こんにちは武田塾五位堂校の景山です。
今回は私立文系志望の方に3科目目の選び方を解説しようと思います。
基本的には国語・英語の2科目と社会か数学のうち1科目の選択になると思います。
つまり
世界史・日本史・地理・政経・数学1A2Bからの選択になります。
数学か社会か
まず数学選択か社会選択かですがおススメは人によって異なります。
それぞれにメリットとデメリットがあるためです。
社会のメリット
・暗記科目なので自学自主しやすい。
・暗記科目なので1度高得点を取れるようになれば高得点で安定する。
社会のデメリット
・学習にかかる時間が膨大、演習までなかなかたどり着けない。
・得点調整で点数が下げられやすい。
数学のメリット
・得点調整で点数があげられやすい。
・学習にかかる時間は社会に比べはるかに少ない。
数学のデメリット
・計算ミスなどでなかなか得点が安定しない。
・そもそも数学受験出来ない大学・学部も存在する。
さて先にまとめてそれぞれを選択した場合のメリット・デメリットを書きあげました。
基本的に数学が得意なのであれば学習時間も少なく得点調整で有利に立てるので数学がおススメです。
得点調整とは科目間の不公平をなくすために平均点の低かった科目で受験した学生には加点し、逆に平均点が高かった科目で受験した生徒は減点される制度です。
異なる科目を選択できる場合なかなか平均点（難易度）を同じに調整するのは難しいためこのような制度が存在しますが実は私立文系の数学はそこまで難解ではありません。
数学選択で受験できない大学・学部は確かに存在しますがこちらもそこまで多くありません。
ですので基本的に数学に苦手意識がない場合数学受験を私は勧めます。
しかし多くの学生が数学が嫌・苦手で国公立大学から私立大学志望に変更している事実もあります。
社会選択でも時間はかかりますが逆に言えば時間さえかければ高得点で安定するので絶対に数学有利でもないです。
但し国公立大学を受験し私立大学も滑り止めなどで受ける場合は圧倒的に数学受験をお勧めします。
というのも私立大学の2次試験数学と国公立大学の数学の2次試験の問題との間には必要な学力や出題形式にそこまでさがないです。
ですので国公立大学で数学受験する方は特別な対策を私立数学に割く必要ないです。
しかし私立大学の社会はセンター試験の社会とマークか記述かといった出題形式から難易度も異なりつく別に対策が必要になってきます。
よって国公立大学で数学を使う方は私立大学の受験でも数学を使用するのがおススメになります。
志望校で利用できる科目を調べて自分に合った選択をするようにしましょう。
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