受験では物理に救われた
五位堂校講師、奈良県立大学生の馬井です。
理系の皆さん!
理科は何を選択していますか?
自分は物理と化学を選択していました。
自分は理科のうち、化学は得意でしたが、物理はさっぱりで、学年平均を切るどころか赤点も日常茶飯事でした。
そんな自分でしたが、最終的には受験科目の中で物理は2番目、3番目くらいに得意な科目となり、受験では物理に救われたと言っても過言ではありません。
今回は僕なりの物理の勉強の仕方をお教えしようと思います。
物理のコツ
といってもそこまでたいそうな事をする必要はありません。
とにかく基礎を大切に!
とにかく問題を解く!
これだけなのです。
具体的に説明します。
力学は物理の初期に学習すると思います。
一番重要であることは勿論ですが、正直言って一番難しいです。
ここでドロップアウトする人が続出する事だろうと思いますが、それは正直もったいない気がします。
熱力学、電磁気学、波動、原子物理は目に見えない分、法則が力学に比べ理解しづらいというのはあるかもしれませんが、受験物理において(少なくとも超難関大学でない限り)法則の理解はそれほど重要ではなく、むしろどのように法則を運用するかの方が大事です。
これは典型的な問題をたくさん解けば次第に慣れていきます。
公式を見ながらでいいのでどの様なときに使えるのかを理解しましょう。
また、それによって法則に慣れてきたころには法則自体の理解もある程度できるようになっているはずです。
頭で考えるよりも先に手を動かしましょう。
一方、力学は確かに一筋縄ではいかない所もあると思います。
目に見える分、複雑な設定の問題が出やすいのです。
しかし、一連の運動としては複雑に見えるものも、丁寧に区切って考えれば意外と単純な運動の連続だったりします。
勿論全てという訳ではありませんが、小問ごとでみると、ここでは円運動の話が聞かれていて、ここでは等加速度運動の話が聞かれていて、ここではエネルギー保存則の話が聞かれている、などと分野ごとに分けて聞かれている事も多いです。
物理の力学を解くうえでやって欲しい事は3つ
①x軸、y軸を正の向き含めきちんと決める
②力の図示を丁寧に行い、不明な力は文字でおく
➂x方向、y方向での運動方程式を立てる
これさえ行うという事を意識していれば、あとは問題を解きまくる。
これに尽きます。
裏を返せば、これが出来ていない人はどれだけ問題をやっても伸びません。
それは、基礎の問題でおざなりにしている人も同じです(自分もその一人でした)。
応用問題だけ気を付けようと思う人がいるかもしれませんが、問題集を解くときぐらいならできるかもしれません。
でもいざ本番になるとそう上手くいく訳はなく、絶対間違えているはずです(もし間違えていないのでしたら、これ以降見る必要はありません)。
例えば、
静止摩擦力をfとおいていますか(まさかμmgなどとおいていませんよね)?
きちんと垂直抗力を描いていますか?
まあ、それは聞くまでもないかもしれませんが、Nと一旦おいていますか(すぐにmgとかmgcosθと決めつけていませんか)?
確かによく見る値で決めつけたい気持ちもわかりますが、いつか足元をすくわれます。
とにかく、物理では無意識のうちに手が動いて、最低限やるべき事が出来る様になっているのが理想です。
基礎の問題こそ大切にしましょう。
これを徹底すれば、一見複雑な設定の問題でも単純な問題に分割して考える事が出来るようになっているはずです。
有名な哲学者として知られるデカルトは「困難は分割せよ」といいました。
物理はその解決策が最も有効に働く科目の一つですが、分割したものを素早く無意識のうちに解くことができないのなら意味がありません。
以上、物理への取り組み方についてご紹介しました。
物理か生物かで迷っている人達へ
決して今の成績で決めないでください。
自分も物理の成績が悪かった事から、生物にゆらぎかけましたが、最終的に物理を選び、今はこの選択が正しかったと痛感しています。
物理には物理の過酷さがあり、生物には生物の過酷さがあります。
この科目は興味がある、この先生は面白い、この問題形式は自分に合っている、など何でもいいですから、とにかく現在の成績だけで決めるのだけはやめてください。
それだけは宜しくお願いします。
安積コメント💬
でました。
基礎の問題こそ大切に!
難関大学に合格した人は全員基礎を大切に!と言います。
難関大学合格者で応用問題をガンガン解きましょう!という人は見たことがないですね。
私も高校時代は物理が苦手だったのですが、大学に入ってからよくわかるようになりました。
センター試験も物理の点数が一番低かったと記憶しています。
そんな私も1年の教養課程で選択した物理は本当によくわかりました。
高校の物理の内容をもう一度教養科目の物理で履修したからです。
新規に覚えることはなく、単に高校内容の復習でした。
分からない問題も何度も解くと分かるようになるんだなと感じた次第です。
参考書を見ているだけではだめですよ!
問題を実際に解くことに意味があります。
回数をこなすと解けるようになると馬井講師が書いているのがよくわかります。
物理が苦手。でも受験で使いたい。そんなあなたは迷わず受験相談へ。
苦手な物理を克服した私が物理の勉強方法を教えちゃいます!
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