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参考書の問題はできるのに、記述模試で完答できない場合の対策

奈良県立医科大学生の今井です。

 

参考書の問題はできるのに、記述模試で最後の方の問題がなかなか完答できない

と感じたことありませんか?

解説を見れば、そこまで難しくはない。

正味解けたなぁ。

 

僕が受験生の頃、何回もそういう経験をしました。

ある程度参考書を進めたから土台は出来ているはず。

記述模試で完答するには、

①テーマ別の解法を押さえる 

②一歩引く勇気 

が大切なように感じます。

 

①テーマ別の解法を押さえる 

①は例えば、整数問題では

❶積の形にする

❷不等式で絞る

❸余りで分類 

の3つがあります。

結局これらのうちのどれかで解けるはずなので、それほど迷うことはなくなると思います。

 

 

具体的にどう抑えるかと言うと、解法を整理したノートを作ることです。

模試や入試の休憩時間に見る事ができます。

解法をすぐ引き出せる状態になっていれば②を実現することが可能です。

 

 

 

 

 

②一歩引く勇気 

②は、自分が解いていて行き詰まった際に違う方針に切り替えられるかどうかです。

一発で正解の手順に到達できることはほとんどありません。

その際にいかに素早く方針を変えて様々な解法で思考できるかが大切になります。

当たり前ですが、試行回数が多いほど、成功する確率は高いですよね。

 

 

数学は何回も解いて再現答案を作るようにしてもらっていると思いますが、英語はきちんと再現できていますか? 

 

勿論、数学のように式などの過程を書くことは難しいとは思います。

 

再現とはあくまで思考の流れを復習するためのものです。

その為には数学と同じように論理的に説明できるまで理解することが重要になってきます。

 

所謂セルフティーチングですね。

 

長文のセルフティーチング

例えば指示語の問題では、原則前を確認する。

 

その際に同じような表現があるのでその内容を見る。

そこにさらに指示語があるので更に遡る。

するとそこには○というキーワードがある。

よって選択肢のうちそのキーワードが含まれているものが正解になる。

など。

 

論理的な道筋を他人に説明できるようにする。

 

長文問題ひとつひとつに対してそのような学習ができていれば、自然とその考え方が初見の問題に対してもできるようになってきます。

 

英語は言語なので長文を読みまくれば正解できるようになる。

これは余程の量を読めばできるようになるかもしれませんが、それだけでは文章の内容は概ね理解できても、問題に正解できるようにはなりません。

しっかり論理的に正解を導けるように日々の長文演習をより充実したものにしていきましょう!

 

文法のセルフちーちんぐ

長文に限らず、並び替え問題などの文法問題でも同じです。

間違いの選択肢はなにが間違いなのか?

自分の答えではなぜ間違いなのか?

など突き詰めて考えれば演習の充実差が飛躍的に向上すると思います。

 

 

解法を整理したノートづくりとセルフティーチングを是非やってみて下さい!

また、英語は音読しながら勉強することも大切です。

黙読より断然読む力がつきます

また、引っかかって読めない所も明確になり、読めていないのに読めた気になって勉強を中途半端に終えるということもなくなります。

 

 

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