利用だと思いますが、センター利用は国公立大学志望の方が滑り止めでとりあえず受けたりするので一般入試よりも偏差値は非常に高くなります。
 
 
さらに私立大学の場合一般入試ではセンター試験の点数は反映されずに2次試験の結果のみが反映されます。
 
 
ですのでこのセンター利用入試に力を入れるよりも大学個別の試験の対策に私立大学が志望の場合は力を入れた方がよいと言えます。
 
 
 
 
以上が私立大学が第一志望の場合のセンター試験対策の方法と時期です。
 
 
 
続いて国公立大学志望の方の場合のセンター試験対策について話していきたいと思います。
 
 
国公立大学志望の方の場合センター試験の重要度は高いです。
 
まず大学個別の二次試験でも利用する科目については基本的に基礎力はついているはずです。
 
なので対策の方針は私立大学第一志望の場合と同じで過去問を解くのがメインになります。
 
国公立大学志望の方の場合センター試験は落とせないところですので私立大学が志望の場合よりも多くの年数分を解く必要があります。
 
しかしセンター試験は近年傾向が変わっていたりするのであまり昔のものを解いても慣れといった点では効果が見込めません。
 
ですので各大手予備校が出版しているセンター試験型のマーク式の模試のようなものが何回分か入っている問題集を購入し利用するのが良いでしょう。
 
 
代ゼミ・駿台・河合塾がこの手の問題集を出版していますが河合塾のものだけ少し簡単で駿台は少しセンター試験より難しいと言われています。
 
ですので河合塾・代ゼミ・駿台の順番で解くのが良いと思います。
 
対策を始める時期自体は11月からでも間に合うと思いますが10月からですと余裕があります。
 
 
次に二次試験で使わない科目についてです。
 
二次試験で使わない科目については勉強自体を始める時期は夏ごろ、7~8月くらいからでも十分に間に合います。
 
 
配点の所でお話した通り7割程度得点することを目標に勉強するので夏からでも十分に間に合います。
 
 
インプット系の講義型の参考書1つとアウトプット系の問題集の参考書1つを完璧にしてあとは上記と同じように過去問等を解いていけばよいです。
 
社会科目や理科基礎であれば夏からでなく10月からでも十分に間に合わせる事が出来ます。
 
 
以上が国公立大学志望の方の場合センター試験対策と時期の話になります。
 
 
まとめると
・私立大学第一志望の場合
 
対策時期は11月からで対策は過去問を解いてセンター試験になれて素早く時間内に解けるようにする。
 
 
・国公立大学志望の方の場合
 
・二次試験で使う科目
受検勉強開始時期が春からだとすると対策時期は10月か11月からで対策は過去問+各種予備校の問題集を解いてセンター試験になれる
 
 
・二次試験で使用しないセンター試験のみ使用する科目
勉強開始時期は夏から、最悪10月からでも間に合う。
参考書をインプット系とアウトプット系1冊ずつ終わらせてからあとは上記と同じ。
 
 
となります。
 
 
ここまでの解説は夏が終了する段階で二次試験でも使用する科目の基礎が終了していることが前提です。
 
基礎がおろそかになっていると受験は必ず失敗します。
 
夏も残り少ないですが出来るだけ基礎的な範囲を全て完璧にして言いましょう。
 
 
 
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