自宅浪人に花束を
大げさなんて言わないで
理由なんて聞かんといて
自宅浪人生向けに、1年間のアドバイス
自宅浪人生向けに1年間のアドバイスです。
生活リズムや勉強中の注意点を書いてます。
最低限、ここに書いた生活リズムの話や勉強の注意点は守らないと上手くいかないと思います。
生活リズムこそ全て
生活リズムを整えて、健康的に生活すること。
これが、一番重要です。
日本国憲法でも定められている、国民の権利です。
大学に落ちることより、心身の健康を害することの方がよっぽど問題です。
健康のためにすること
健康のためにしたほうがいいことを書きます。
①就寝時刻・起床時刻を決める
②毎日30分程度運動をする
③twitter, Instagram, facebookをやめる
①就寝時刻・起床時刻を決める
基本的に浪人生は自由なので、生活リズムが乱れがちです。勉強時間が多少変動するのはいいとして、就寝時刻と起床時刻は決めておきましょう。
体内リズムは朝日光を浴びたタイミングで決まるとされています。体内リズムがズレると自律神経に悪影響を及ぼします。ここまでくると、心身に悪影響です。
毎日同じ時間に起きて、日光浴びて、同じ時間に寝ましょう。
②毎日30分程度運動する
運動には2つの意義があります。
まず1つが健康。運動不足は単純に健康に悪いです。免疫とかも下がります。
また、ストレスへの耐性も高まります。
もう1つの意義が勉強の為です。運動のあとは集中力が高まります。
運動時間が10分程度でも効果があるようです。
また、毎日有酸素運動を20分程度すると、より集中力が増します。
③twitter, Instagram, facebookをやめる
これらのSNSは他人の様子が見えてしまうからやめておいた方が良いです。
現役で大学に進学した友人の、楽しい楽しい近況報告を平静を保って見れますか!?無理でしょう!
悪気とか一切なしに、新大学1年生のSNSなんて輝きしかないですからね。そんなの見たら発狂しますよ。
その友人の近況報告を見て、あなたに利点はないです。見る時間が勿体ないうえに、見たら精神的ダメージを受けるだけです。やめましょう。
(twitterが運んでくるのは、幸せな青い鳥ではない)
SNSから少し話がズレますが、定期的にスマホの通知を見るのもやめた方がいいです。
スマホの通知を見るのが癖になっていると、そっちに気が取られて勉強の効率下がります。休憩中はさっき書いたような運動を軽くやって、好きな音楽でも聴いてください。
勉強に他人の視点を取り入れる
大学受験のメインである、勉強についてです。
自宅浪人で大切なことは、他人の視点を取り入れることだと思います。自分の勉強を客観視すると言ってもいいです。
受験学年の友達が特に目標や目的意識なしに勉強をしていたら、「期限を決めて問題集をやれよ!」と思いますよね。
ひたすら問題集ばっかりやって、模試の受験や過去問をやってない友達がいたら、「一度自分の実力がどれくらい付いていて弱点はどこなのか、本番形式で確認しろよ!」と思いますよね。
他人の場合は客観的に勉強の仕方が正しいか(ある程度は)判断できます。それが、自分のことになると十分客観的に見れなくなるのが人間です。
学校や塾があると、そこらへんアドバイスしてくれるので変に偏った勉強にはなりづらいです。ですが、自宅浪人は基本的に1人で勉強しています。家に帰ったら家族もいますが、親の言うことなんて信用していないし、聞きたくもないというのが、多くの10代後半の本音でしょう。
自宅浪人では黙々と勉強するだけではいけません。
自分が志望校に合格するためには何が必要で、今している勉強はそれに見合っているのか。
どの時期に何の勉強に取り組むのか、定期的に振り返ることが必要です。
客観視に必要なこと
客観視に使える手段を紹介します。
自分の1日を書き出す
自分が1日の間にいつ、どれくらい勉強したのか、問題集のページ単位で書き出しましょう。
また、勉強以外のことをどれくらいしたかも書き出します。
例えば、iphoneだったら設定からスクリーンタイムを選べば、その日何時間スマホを触っていたか詳細に分かります。仮にダラダラ2時間もYoutubeを見ていたら、時間の無駄なので修正する必要があります。
これは私のスマホのスクリーンタイム。
土曜は仕事なので3時間。
日曜日は…。夜中がやけに多いが、これはニコニコで無意味なクソ動画を見ながら寝落ちしたため、4時間くらいスマホを見続けていたことになっている。寝る前にスマホを見ると、眠くなくなるうえに、寝落ちも睡眠の質を下げるのでこういう習慣は次の日が休日でも止めた方がいい(自戒)
曜日ごとに勉強時間やそれ以外のことをしている時間は違うかもしれない。見比べてみると自分の生活リズムやバイオリズムが分かるかもしれない。
1日の過ごし方を書き出したら振り返りをしましょう。そして、その反省を翌日以降に活かします。反省こそ、客観視です。
反省する時は、明日は今日よりもいい1日にする!という意識でいると、あまり勉強が出来なかった日でもネガティブにならないと思います。
長期的な計画を立てる
自分を客観視するためには反省が一番です。
ですが、そもそも土台となる計画が無くては反省のしようがありません。
ゴール=受験合格、長期的な計画=3か月単位、短期的な計画=1か月単位くらいで計画を小分けして、1日の勉強に落とし込む。
計画があればこそ、短期的な計画が実現できそうか反省できます。
定期的に友達と進捗を共有する
ひとりで勉強していると、自分ではしっかり勉強しているつもりでも、それが一般的な量なのか分からなくなってしまいます。
