こんにちは!武田塾五位堂校です!
今回は、古典の参考書を一気に三冊紹介!
「岡本梨奈の1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本」
「岡本梨奈の1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身に着く本」
「古文ポラリス1・2」
これらの使い方と特徴を書いていこうと思います!
取組む順番
1:「岡本梨奈の1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身に着く本」
2:「岡本梨奈の1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身に着く本」
3:「岡本梨奈の古文ポラリス【1基礎レベル】」
4:「岡本梨奈の古文ポラリス【2標準レベル】」
これに並行して、古文単語帳を行っていきましょう。
MARCHレベル以上を志望する場合、これらをやった後に志望校の過去問を追加していきましょう。
「岡本梨奈の1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本」の使い方
この本は、初学者でも無理なく始められ、古典文法を効率よく学べる講義系参考書です。
特徴
特徴としては、どの順番から学べば分かりやすいか、改めて考え直したうえで構成されている点が挙げられます。
例えば世間では「古文は助動詞が大事」と言われているため、いきなり助動詞から勉強を始める人がいます。
しかし実際は、そこからやると理解が大変です!
そこで、この参考書では助動詞の理解を簡単にすることを考え、先に用言(動詞・形容詞・形容動詞)や敬語を学習するように工夫されています。
実際の構成と使い方
最初にその回のテーマと基本の確認が載っています。
次に「基本の解説」で生徒と先生の掛け合い形式で解説が行われ、それを読めば自然と理解できるようになっています。
解説を全部読んだ後は、理解しているかどうかを「基本問題」「応用問題」で確認しましょう。
「基本問題」は見てすぐに答えが出る状態、「応用問題」はすこし考えればできる状態になればクリアです。
志望校のレベルがあまり高くない場合、基本問題が完璧ならばひとまずはOK。
時間が無い場合、まずは基礎問題だけやって、応用は過去問や読解に入ってから足りなかったら追加するといった使い方もありです。
最後は「問題の解説」で答え合わせをするまでが1セットです。
古典文法に関しては、基本はこの一冊で十分全大学に対応できる力が付きます。
追加の問題集はどうしてもやりたい場合はやっても大丈夫です。
ただ本番では古典文法単独だと数問しか出ないので、あまり時間を費やすのはオススメしません。
必要な時間
理想的には2週間程度、最低でも1カ月で1周できればOKです。
1カ月で最低限の単語と文法は身に着けたら、次のステップに進みましょう!
「岡本梨奈の1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身に着く本」の使い方
こちらは単語・文法といった土台が出来上がった人が、入試の問題の前に読むべき読み方・解き方の両方が鍛えられる古文読解の講義系参考書になっています。
特徴
様々な箇所にあるヒントの見つけ方や分からない単語が出た時の対処法、限られた時間内に解くために選択肢を早く切る方法などが掲載され、より実戦に向けた知識が手に入るようになっています。
また、この本は2部構成で第1部は「読み方」、第2部は「解き方」のルールの説明をそれぞれ行っています。
第1部では、古文の場合主語や客体など様々なものが省略されているがそれをどう読み取るかといった事、学んできた文法を読解に活かす方法や書いてあることをどう生かすかの方法論を紹介しています。
第2部では文章を解くときの着目点、答えの導き方・解き方を解説しています。
通して読み方と解き方両方を身に着けることにより、入試の古文が自力で解けるようになります。
基本的な進め方
最初に「イントロ」として、生徒と教師の掛け合い形式での解説があります。
その中にまとめがある場合、そのルールをしっかり覚えましょう。
まとめが無い場合も色字や太字を意識して覚え、理解しているかを実際の入試問題である例題を解いて試しましょう。
解き終わったら、解答には図解を掲載しているので、間違えた場合は図解を読み込みましょう。
この際正解しているかだけではなく、手順通りに解けているかを確認してください。
もし取り組む中で文法事項の抜けを感じた場合「古典文法の基本&~」に戻って復習してください。
これが終わった後はいよいよ「古文ポラリス」です!
「古文ポラリス1・2」の使い方
武田塾のルートでもおなじみの、鉄板の古文問題集です。
特徴
「イントロダクション」の部分に、文学史的に知っておくべきことが書いてあります。
文学史が必要な大学を受ける人は勿論、必要ない人もそこを読んでおくことであらすじや背景知識が身に着き読み解きやすくなります。
そのあとの「本文解説」は図解のようになっていて、読み方のルールの再確認が可能になっています。
独学を前提に分かりやすさを意識した解説になっているため、武田塾のやり方と非常に相性がいいです。
また構成も、順番にやれば力が付いていくように工夫されています。
取組み方
まず辞書なしで、時間を測りながら解いていきましょう。
目安時間は問題ごとに指定されていますが、終わらなかった場合は納得いくまで解いて構いません。
解き終わった後丸付けだけをして終わりにしてしまう人が時々いますが、それだとあまり意味がありません。
何となくで正解した場合、本番でそれを再現することはほぼ不可能です。
解説を読んでみて、同じ解き方になっているかを確認しましょう。
違った場合はそれをしっかり覚えておくことと、解説を読んで分からなかった部分を潰すことが重要です。
また解き直しの際、内容一致や心情といった問題は現代語訳を一度見れば絶対に解けてしまうので、そこはやらなくて大丈夫です。
復習の時には、何も書いていない文章へ根拠を基に主語や客体を入れて大筋を掴む訓練が効果的です。
ポラリスの場合白文のページが無いので、復習用としてコピーを取ったものに書き込んでいきましょう。
本番の際に必要となる、現代語訳を問題文からだけで作り上げることの練習になります。
この際、一語一句同じでなくてもOKです。
大筋を捉えられてるかどうか、特に省略されがちな主語や客体がきちんと分かっているかに着目してチェックしましょう。
「古文ポラリス」の難易度
【1基礎レベル】
・基礎レベルの問題から掲載されている
・「読み方&解き方」が終わったあとやる
難易度としては入試対策問題集というより読解演習に近いですが、基礎レベルでも簡単な入試問題を使用しているので、形式に慣れることができます。
まずは読み切れるか、「読み方&解き方」で習った内容を使えているかどうかを意識して取り組んでみて下さい。
【2標準レベル】
・日東駒専レベル
・過去問をそのまま使っているので実戦的
このレベルからは、記述形式の問題も少し出題されています。
そこまで難易度は高くないので、志望校の入試に記述が無い場合も腕試しとしてぜひ取り組んでみて下さい。
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