みなさんこんにちは。
武田塾五井校です。
一気に気温が下がって、秋を通りこして冬のような気分になってきました・・・!
10月も終わりが見えてくると、あっという間に年末になります!
この時期になってくると、そろそろ新しい知識を仕入れるよりも、
過去にやった「勉強の復習」に重きを置く人も増えてきます。
勉強をするうえで「復習が大事」とよく言われますが、
みなさん、なぜ復習が大事なのかを知っていますか?
「うーん、大事って先生がみんな言うから大事!」
というだけでは、あまり納得する理由はないかもしれません。
今回は、そんな皆さんに、
「なぜ復習が大切なのか」と「どのように復習をすべきか」を具体的にお話ししていきます。
<目次> 復習がなぜ大切なのか どのように復習をするべきか |
復習がなぜ大切なのか
まずは、復習の大切さについてしっかりとお伝えいたします。
人間は忘れる生き物であるから
みなさんに質問をします。
Q.昨日の夜ご飯は何を食べましたか?
これは答えられる人がほとんどなのではないでしょうか?
では次はどうでしょう。
Q.3日前の夜ご飯は何を食べましたか?
えーっと、3日前だから、、
昨日はあれを食べたからおとといは、、、
と時間がかかるor思い出せない方がほとんどでしょう。
更に
Q.10日前の夜ご飯は何を食べましたか?
無理ーーーーー!!!
って感じですよね。
人間は、記憶したことをどんどん忘れていきます。
新しい情報を入れ、古い情報は捨て、新しい情報を入れ、の繰り返しです。
勉強も同じで、
どれだけ本気で覚えようとしても、思い出さなければ必ず忘れてしまいます。
全力で覚えるときに集中していても、忘れてしまう生き物なのです。
繰り返しで記憶は定着するから
では、人間が記憶を定着させるためには何をすべきか。
それがまさに「復習」なのです。
10日前に食べた晩御飯はもう覚えていないかもしれません。
しかし、10日前に食べた晩御飯(鯖の味噌煮としましょう)を毎日復習してみてください。
翌日:私は昨日の晩御飯は鯖の味噌煮を食べたんだ!
翌々日:私は一昨日の晩御飯は鯖の味噌煮を食べたんだ!!
3日後:私は3日前の晩御飯は鯖の味噌煮を食べたんだ!!!
4日後:私は4日前の晩御飯は鯖の味噌煮を食べたんだ!!!!
・・・・
10日後:私は10日前の晩御飯は鯖の味噌煮を食べたんだ!!!!!!!
これだけ復習したら、さすがに長い期間覚えていられそうですよね。笑
毎日復習しろとは言いませんが、
勉強でも習ったことを定期的に復習することで、
記憶の定着が図れるのです。
復習は予習よりも圧倒的に楽
予習というのは、新たな知識のインプット。
復習というのは、インプットした知識の定着作業です。
新しいことを覚えるのと、覚えたことを繰り返し勉強するのでは、
後者の方が負担はやはり少ないでしょう。
(人によってはモチベーションは上がらないという方もいるかもしれませんが)
それは科学的にも証明されていて、
有名なのではエビングハウスの忘却曲線というものがあります。
エビングハウスの忘却曲線とは
まずはこちらの図をご覧ください。
この図は、
何かを覚えるときに、復習するときは覚える時間が少なくなるということを表しています。
細かい説明は省きますが、
一度覚えたことのある単語を忘れてしまったとしても、
また次に見直せば、より短い時間で暗記をすることができるのです。
どのように復習をするべきか
では具体的にどのように知識のインプット(予習)~復習をするのかお話ししましょう。
一番わかりやすい例で「英単語帳」を例に出してみます。
まずはとにかく1周する(復習というか知識のインプットですが一応)
覚えたことは結局忘れてしまいます。
しかし、一度覚えたことのある単語は、改めて覚えるときの負担が少ないです。
これは先ほどエビングハウスの忘却曲線で説明しました。
したがって、兎にも角にもどんどん単語帳はハイペースで進めていきましょう。
武田塾式もとにかく先に進んで一気に復習するというやり方です。
一度すべての単語に目を通し、そこから復習をしていくのが効率がいいです。
ゆっくりじっくり単語帳を進めるのはあまりお勧めしません。
わからないところに印をつける
当たり前に思うかもしれませんが、これができていない方は意外と多いです。
自分がどの問題がわからなかったのか、
それを適切に記録しておかないと、復習の効率が一気に悪くなります。
例えば単語帳を1周し終わって、
その中には、「元々知っていたし絶対に次も間違えない単語」があるはずですよね。
しかし、1周する際に付箋やペンで印をつけておかないと、
その単語もまた目を通して復習することになります。
これは明らかな時間の無駄です。
英単語であれば正直そこまで時間がかからないかもしれませんが、
1問解くのに時間がかかる化学や物理、
日本史や世界史の記述問題など、
そういった重めの科目は必ず問題に印をつけるようにしておいてください。
ちなみに筆者は付箋を貼りまくっていました!
わからない単語を重点的に復習する
先ほどの続きですが、
わからなかった単語や覚えているか怪しい単語だけを復習するようにしましょう。
2周目や3周目を、1周目と同じくらいの時間をかけていたらキリがありません。
先ほども述べたような「完璧に覚えている単語」は、
2周目、3周目でやる必要はありません。
わからない単語だけを重点的に復習していき、
どんどんペースを上げていって下さい。
すべて覚えるまで何周でもする
全ての単語を覚えるまで5周でも10周でもやってください。
ただ、わからない単語が減っていけばいくほど1周にかかる時間は少なくなるはずです。
これは単語帳以外でも一緒です。
わからない問題が1つもなくなることがゴールです。
多くの生徒さんが、問題集を3割~5割くらいの完成度で終わらせています。
これが事実です。
しかしこの記事を読んだみなさんは、
問題集を10割解けるようにしてみてください。
他の生徒さんとの圧倒的な実力差を実感できるはずです。
そして次のレベルの問題集に進んでみましょう。
今までの勉強方法とは明らかに違う成長を感じられますよ。
まとめ
中学レベルの学習であればインプットの量が多くないので、
復習はそこまで重要ではないかもしれません。
(もちろん重要は重要ですが!!!)
しかし高校レベルになるとインプットの量が大幅に増え、
その知識を定着させるための「復習」が極めて重要になります。
授業1時間で習う内容を定着させるためには、
もしかするとその10倍くらいの時間が必要かもしれません。
それを実行していくにはスケジュールを上手く立てたり、
逆算して計画を立てたりすることがとても大切です。
そのサポートを武田塾では全力で行っています。
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