現役生で成績やばい。偏差値40くらいで志望校と偏差値10くらい違うから、今年は諦めて浪人する。
こういう受験生の中には、今年受験しても負け戦になるから入試を受けずに浪人を迎える人が一定数います。
ここで言いたいのが、
「いや受験しろよ」
ということです。
浪人を覚悟した受験生に求められるのは、来年確実に合格するための長期的な計画性です。
ですが、正直に申し上げて本番の入試を経験せずに浪人をする人は、先を見通す能力が低いと言わざるを得ないです。
今回はどんなに実力不足でも現役生は入試を受けるべき、という説明をしていきます。
なぜ入試は受けた方がいいの?
なぜ入試を受けた方がいいのか、理由を説明します。
自分にとってこれから説明する内容が未来の自分のメリットとなるかどうか、考えながら読んでください。
①自分の最終的な成績を確認できない
入試は本番で自分がどれくらい点数が取れるのか確認する絶好の機会でしょう。
受験勉強は基本的に本番から逆算して計画を立てることになります。
なので、現役時の自分の最終的な成績を自覚できていることは非常に重要です。
共通テストは実力がそのまま点数に反映されやすいので受けるべきです。(特に、地歴公民と理科)
また、私立大学の場合、本番の入試結果を送ってくれる大学があります。また、国公立の場合は受験した年度の5月~7月ごろに成績を開示してくれるところが多いです。
中には申請しないと成績を確認できない大学もあるので注意が必要です。
その大学の入試要項を読んだら大体ほぼ分かるので、確認しておきましょう。
②本番の経験をしておく
2番目の理由の方が重要です。
現役時の成績が40~50くらいの生徒がMARCHや関関同立、早慶や国公立を目指す場合、現役の1年間の勉強は正直アドバンテージになりません。
あえてアドバンテージになるとすれば、本番の緊張感での難易度を経験しているかどうかでしょう。
自分が本番に弱いタイプか強いタイプかは、普段しないようなミスを本番でしているかで結構わかります。
また、本番は模試ともまた違う緊張感が入試会場に走っているので、それを肌で感じておいた方がいいです。
その雰囲気を思い出し、「あの場で合格点に達するだけのパフォーマンスをする必要がある」と意識して勉強することで、本番経験のない現役生と最大の差を付けられます。
確かにあまりにも実力が乖離している場合、第一志望は受けなくてもよいと思います。
ですが、ワンランク下の大学群滑り止めでもよいので入試本番を経験しておきましょう。
浪人期間が始まる前に・・・
さて、最後に入試を受け終わり、残念ながら不合格で浪人するときに、
最初にしておくことを書いておきます。
①入試本番を振り返ろう
入試本番の振り返りを行いましょう。
これは、入試本番を経験したというアドバンテージを最大に活かすためです。
本番の雰囲気や緊張具合、集中度を何気ないことでもいいのでメモしておくことをオススメします。
また、入試の成績も単純に点数で評価せずに、
・基本的な問題
・標準的な問題
・発展的な問題
をそれぞれどれくらい得点できていたか確認しましょう。
基礎からやり直す必要があるのか、それとも実践的な内容に課題があるのか、など人によって得られる情報があると思います。
これは本番の次の日にやってしまうことをオススメします。
放っておくと1週間とか酷い場合は1月経ってやっと振り返りをすると思います。
ですが、そんなに遅くなると当日の記憶はほとんど無です。
「この問題は基礎レベルの問題で、あまり悩まずに答えれた」「この問題は時間がかかる予感がしたが捨てずに解いてしまい、後半の時間を圧迫した」など、
細かい記憶が薄れないうちに自分の中で吸収してください。
②1年間の受験勉強を振り返ろう
もう一つして欲しいことは、1年間の受験勉強を振り返ることです。
大きく、春夏秋冬に時期を分けて、どんな勉強をしていたのか、何が悪かったのかを考えてみて下さい。
暗記が不十分だった、理解するまで解いていなかった、など要因は様々だと思います。
なぜ落ちたのかわからない・・・という疑問がある場合は、 使っていた問題集を基に問題をもう1回見直してください。知識不足や理解不足はこれをするとモロに出ます。
基本的な暗記事項をまとめた問題集を解いてみて、できていない問題がないか確認してみましょう。
基本ができていないと、入試問題で見たことがある問題が、実は問題集で解けていないです。
また、意外とくだらないミスをしたり、 「そこ間違えたか!?」みたいな間違え方を無意識にやってしまうのです。
③新たに一年間の計画を立てよう
以上のような振り返りを通して、なぜ現役時代にできない部分があったのか見つけましょう。
そして、自分に何が足りておらず、不足を補うために何をするのか、新しい1年に向けて計画を立てましょう。
こういった振り返りと、勉強計画の設定をしておかないと、高確率で成績があまり伸びないまま浪人期間は終わると思います。
(これは、多くの現役時代に失敗した受験生は勉強の方法が悪いため、勉強時間を増やしてもあまり成果が期待できないからです)
まとめ
今回のまとめです。
・浪人を決めても入試は受けよう
・入試本番の雰囲気を知っていることは一番の経験
・浪人が決まったら一年の計画をしっかり確認する
浪人しても、勉強法や計画の立て方を見直さないと成績は格段には上がりません。
そして、有名大学や難関大学に合格する現役生はそれらのことができています。
少しでも他の浪人生や受験生に差を付けるために、できることをやりましょう。
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