定期的に友達と、1日どれくらい勉強しているか、模試はどれくらい取れたか、など進捗を報告してみましょう。
あんまりマンネリ化するのもよくないので、1カ月に1回とか、多くても週に1回でいいと思います。
できれば、自分よりも勉強ができると思う人とするといいと思います。その人と会うたびに刺激がもらえますし、その人を追い越すという競争心が湧きますから。
逆に自分よりも出来ない人とやると、傷の舐めあいや自分より劣った人間を見て安心材料にしそうなので止めた方がいいと思います。
定期的に模試や過去問に挑戦する
本番形式の問題は、他の何よりも自分の学力について客観的な情報を与えてくれます。
特に模試は、現在の自分の立ち位置と、これからどれだけ成績を伸ばせばいいのか、はっきりとした指針を教えてくれます。
過去問も早めにやっておきましょう。普段の勉強は本番の入試形式で点を取るためのものです。本番での自分の実力の一番の目安は過去問です。また、時期が限られますが冠模試は絶対に受験しましょう。
過去問をやった際は、自分に何が足りないのか、”他人視点で”考え、普段の勉強でどう補うか考えます。
諦めも肝心
模試を受けてみて計画通りに成績が上がらなかったら自分の能力の限界だと思って、潔く志望校を下げるか、塾や予備校に入るのも大事です。
志望校を下げる場合→自力での成績上昇を低く見積もって、1年で行ける所を目指す
塾・予備校に通う場合→自力では間に合わないから、塾・予備校で上げ幅の底上げをする
というイメージ。
分からない問題の対処法は?
自宅浪人で一番困ることは、分からない問題を質問できる人がいないことでしょう。
この点については、正直地頭の良さ、志望校、人脈などで解決手段がかなり変わってくると思います。
どうしても大雑把になっていまいますが、それぞれの科目での対応策を書いておきます。
英語・国語 ――記述問題をどうするか
記述問題の書き方以外で分からないところがあるのはおかしいです(暴論)。
という冗談はさておき、基礎学力がある人なら参考書や問題集の解説で理解出来ることで、MARCHや関関同立までは合格出来ます。
国公立も、三重大学や和歌山大学などの地方国公立まではどうにでもなると思います。
ただ、授業で人からわかりやすく教えてもらわないと理解できない人が一定数いるのは事実です。
その場合はスタディサプリや学びエイドを契約して、映像授業を見て下さい。
記述問題や英作文について。こっちが問題ですよね。正直、要領が悪い人は添削がないと厳しいと思わなくもないですが…。
一応、スタディサプリや学びエイドの記述問題の解説は、なぜこの解答になるのか、文章を分解して解説してくれる構成になっています。
正答例の要素要素の妥当性を、その解説を聞きながら判断して、自分の解答はどこは良くてどこが悪いか判断する。どうすれば、正答例に近い回答ができたのか、解答を作る際の着眼点を考える。
こういったことを自分でできればどうにかなると思います。
また、『Canpas』や『得点奪取シリーズ』は正答例や添削例が載っているので自分の解答を客観的に添削しやすいです。
英作文だったらドラゴンイングリッシュあたりがいいと思います。結構細かい考え方まで解説してくれているので。
ただ、やっぱり、できる人から自分の記述に足りない部分を指摘してもらって、添削を受けた方が確実に上達します。
難関大志望で宅浪だとここが痛いですね。
数学
青チャートや基礎問題精講レベルで分からないところがあったら、そもそも数学向いてないから文転するなり、数学の比率が少ない国公立や私大を受けたら?というのが一点。
それでも、数学やるんだ~!という場合は、やはり映像授業かな。あとは、解説が鬼程分かりやすい『優しい高校数学』、『初めから始める数学』を買って、問題集のそばに置いておくって感じですかね。
共通テストまではこのやり方でいいと思います。
一般入試や二次試験レベルについて。正直、日東駒専や産近甲龍レベルの数学に大層な解説は要らないと思うので分からない問題というのは存在しないです。
MARCH・関関同立以上や国公立は、基本的には解説見て分からなかったら、似たような類題をネットで解説してるか探すしかないですね。
自分でじっくり考えて、次の日見返して、それでも分からなければネットで調べるのがオススメ。結局数学って、ある程度自分で考えないと力付かないので。
理科
ほぼ数学と同じですね。
社会
映像授業とネットでほぼ解決するはずです。
それで無理だったら、学校の先生や塾の講師も無理だと思う。
小論文
正しい文章が書けているか、知識が間違っていないか、などは参考書やネタ本見たら分かるのでどうとでもなります。
ただ、内容の独自性みたいな、文章の中身の評価はちょっと自分で添削するのは無理かな~と思います。
多分安い値段でも添削サービスあるから、そういうので小論文は添削してもらうのがいいです。
最後に
自宅浪人は生活リズムと勉強習慣を安定させるのを最優先でしましょう。
最初の1カ月はそれだけ心掛けて、下手に教科数は増やさなくていいです。
あとは、自分は遊びで浪人しているわけではない、という気持ちを常に持っておくことですね。自分の将来への責任と、投資してくれている親への責任をもって、日々を過ごしましょう。
感謝しろとまでは言いませんが、無駄な1年を過ごすために生活費を払ってもらうのは流石に親に対して失礼です。
また、自分の貴重な1年間を棒に振ることになるので止めましょう。
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