使ってはいけない参考書とは?
本屋さんの参考書売り場には、数えきれないほど多種多様な参考書が並んでいます。
しかし、それらの全部が全部、その人に合った参考書とは限りません。
そんなシーン別で使ってはいけない参考書にストップをかけていきます!
①レベルが合っていない参考書
・単語を覚えていない状態で難易度の高い本
・簡単すぎて時間の無駄になる本
がこれに該当します。
レベルに合ったちょうどいい参考書は
・半分ぐらい正解できる本
・解答を読んだらわかるぐらいの本
が目安です。
武田塾のルートを参考に、程よい難しさを見極めてください!
同じようなタイトルでレベルが違うこともあったりするので、注意して選ぶようにしましょう。
②終わらない参考書
手を出しても使いこなせないなら、やる意味がありません!
早慶レベルの参考書をやるケースでありがちなのが、中途半端にしか終わっていなくて結局使いこなせるところまでいかないケースがあります。
具体例として『基礎問題精講』と『チャート式』で話すと、参考書を完璧にする優先度は
1.ベストは終わる『チャート式』
2.終わる『基礎問題精講』
3.最悪は終わらない『チャート式』となります。
『基礎問題精講』よりも『チャート式』のほうが網羅性は高いので、完璧なら『チャート式』のほうが力はつきます!
だけど、大半の人は終わらないまま受験本番に突入してしまいます。
そこを踏まえると、取り組みやすい『基礎問題精講』を完璧に終わらせているほうが最終的に力が付きやすいので、武田塾のカリキュラムでは2番を採用しています!
完璧な1冊のほうが強いです!
参考書を使いこなすためには、
・いつまでに終わらせたいのか
・どれぐらいのペースでやればいいのか、間に合うのか
を意識して取り組みましょう。
③今使わない参考書
使ってはいけないではなく「買ってはいけない」パターンです。
半年後に使う予定の参考書を、今買う必要はありません!
よくやってしまいがちなミスとして、勉強始めたてで武田塾のルートの参考書を全部買い揃えてしまうことが挙げられます!
そこまでいくかわからない、また必要になるかもわからないので、本当にやめたほうがいいです!
今使わない参考書で失敗する例
・残り時間で調整したりもする
・改訂版が出ることもある
・一気に買うとうんざりする
参考書は買う瞬間が1番やる気があります!!
ですが、後で使おうと思いながら3ヶ月放置すれば、大半の人は開く気がなくなります!
実力がついたときの判断基準と、今の判断基準では違いがあります!
その参考書をやってみた結果、意外とここまでいけたから「この参考書いらなかったな…」ということもあるので、使う参考書はその時々の実力に合わせて選びましょう!
「チャート式」は危険な参考書!?
ここまで危険な参考書全体の傾向について話してきましたので、
ここからは具体的な例として「青チャート」のお話をしていきたいと思います。
数学の受験勉強でやろうとする参考書の筆頭が『青チャート』(基礎からの数学)だと思います。
進学校に通っている人は、学校教材として配られた人も多いでしょう。
ですが、正直なことを言えば
「『青チャート』はどうせ挫折するからやめておいたほうがいいのでは?」
というのが、武田塾の意見になります。
確かに『青チャート』は時間がある人、難関大学・特に理系や医学部へ受かっている人は使っている人が多いと思います。
みんな憧れる本ではありますが、挫折率が高いです!!
清水先生や高田先生が、これまで何千人も受験相談を行ってきた経験上でも
『青チャート』を本当に完璧にした受験生と出会ったことはないそうです。
受験相談に来なくて医学部に受かっている人や、東大・京大に受かっている人で完璧にした人は事実いると思います。
ただ、逆転合格を必要とするレベルの生徒で完璧にできた人は本当に少ないです!
進学校でも使われる……けど難しい!
また清水先生の経験上ですが、「青チャート」は進学校の生徒でもそこそこ苦労します。
数学が得意な人が使えば問題なく成績を伸ばせるので、進学校の場合『青チャート』が配布されることが多いです。
ですが、進学校の生徒でも「そこまで数学が得意じゃない!」「時間がかけられない!」という人が使うと厳しい場合が多いです。
仕上げきれないリスクを想定すると、あまり手を出さないほうがいいというのが全ての層に言えます!
怖がらせたいわけではありませんが、安全策として『基礎問題精講』に切り替えることがおススメです!
『数学 基礎問題精講』
この本は、武田塾の標準ルートにも採用されている質の良い参考書です。
『青チャート』の問題数と比べ、約1/3に厳選された問題なので挫折も少なく、また細かい解説付きで復習しやすく繰り返しやすいので、武田塾の勉強法と相性抜群!
本気を出して1日10問ずつ進めれば1ヶ月で終わるのも良い点です!
中途半端な『青チャート』よりも完璧な『基礎問題精講』!
もちろん完璧に『青チャート』をやれる場合だったら『青チャート』が強いです。
ですが、『青チャート』は量が膨大過ぎるので『基礎問題精講』をやるほうがオススメです!
なにを隠そう高田先生も挫折しました!
青チャートをやる場合のやり方
もしまだ「『青チャート』できるよ!」と強い意志がある人は、ぜひチャレンジしてみてください!
『青チャート』は高1からやるのがオススメです!
受験生になってからの1年間で『青チャート』Ⅰ+A・Ⅱ+B、理系だったらⅢまでを終えて、さらに入試問題・過去問をやるとなると全然時間が足りなくなってしまいます。
『青チャート』をやるなら高1から本気でやってください!
そうすれば十分仕上げきれて成績が上がります!!
青チャートの場合、1日15~20問ほどを3時間で勉強していきます。
「基礎問」の問題数は青チャートの40-45%なので、
「基礎問精講」と同じ1日10問だとⅠAに2か月、ⅡBに2か月半、Ⅲに2か月かかってしまう計算になります。
例題のみなら数学に使える時間と正解率にもよりますが1日最低10問、可能であれば15-20問のペースで取り組んでいきましょう。
やった問題を見てから一瞬で回答を思いついて正解できるレベルまで仕上げたら、1日分の勉強は終了です。
青チャートは例題の量が多く、考えすぎると時間がかかりすぎてしまうので
①少し考えてわからなければすぐ解答をみて確認
②やり方を理解してもう一度思い出せるか確認
③最終的に記述で書けるか確認
というように、確認をこまめに行ってドツボにはまらないように気を付けてください。
どうやったら時間を短縮できるかを意識して取り組むことがポイントです。
「青チャート」は「基礎問題精講」に比べると分厚いので、時間がかかると忘れてしまう可能性があります。
最長3か月程度で例題をやりきることを目標にして進めていきましょう。
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