私立大学入試を攻略！【勉強の進め方や本番の準備】

こんにちは、武田塾五位堂校です。

私立大学入試の本番がぼちぼち増えてくる時期になってきました。
五位堂校の生徒さんも、今週入試の生徒さんがたくさんいます。

私立大学入試は日程が連続したり、複数の大学の入試問題を解く必要があるため大変ですよね。

そこで、ここでは私立大学入試の本番に向けての対策方法を書いていきたいと思います。 session-1989711_640

まずは過去問を解こう

まずは、受ける予定の大学の過去問を一通り１回解いてみましょう。そして、問題の傾向と現在の点数を把握します。そして、目標点数を決めて現在の点数から伸ばすことが、入試全般の勉強の共通の目的です。

伸ばすべき点数も、全科目で同じくらい〇点取ろう！みたいな大雑把なやり方ではダメです。
科目・大問・設問ごとに、これからもっと伸ばせそうな部分、得意だから間違わないようにする部分を自分で理解しておきましょう。

また、教科ごとに点数調整が入る大学が多くあります。
つまり、得意科目で点数を取れても下方修正される可能性があるのです。

そのため、大学ごとにどの教科でどれくらい点を取るべきか、という目安が変わってきます。
学校や塾・予備校の先生、志望校の先輩などに確認しておかないと、戦略が立てづらいです。

ただ、私立大学入試は複数の大学や同じ大学の複数の学部を受験することが多いため、対策が複雑になってしまいそうです。そこで、そんな時のための対策を次に紹介します。

複雑な私立大学入試を解きほぐそう

一見複雑で対策が難しそうでも、一度やるべきことが分かれば意外とすんなり解決できるものです。
その対策方法を分かりやすく説明したいと思います。

たくさん試験を受けるといっても、すべてが全く違う内容という訳ではないと思います。同じ大学だったら学部が変わっても問題の内容が変わらない部分は多いのではないでしょうか。その場合、一つの対策を立てれば解決できますね。

また、別の大学の問題でも、似たような傾向の問題があれば一緒にカバーする事が出来ますね。

この大学の問題は、この参考書のこの部分で練習する、この大学とこの大学はこの方法で一緒に対策する、といった形で具体的な戦略を自分で理解して、その通りに取り組むことが重要です。

ただ、すべての大学で目標点数を取ろうと思って、完成度が下がる場合は第一志望の大学の目標を優先して進めた方がいいでしょうね。

本番の連戦を乗り切るために

しっかりと大学ごとに対策を練りました！
とはいえ、受験が連続すると体力的にキツいのはもちろんのこと、
混乱して暇な時間に何をしたらいいか分からなくなりそうですよね。

でも、それも事前に決めていれば大丈夫です！

受験前日にするべきことは何でしょうか。

入試問題の傾向をもう一度確認しておきましょう。
どんな問題が出るのかを頭にインプットして、どんな風に進めるかをイメージしておけば本番の緊張や焦りが減ると思います。
当日の朝に慌てて確認するのはやめましょう。
どうしても焦ってインプットの質が下がりますし、一度寝て記憶に定着させたほうが良いですよね。起きたらもう一度傾向を再確認でバッチリです。

slump_good_man_study

入試当日も、休憩時間などのすきま時間は結構あると思います。
そういう時間で、苦手な分野の講義系参考書をチェックしておきましょう。
弱点の部分だからこそ、本番で出たら得点アップが狙えますよね。他にも現代文・古文・漢文や英語は、普段の自分の読み方を実際に読んで慣らしておくと試験開始の瞬間からいいスタートダッシュが出来ると思います。

試験が終わっても気を抜かずに出来ることをしましょう。
試験で分からなかったり解答の根拠に自信がなかった問題は参考書で確認しておきましょう。
同じ大学の試験を連続で受ける場合は、問題の傾向も似ていることが多いので翌日以降の得点アップが狙えますよ。