今回は奈良女子大学について紹介していきます。
奈良女子大学は奈良市北魚屋東町にある国公立の女子大学です。
日本には国公立の女子大は2つしかなく、奈良女子大学とお茶ノ水女子大学です。
奈良女子大学の沿革
それではまず沿革について紹介します。
奈良女子大学は1908年に設置された奈良女子高等師範学校をその前身としています。
1924年に奈良女子高等模範学校を母体として奈良女子大学が発足しました。
「女子の最高教育機関として、広く知識を授けるとともに、専門の学術文化を教授、研究し、その能力を展開させること」
を目的として設立されました。
奈良女子大学のアクセス
奈良女子大学は、「近鉄奈良駅」から徒歩5分です。
また、奈良県の中心的な駅である「大和西大寺」から6分ほどで到着します。
奈良女子大学のアクセス
奈良女子大学
〒630-8506
奈良市北魚屋東町
最寄り駅
近鉄奈良駅、近鉄大和西大寺駅
奈良女子大学の偏差値・難易度
次に学部それぞれの偏差値について解説していきます。
まず奈良女子大学には3つの学部がありその偏差値は50から60となかなか幅広いです。
共通テストの得点率は62%から75%となっています。
それでは一つずつ見ていきましょう。
生活環境学部には5つの学科が含まれます。
それぞれの偏差値は以下の通りです。
学科 | 偏差値 |
食物栄養学科 | 60.0 |
心身健康学科 | 57.5 |
住環境学科 | 57.5 |
情報衣環境学科 | 55.0 |
生活文化学科 | 55.0 |
文学部の偏差値は60.0です。
3つ目が理学部でこれには2つの学科が含まれています。
偏差値 | |
化学生命環境学科 | 50.0 |
数物科学科 | 50.0 |
文学部と食物栄養学科の偏差値はかなり高く、国公立大学の中でも上位レベルの難易度です。
このレベルになると、共通テストの点数も7.5割~8割が欲しいところです。
また、他の学部についても奈良女子大学の問題はかなり難しいので、計画的な対策が必要になります。
奈良女子大学の学部
奈良女子大学の学部を具体的に紹介していきます。
生活環境学部
この学部では人間の生活と、生活を取り巻く環境について研究、分析をしています。
食物栄養学科
食物や栄養について研究します。
管理栄養士や栄養教諭、家庭科教員、食品衛生監視員・管理者の資格を取ることも可能です。
心身健康学科
人間の心身の健康について、生理学や人間工学、心理学、スポーツ科学など多様なアプローチから研究します。
情報衣環境学科
人間の生活に欠かせない衣服。
そんな衣服の快適な環境構築を目指し、素材や生産工程、廃棄やリサイクルといった循環などを学びます。
住環境学科
快適に、かつ自然環境と共生できる住環境を総合的に作り出すことを目指します。
そのために、住宅や家具から都市まで住環境に関わるものごとを広く学びます。
生活文化学科
生活文化、つまり衣食住の文化を人文社会学の様々な視点から研究します。
歴史や地理学、心理学など多様な学問の複合領域で学ぶことができます。
文学部
文学部は学問領域ごとに3つのコースに分かれてます。
人文社会学科
人文社会学科は専攻に応じて、
・考古学や古代アジア史を学ぶ古代文化学コース
・中世以降の日本史やアジア史、西洋史全般を歴史学コース
・社会学を学ぶ社会情報学コース
・地理学を学ぶ地域環境学コース
・社会学や文化人類学の視点からメディアの役割を研究する文化メディア学コース
に分かれます。
言語文化学科
言語文化学科は
日本語・中国語の言語学・文学研究を行う日本アジア言語文化学コースと、
英語・ドイツ語・フランス語の言語学・文学研究を行うヨーロッパ・アメリカ言語文化学コース
に分かれます。
人間科学科
人間科学科は教育学・人間学コースと心理学コースに分かれます。
教育学・人間学コースでは、教育や哲学、倫理などを学ぶことができます。
これらの学問を通して、人間の本質について探求します。
心理学コースでは、心理学のアプローチからの人間の総合的理解が目指されます。
理学部
ここではいかにして数学と物理が密接して連携しているのかを理解したり、化学と生物科学が連携した理系共通基礎教育を行います。
数物科学科
数学や物理を学んで、社会の課題を解決する技術を開発する力を養います。
化学生物環境学科
化学・生物学・自然情報学を学び、それらの学問を総合的に学びます。
それらを通して、自然環境と人間の共存の課題を解決する人材を育成します。
奈良女子大学の特徴
最後に奈良女子大学の特長について3つ紹介したいと思います。
歴史的な建築物が多い
1つ目は歴史的な寺や神社が近くにたくさんあることです。
大仏で有名な東大寺へは徒歩10分、興福寺へは徒歩10分、五重の塔までは徒歩8分ほどです。
放課後には奈良市内のお寺を回って参拝することが出来ます。
「古都奈良の文化財」を肌で感じることが出来るでしょう。
キャンパスに鹿がいる
2つ目は「鹿」が学内に入ってくることです。
奈良市内では奈良公園に限らず鹿があちこちをうろついています。草を求めて学内に入ってくることもしばしばあるようです。
キャンパス内で鹿に出会えるのはなかなか珍しいのではないでしょうか?
奈良県民からするとよく見る光景ですが、他県の人が見ると少し異様な光景でしょう。
せっかくなので「鹿せんべい」をあげてみて下さい。
先生との距離が近い
3つ目は先生との距離が近いことです。
キャンパス自体がそれほど大きくなく、学科によっては生徒自体の人数が少ないため学生間の距離が近く、仲良くなれます。
それと同様に先生との距離も近く、先生と生徒がお互い顔を覚えあって、コミュニケーションを取りやすいです。
先生との距離が近いというのは大事な要素の一つです。
まとめ
今回のまとめです。
・日本に2つしかない国公立の女子大学
・先生や生徒の距離が近い
・衣食住に関係する学問が豊富
いかがだったでしょうか?
今回は奈良女子大学について紹介しました。皆さんの役に立てば幸いです。
香芝市五位堂駅周辺の大学受験個別指導学習塾・予備校ならE判定から逆転合格!授業をしない。武田塾五位堂校
勉強・受験に関して悩んでいる方、香芝市五位堂駅付近の予備校・個別指導学習塾選びに迷っている方、逆転合格を目指す方、お気軽に無料の受験相談へお越しください!
全て無料で相談をお受けしております!
何から勉強に手を付けてよいか分からない高校生
どの大学にすべきか分からない高校生
苦手教科の勉強方法を教えて欲しい高校生
大学受験受験教科毎の勉強の割合をどうするべきか分からない高校生
大学受験共通テストの勉強方法と時期はどうすべきか分からない高校生
そもそも単語が覚えられない高校生
大学受験すべきか分からない高校生
お金をかけずに大学に進学する方法を知りたい高校生
具体的な英検対策を知りたい高校生
1年で偏差値を11以上伸ばす方法を知りたい高校生や親御様は是非武田塾五位堂校にご相談にお越しください。
香芝市瓦口2153ノーブル壱番館1F
香芝市五位堂駅徒歩3分