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【基礎問題精講の間違った使い方】当てはまったら要注意!

基礎問間違った使い方

こんにちは、武田塾岐阜校です!

今回は武田塾がおすすめしている数学の参考書「基礎問題精講」をこんなふうに使っていたらヤバイという項目をまとめました。
間違った使い方を紹介してあるので、どれか1つでもあてはまっていたら要注意!

・今ちょうど基礎問題精講使っている!
・基礎問題精講が難しすぎて解説を読んでもわからない...。
・基礎問題精講を何回も解き直ししているけどまったく成績が伸びない

という場合はぜひ参考にしてみてください!

基礎問題精講は「チャート」や「Focus Gold」と比べて問題数が少ないため、質で差をつけていくことになります。

 

1. 概念を理解していないまま「基礎問題精講」を始めている

基礎問題精講の「精講」や「問題の解説」を読んでもピンとこなくて、質問をたくさんしないと先に進めない症状になっている場合は、概念や公式を理解していない可能性が高いです。

これができていないと浅い勉強になってしまうので要注意です。

どんな時に公式が使えるのかということは基礎問題精講を始める前に理解しておかないといけません。

・「基礎問の解説がちょっとよくわからないなー」

という場合は、初歩的なところから解説をしている参考書がおすすめです。

● 数学の入門レベルのおすすめ参考書

数学入門レベルおすすめ参考書

・入門問題精講
・やさしい高校数学シリーズ

2. 間違えた問題の復習不足

間違えた問題は復習をする!

復習をしないと忘れてしまいますよね~
復習をおろそかにしてしまうと定着しないため復習は必須です。

間違えた問題を赤ペンで写して終わりになっている問題は印をつけて必ず復習をしよう!
ヒントをみずに自力で完璧にできるまで繰り返し復習をしてください。

間違えた問題の復習不足で完璧になっていない場合は要注意!

 

3. 問題文の分析ができていない。

問題文の分析ができていない

問題文の分析をすることが大事です。
基礎問題精講の「精講」や「ポイント」の部分の考え方をもとに問題文のどういうところに注目して書いてある考え方が使えるのか分析をしてみてください。

基礎問題精講の解き方を覚えるだけだと応用力が身に付きません。
覚えた解き方をどの問題で使うのか、ここまで分析してないと応用力が身に付かないため模試などで使えるようになりません。

初見で解ける・解けないの違いはここです。

 

4. 解き方を言語化できていない。

解き方の言語化

解き方が説明できるまで完成度を上げていきましょう。

実際にやってみると難しいです。

基礎問題精講と同じ問題だったら答えがだせるけど、それが応用できていないと偏差値が伸びていきません。
そこで応用させていくには基礎問題精講の問題の解き方を説明できるようにしていきます。

「問題文の条件を考えた時のこの考え方が使えるから、最終的んびこういう解き方をして答えはこうなる」

といったように、説明できるようになると着眼点がわかり応用がしやすくなります。

問題の答えがだせると、説明ができるではまったく別物です。
精講やポイントの部分を理解して自分の言葉で説明できるまで完成度を上げると応用力はグンとあがります。

上手く説明できないところがわかると「ここがうまく理解できていないな」という発見もあります。

5. 答案の日本語がない 記述や図がない勉強法

答案の日本語の部分・グラフ・図を書く

解き方や考え方がわからない場合は記述を書くことに苦労します。

式を書く前に問題に対しての方針を決めてから式を書く練習をしていきましょう。

また、求める解答をビジュアルで理解するために図やグラフを書きこむことも意識して勉強をしていきましょう!

図やグラフを書いて求める問題は、ノートに書いて解くようにしていきましょう!

基礎問題精講でよくある質問

動画にもなっている「基礎問にまつわる質問コーナー」をまとめました。

Q. 高1理系です。「青チャートⅠ・A」を1周したのですが、身になっている気がしません。「基礎問」などに変えるべきですか?

まずは、やった範囲が自分でできているかテストするのがおすすめです。

例題をランダムで解いてみて10問中 / 9~10問正解であれば身に付いているラインですが、10問中 / 6~7問しか解けない場合は参考書を変えるか「青チャート」の復習がおすすめです。

特に青チャートは問題数が多いので、分厚すぎてキツイ・・・という場合は基礎問に変えても良いと思います。

 

Q. 「基礎問」と「赤文系」は同じレベルと聞いたんですが、「基礎問」が半分いったら「赤文系」にいっても良いですか?

本当に時間がなかったら「赤文系」をメインに使ってもいいですが、問題の数が半減します。

「基礎問」でⅠA・ⅡB合計300問程度に対し、「赤文系」は150問程度です。
こうなると150パターンしかないので絞った分 リスクはあります。

基礎問のレベルイメージとしては、教科書のとてもやさしい公式を使う計算みたいなものからちょっとした入試問題までカバーしています。
ちょっとした入試問題レベルでも誘導が付いているのでかなり解きやすくなっています。

一方、「赤文系」は公式を使う問題はないので少しだけ基礎問よりレベルが上です。

Q. 葉一さんの動画と「基礎問」で先取りりできますか?

葉一さんとは、Youtubeで数学や英語の授業をしている方です。

先取りをする場合は、「基礎問」よりも「入門問題精講」のほうが良いと思います。

さきに自分が勉強する単元の動画をみて、そこと同じ単元の問題を入門問題精講で解くという流れが良いです。

Q. 「基礎問」と「黄チャート」を合わせてもいい?

「基礎問」の弱点は演習不足になってしまうところです。
基礎問は問題数が絞ってある分完璧にはしやすいけれど、使いこなせるレベルまでとその人のアプトプット能力次第になるので、不安な単元をチャートでやる(コンパス3~4あたり)がおすすめです。

 

まとめ

「基礎問をゴールにしない」

入試本番で結果をだすために基礎問をやるという意識ができるできないの差にも表れてきます。

・基礎問を終わらせることがゴールですか?
・入試で点数をとることがゴールですか?

どちらが自分のゴールなのか一度考えてみてください。

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