旧帝大に憧れるという受験生は多いと思います。
旧帝大ってカッコイイですよね。
そんな旧帝大を目指すにあたって、2年生からしておきたいことを解説していきます。
まず、最初に軽く旧帝大とは何か、入試の特徴などについて説明します。
そもそも旧帝大ってなに?
旧帝大とは、戦前に政府が設立した大学群の呼称です。旧帝大は略称で、正確には旧帝国大学です。
東京大学、京都大学、大阪大学、名古屋大学、東北大学、九州大学、北海道大学があります。
そのうち、関西には京都大学、大阪大学があります。
また、名古屋大学は中部ですが比較的近いですね。
それでは、旧帝大に入るために何をすべきか説明していきます。
旧帝大に合格するために何をするか
旧帝大の入試の特徴について解説してきましたが、とてつもなく難しそうですよね。
ですが、2年生のうちから計画的に勉強していたら合格は不可能ではありません。
誰にでも可能性はあります。
旧帝大を目指すにあたって、高校2年生の内からやっておいてほしいことはこの2つです。
・英語と数学の基礎を2年生のうちに完成させる
・定期テストは真面目に受ける
次項では、なぜこれらを取り組んでほしいのか説明します。
英語と数学の基礎を2年生のうちに完成させる
まず、一つ目は「英語と数学の基礎を2年生のうちに完成させる」ことです。
なぜ、この2教科を完成させてほしいのか。
それは、英語と数学の特徴が
・量が多い
・積み上げの教科であり、成績が伸びるのに時間がかかる
・入試で差が付きやすい
・暗記だけでは乗り切れない
これらの特徴があるからです。
苦手な人が多い2教科ですが、旧帝大を目指す場合は苦手を克服し、3年生に入ったら受験問題にも取り組めるようにしておきたいです。
旧帝大の入試の特徴も踏まえてから、もう少し詳しく理由を説明します。
旧帝大の入試の特徴
文系の場合
文系の旧帝大入試では二次試験に数学が必要なところがほとんどです。
大阪大学の外国語学部など例外もあります。
また、東京大学では二次試験に社会2科目+国数英、京都大学では二次試験に社会1科目+国数英が出題されます。
科目数が多い分、勉強量が必然的に多くなります。
名古屋大学の一部学部は英国数社や英数小論など、少し例外的な学部もあります。
理系の場合
理系の旧帝大入試の特徴は、理科2科目+英数で、実質4教科であることでしょう。
また、京都大学や東京大学はさらに国語が必要になります。
名古屋大学の一部学部も国語が必要です。
文系理系に共通する特徴は、どの大学も日本最高レベルの難易度であるということです。
もちろん、旧帝大内でも科目ごとに難しい大学と簡単な大学はあります。
しかし、それ以前に旧帝大とそれ以外の国公立には大きな難易度の壁が存在しています。
そもそも、旧帝大に受かる人は同世代の2-3%しかいません。合格するためには他の高校生がやっていない努力が必須です。
そして、最も重要なことが、2年生の内から英語と数学の受験勉強を始めることです。
英語や数学は点数が延びるのに時間が掛かります。
それなのに、3年生から、なんなら部活引退してから本格的に勉強を開始して、上位層に追いつくのは無理があります。
2年生の内に基礎を完成させる早めの対策が必要なのです。
では、具体的に英語と数学は何ができたら基礎を学んだといえるのでしょうか。
以下では、英語と数学の基礎の具体的な勉強内容を解説します。
英語と数学の基礎の勉強内容
ここでいう基礎は、
英語の場合、
・『システム英単語』や『ターゲット1900』、『LEAP』等の単語帳の英単語を全て暗記している。
・『Next stage』や『Vintage』等に収録されている英文法を全て暗記している。
・構文解釈を身に着け、300字程度の英語長文を読解できる。
これらのことができることを指します。
数学の場合、
・数学ⅠA、数学ⅡB、(理系の場合は)数学Ⅲの基本的な公式や解法を使いこなせる。
・具体的には、学校教材や『数学基礎問題精講』『青チャート』の問題がどれでも解ける。
これらのことができることを指します。
公立高校の人間からすると驚きですが、私立の超進学校では当たり前のように2年生で数Ⅲまで終わります。
3年生では演習ばかりです。
競争相手と同じ土俵に立つためにも3年生になるまでに基礎は終わらせたいです。
偏差値の目安、勉強の計画など
偏差値の目安は55前後、共通テストの得点率は70%以上取れることを目指しましょう。
旧帝大を目指す場合、部活や学校の宿題とは別にこの2教科は最低毎日1時間ずつ勉強するようにしましょう。
中学生レベルの勉強が出来ていれば、最初からのスタートでも3年生の春休みには基礎が完成します。
「英語と数学の勉強」について分かったでしょうか。
次は、「定期テスト」を真面目に受けてほしい理由を説明していきます。
受験で使う科目の定期テストは真面目に受ける
高校2年生でしてほしいこと、2つ目は「受験で使う科目の定期テストは真面目に受ける」です。
英語や数学は受験向けに全範囲の勉強をしてほしいですが、理科・社会も定期テストは真面目に受けておきましょう。
理由は2つあります。
・計画を立てて、実際に行動し、結果を出す経験をしてほしい
・理科や社会の暗記をしておきたい
以下で、理由を詳しく説明していきます。
計画を立てて、実際に行動し、結果を出す経験をしてほしい
受験勉強とは、1年を通した勉強計画とその実行です。
受験生になって、初めて計画的な勉強を経験する人が上手くいく確率はあまり高くないと思います。
2年生の内から、「目標を決めて、その点数を取れるように勉強をして、実際に結果を出す」という経験をしてほしいです。
理科や社会の学習をしておきたい
理科と社会は暗記が多いですが、1,2年生の間に基礎を全て固めるほど重要ではありません。
このため、定期テストで本当に基本的な部分だけ覚えておきましょう。
どうせ大半は忘れますが、一度覚えたことがある場合と、初めて覚える場合では受験生になった時に勉強の負担がだいぶ違います。
まとめ
・旧帝大を目指すなら、2年生の内に英語と数学の基礎を完成させる
・定期テストでは目標を立てて勉強しよう
旧帝大は難易度が高いですが、計画的に勉強を始めれば合格は可能です。
2年生の内から意識して勉強する人はそんなに多くはありませんから、ライバルと差を付けてしまいましょう。
おまけ:京大生に旧帝大受験についてインタビュー
以下のリンクに京都大学工学部に現役合格した武田塾五位堂校のT講師へのインタビューを載せています。
塾に通わず、独学で西日本トップの京都大学に合格されたスゴスゴ講師です。
https://www.takeda.tv/yamatoyagi/blog/post-170154/
実際に受かっている人がどんな勉強法をしているのかよくわかると思います。
今回の記事に合わせて書き下ろしたインタビューなので、是非見て下さい。
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