奈良県立大学医学部の藤澤です。
今日は奈良県立医科大学について紹介をします。
密な人間関係
奈良県立医科大学は奈良県橿原市にある、奈良県唯一の医科大学です。
医学科と看護科はそれぞれ、一学年に100人程と小規模な大学ですが、小規模ならではの良さがあります。
まず、大学の雰囲気について。一学年が、看護科、医学科合わせて200人程度とのこともあり、横の関係も、縦の関係も密な人間関係を築くことができます。
大学なのにサークルではなく部活動
特に、部活に所属すると、高校時代の先輩、後輩の関係よりも明らかに密な人間関係が構築される気がします。
部活の所属は個人の自由ですが、部活に入ることによる一番大きいメリットは、このような点なのではないかと思います。
また、部活については、一般的な大学に存在する大学の公認サークルというものは存在しません。
筆者も入学時に驚いたのですが、緩いサークルぐらいの活動にしか興味がないという人はかなり驚くと思います。
まさに部活というのが相応しい名称です。
それぐらい体育会系のバリバリの部活が多いです。
今は、コロナウイルスの影響で実施はしていないのですが、例年、入学した新入生を対象に新歓期間というものが4月いっぱいで行われます。
その時に新入生は、いろんな部活を見て、入部先を考えればいいと思います。
次に、入試について、
推薦枠・前期・後期と募集枠があります。
この中で、後期の定員は50人程と最も多いのですが、難易度が非常に高いです。
学科 | 入試区分 | 募集人員 |
---|---|---|
医学科 | 学校推薦型選抜(緊急医師確保) | 13名 |
学校推薦型選抜(地域枠) | 25名 | |
一般選抜(前期日程) | 22名 | |
一般選抜(後期日程) | 53名 |
ほとんどの合格者は、前期に東大理Ⅲ、京大医学部、阪大医学部、京都府立医科大学医学部等の最難関医学部を受験した層が占めているので、生半可な気持ちでの受験はオススメしません。
後期は特にこれといった問題の傾向もなく、えげつない難易度の問題が出題されます。
一方で、前期と推薦に関しては毎年、似たような傾向の問題が出題されます。
数年に一回は、数学で大幅な傾向の変化が見られますが、特に前期の受験生は、同じ年の推薦枠の問題を事前に入手して演習することをオススメします。
共通テストのボーダーに関しては、どの入試形式であっても9割は欲しいと言ったところです。
ただ、他大学と比較して国語の配点が低く設定されているため、共通テストで国語が明らかに難化したといった場合などは、バンザイシステムなどで出願予定者の動向をしっかりチェックしましょう。
奈良県立医大の入試対策
共通テスト
特に医学部の受験生は共通テストの得点率によって大きく出願先が変化すると思います。
90%を切ってしまうと、後期の小論文のみの地方医大に出願するのが少し厳しくなり、岐阜大学や奈良医大の後期といった、筆記試験込みの大学にしか出願できなくなります。
そのため、共通テストに少しでも不安がある人は共通テスト対策を万全にすることをオススメします。
後期試験
後期の奈良医大の対策は、前期の結果が分かってからの期間でしなければいけない人ばかりだと思うので割愛します。
後期は基本的には、過去問と前期試験用の勉強をするしかないと友達は言っていました。
推薦・前期の対策について
これも、一番大切なのは過去問だと思います。
特に、トリアージシステムという特殊な形式なので、理科は履修している二科目の問題の中から、自分の解けそうな科目の問題を選んで解答するといった形式なので、慣れが必要です。
一部の受験生は、センターが終わってから、自分の得意な理科の科目一科目のみの対策しかしないという人がいますがやめた方がよいと思います。
なぜなら、理科の科目ごとの問題難易度が大きく異なっていた場合のリスクが大きいからです。
重点的に演習する理科の科目を選んでおくのは大事ですが、もう一方の科目もいざという時のことを考えて演習しておきましょう。
また、英語の問題も割と癖があって、問題の意図を読み取れていないと採点しないといった、自由英作文の問題が出されます。
医学部の受験生で、自由英作文の対策を早くからしていないという人は、ほぼいないと思いますが、ただ単に自分で対策して、参考書の解説を見ても、自由英作文の実力は伸びません。
むしろ、自己流で添削しても、逆にへんてこな英語を書いているだけの場合が多いです。
英作文のしっかりとした添削能力がある英語教師に頼んで、自分の答案を何度も添削してもらいましょう。
こういう時に、一番役に立つのは、現役生なら高校の英語教師だと思います。
五位堂校には現役の奈良県立大学の医学生講師が多数在籍していますので、英作文添削も安心してお任せください!
逐一、先生を捕まえては添削してもらってください。
これが学校の先生の上手な利用方法です。
医学部での勉強について
これは大学のパンフレットが一番まとまっていると思います。
詳しくはパンフレットを見て欲しいです。
ただ、一つ言えるのは、想像以上に自由な時間は少ないということです。
特に、部活に所属していたらなおさらです。
一年生の間は、出席数だけ確保していれば、テストは簡単なので大丈夫なのですが、二年生以上では変わってきます。
一年生の時についてしまうとその癖が取れずに、二年生に進むと痛い目に合うので、それなりの覚悟はした方がいいと思います。
特に、定期試験直前は受験生の時とほとんど変わらない気がするので頑張りましょう。私も頑張ります…。
ざっと、奈良医大のことを書かせていただきました。
受験勉強が大変、入ってからの勉強も大変といったマイナスな点もありますが、入学してしまえば他学部では絶対に学べないことも多く、楽しいと思います。
また、先輩や同期、後輩と遊ぶのも楽しいです。
普段の勉強が大変ですが、人数の少ない医学部ならではの密な人間関係はなかなか良いと思います。
しっかり頑張って勉強して、春に入学してくれることを祈っています。
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