今回のテーマは
「ざっくり年間計画【国公立理系編】」
です。
国公立の場合共通テストの関係で教科数も多く、どれを優先したらいいかとか結構悩むと思います。
今回は、地方国公立レベルの中の難関大学の一つである神戸大学の理系を目指す場合の目安を考えていきます。
武田塾ルートの場合の概要
最終的な目標は
「地方国公立レベルの2次試験科目を終わらせて、共通テスト7割後半~8割を取る」
事になります。
それより上は難関国公立の東大レベルのルートもありますが、そこは余裕があったら得意科目だけ手を出すという形で十分です。
基本的に地方国公立レベルを完璧にして完成度を上げましょう!
なので今回は地方国公立レベルを終わらせるという想定で話していきます。
夏の時点
・志望校ワンランク下の大学に合格できるだけの学力をつける
・2次試験科目の共通テストは目標のマイナス1割
9割目標なら8割!8割目標なら7割を取りましょう!
コレは2次試験科目のみです!
共通テストのみの科目は、二次科目の勉強の進み具合にもよりますが、この時点ではスタートしていない可能性があります。
後半の予定
秋:地方国公立レベルと共通テスト対策
冬:過去問をしっかりやり込む(共通テスト・2次試験の両方)
年明けは共通テスト対策のみをやって共通テストが終わったら2次試験対策でスパートをかけます!!
詳細
ここからは、詳しい内容について話していきます。
~夏
まず夏までの目安になりますが、この時点での目標は、例えば英語・数学・物理・化学の4科目を受ける場合なら
「英語・数学Ⅲまで・物理・化学の日大レベルが終わっている状況を作る」
事になります。
この中で優先順位の1位はなんでしょう?
その答えは、数学です!
数学は積み重ねが重要となり、なおかつ数Ⅲがあるので必要な勉強量も多いです。
数学は夏のうちに日大レベルを必ず突破して、地方国公立レベルに入っていてほしいです!
その次に優先すべきが、英語と理科のどちらか片方1科目です!
得意科目・配点・優先順位にもよりますが、どっちかは優先的に鍛えておきたいです!
全部を同時に順調にできれば理想形ではありますが、数学・英語の順にリードして物理が追いつく形で徐々に仕上げるというのでも大丈夫です!
夏時点の理科の2科目めは無理して間に合わせる必要はありません。
例えば、物理を優先して化学をやっている場合だと夏時点の進捗は基礎知識を1周して問題演習に入れたぐらい、といったぐらいだと思います。
無機は終わったけど有機がまだ…とか、それでも予定としては全然間に合います!!
共通テストについては、7割後半~8割が最終目標なので、夏までに全体で6割後半~7割を取れるようにしましょう!
更に欲を言えば、1科目は本番の目標点数に達したいです。
上の科目の中だと理科が1番点数を取りやすいので、それを目標に取り組むのもおススメです!
英語が早く仕上がる人は8割に達して成功している人が多いです。
コレは理想論で、数学は大体出遅れます!
夏時点の実際の進捗ケースとして
・英語と理科2科目が日大レベル突破
・数学の日大レベルがまだ終わっていない
といったことがあります。
このような場合、教科ごとの時間配分を見直す必要があります!
上のようなパターンの場合、夏・秋以降で数学を1日6時間に引き延ばすこともよくあります!
秋時点
・地方国公立レベルの演習をガッツリやる!
記述が入るので何回も解かないといけないことが増えてきます!
あと過去問のバリエーションがありません…。テンポよく進めたいけど演習量も稼ぎたい時期です!
国公立の場合は他大学の過去問も入ってきます!
・傾向・偏差値が似ている他大学の過去問を週に1年分解くようにする!
理系はそのレベルに未達成だと手も足も出ないことがあるので、過去問演習は地方国公立レベルを突破してからでもいいです!
過去問の演習をやるより、共通テストを週に1年分やって時間内に終わるように演習するのもいいです。
・共通テストのみの科目は手を出しておく!
そろそろ秋ぐらいからはやりたいですね。
11月末の時点で基礎知識を終わらせておいて、共通テストの実践問題集以外はやらないでいい状況を作るのが理想です!
9~11月に共通テストのみの科目で未着手のモノがないようにしておきましょう!
特に時間がかかるのは現代文・古文です!
10月からは、社会の基礎もやり始めましょう。
12月以降
共通テスト対策に専念!
東大・東工大・医学部を目指すレベルの人達だったら、共通テスト対策は2次試験対策を必死にやっているから大丈夫!というケースになりますが、地方国公立レベル志望だと得意科目は対策なしでもなんとかなります。
ですが、そうでもない科目は全然できなかったりします。
どの科目で8割を取るのか目標を決めることが大事です!
神戸大学で全体8割を目標にしたときの例でも、
➀9割・9割・8割・7割・7割
➁9割・9割・8割・8割・5割
といったように、得意科目・苦手科目の数や程度によって戦略は変化します。
さらに、大学ごとの共通テストの配点も大事になってきます!
志望校ごとの共通テストの配点を見て自分との相性や勉強の割り振りを変えましょう!
どの科目でどれぐらい稼げるのか?
そのためにどれぐらい時間を使うのか?
そのことを踏まえ、春・夏・秋・直前期で勉強配分をベストなバランスに調整しましょう!
夏以降に自分の得意科目をやっていると「コレは稼げる!」「コレはヤバイ!足を引っ張る…」というのがわかってきます!
何割なら取れるのか、最低ラインを決めましょう!
全体から最低ラインを決める
・トータルで何割を取るのか
・どの科目で何割を取るのか
・どの部分で点数を取るのか
年明け以降の直前期は共通テスト対策の演習をガッツリやりましょう!
これがだいたいざっくりの計画です。
共通テストが絡む場合の注意点としては、2次試験の科目は秋いっぱいで地方国公立レベルを突破しても、共通テストが終わった時点で若干下がっている部分の調整が必要なことです!
共通テスト後の1月末まではこれまでの参考書と過去問だけやり直しましょう!!新しいモノには手を出さないでください!
2月以降は私立の一般入試を受けつつ目標点の足りない部分を埋めていきましょう!
時間の使い方と問題の取捨選択を考えていざ本番へ挑む!
共通テストが混ざったとしても、それぞれの目標の目安さえ決めておけば私立だろうが国公立だろうが文系だろうが理系だろうが、科目は違うけど計画自体はそんなに大きく変わらないです!
逆算して間に合うようにプランニングしましょう!
今回のまとめ!!
神戸大学志望の場合、夏は志望校ワンランク下
2次試験科目の共通テストは目標のマイナス1割!
秋は共通テストのみの科目は手を出しておく!
冬~年明けは共通テスト対策に専念して共通テストが終わったら2次試験対策!
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