今回紹介する大学は大阪大学です。
この記事の筆者の私も現役受験生の時は大阪大学も志望校の視野に入れて勉強していました。
では早速大阪大学はどのような大学か説明していきたいと思います。
厳しい大学?大阪大学の概要
さて大阪大学の概要を説明していきたいと思います。
大阪大学は旧帝国大学の一つで大阪に拠点を置く国公立の総合大学です。
大阪大学の歴史ですがこちらの大阪大学のHPに非常に分かりやすい図とともにまとめられています。
https://www.osaka-u.ac.jp/ja/guide/about/history
こちらのページを参照すると大阪大学の始まりは医院を基にした「適塾」という私塾だそうです。
適塾の創設は1834年なので前回紹介した京都大学と同様、やはり旧帝国大学はかなりの歴史があります。
また京都大学が工学が基になっているのに対して大阪大学は医学が基になっているようですね。
どちらも理系の学部が基になっているようです。
確かに大阪大学の理系の学部は有名なものが多いです。
他の大学にはない基礎工学部や白い巨塔で有名になった医学部等は良く名が知られています。
もちろん旧帝国大学の総合大学ですのでその他の学部も文系含めて高レベルな教育と研究は行っています。
では京都大学でもみた大学の理念を見てみましょう。
以下引用
<大阪大学は、開学以来の国立大学という組織を離れて、国立大学法人として新たに出発する。かねて大阪の地に根づいていた懐徳堂・適塾以来の市民精神を受け継ぎつつ、「地域に生き世界に伸びる」ことをモットーとして、それぞれの時代の社会の課題に応えてきた。歴史の大きな転換点をむかえつつあるいま、大阪大学が国立大学法人として新たな出発をするこの機に臨み、将来の豊かな発展を期して、あらためて自らの基本理念を以下のとおり宣言し、大阪大学の全構成員の指針とする。
1.世界水準の研究の遂行
大阪大学は、人間そのものや人間が構成する様々な社会、及びそれを取り巻く環境や自然のあらゆる分野について、また、それら相互の関係について、その真理を探求し、世界最先端の学術研究の場となることをめざす。
2.高度な教育の推進
大阪大学は、次代の社会を支え、人類の理想の実現をはかる有能な人材を社会に輩出することを、その目標とする。
3.社会への貢献
大阪大学は、教育研究活動を通じて、「地域に生き世界に伸びる」をモットーとして、社会の安寧と福祉、世界平和、人類と自然環境の調和に貢献する。
4.学問の独立性と市民性
大阪大学は、教育研究の両面において、懐徳堂・適塾以来の自由で闊達な市民的性格と批判精神やその市民性を継承し、発展させる。学問の本質を踏まえ、いかなる権力にも権威にもおもねることなく、自主独立の気概のもとに展開する。
5.基礎的研究の尊重
大阪大学は、すべての分野において基礎的・理論的な研究を重視し、世界水準の研究を自らの課題として、次世代においても研究のリーダーであることを標榜する。
6.実学の重視
大阪大学は、実学の伝統を生かし、基礎と応用のバランスに配慮して、現実社会の要請に応える教育研究を実践する。
7.総合性の強化
大阪大学は、総合大学としての特色を追求する。たんなる部局の集合体ではなく、人文科学・社会科学・自然科学・生命科学など、あらゆる学問分野の相互補完性を重視するとともに、新時代に適合する分野融合型の教育研究を推進する。
8.改革の伝統の継承
大阪大学は、つねに世界に先駆けて新たな学問分野を切り拓き、それに見合った教育研究組織を生み出してきた自己革新の伝統を継承し、絶えざる組織の点検・再編に努める。
9.人権の擁護
大阪大学は、その活動のあらゆる側面において、人種、民族、宗教、信条、貧富、社会的身分、性別、障がいの有無などに関するすべての差別を排し、基本的人権を擁護する。
10.対話の促進
大阪大学は、あらゆる意味での対話を重んじ、教職員および学生は、それぞれの立場から、また、その立場を超えて、互いに相手を尊重する。
11.自律性の堅持
大阪大学は、直面する課題に対し、構成員間の協調をとおして、自らの意思においてその解決を図る。>
ここまで
https://www.osaka-u.ac.jp/ja/guide/about/kenshou.html より引用
京都大学に比べてかなりかっちりとしたお堅い印象を受けました。
自由を校風にしている京都大学に比べると厳しそうな印象を理念から受けます。
さらに大阪大学は理念とは別に行動規範といったものまでありました。
大阪大学は厳しくお堅い大学なのでしょうか。
確かに大阪大学は谷井を取るのが難しく、教授も厳しい教育を行っているとよく聞きます。
関西の国公立TOP3としてなにかと比較される京都大学・大阪大学・神戸大学ですがこのような言葉が昔から学生の間で言われています。
京大:空から単位が降ってくる
神戸大:地面に単位が落ちている
大阪大:地面に単位が埋まっている
これは学生の話を聞いているとあながち間違いではないようですが、近年は京都大学も厳しくなってきているようです。
ここまで聞くと大阪大学にマイナスの印象を抱くかもしれませんが、先ほど申し上げた通り近年各大学の取得単位の基準や学習ノルマなどは上がってきています。
大学の教育機関としての役割の低下を国が感じ取り厳しく教育を行う流れになっているのです。
そもそも大学には遊びに行くのではなくて学修しに行くわけであり、厳しいといっても真面目に勉強していれば留年はほぼないようなので、私はむしろ大阪大学のこの姿勢には好印象を受けました。
大阪大学の受験における特徴
さて続いて大阪大学の受験における特徴を話していきたいと思います。
基本的には国公立大学のなかで3番目、東大、京大に次いで難しい大学であると言われています。
文系なら一橋大学、理系なら東京工業大学が偏差値的には上ですが、総合大学としては日本で三番目の入学難易度を誇る大学であるといっても差し支えないでしょう。
共通1次試験と二次試験の比率は学部によって異なります。
文系は5:5程度で理系も5:5です
経済学部のみ特殊な傾斜配点が行われています
センター試験:二次試験が
1:9 か 9:1の配点で
高くなる点数で上位から65名ずつ取っていき
のこりを5:5の配点で合否を決まるといった方法です。
センター試験が高得点であれば安心できるし、センター試験で失敗しても逆転が狙いやすい配点となっています。
全体的なセンタボーダーは8割程度でやはり高得点が必要になります。
二次試験の特徴は京都大学ほど難しい問題が出されるわけではなく、基礎的なものを問う問題や、教科書をきちんと読んでいるか?といった問いを投げかけているような設問が出題されます。
特に文系数学はそこまで発展的な問題は近年出ていないかもしくはその問題が完投できなくても他の問題をきちんと解答知れば合格点には届くようになっているようです。
また英語には自由英作文が良く出題されるのでその対策は必須です。
センター試験の配点も低くなく、二次試験も基礎力の練度が試される問題が多いのでいきなり焦って発展的な内容の学習をするのではなくきちんと土台固めから行っていくことが大阪大学の受験では大切であるといえます。
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