こんにちは、武田塾岐阜校の小林です。
化学の共通テスト対策として、無機化学、理論化学と2回続けて書きましたが、今回は「有機化学」の共通テスト対策になります。
*共通テストの無機の対策はこちら
【共通テスト対策】無機化学で覚えておきたいこと【コスパ◎の暗記】
*12/22 鎌田の講義部分を読んでもよく分からない場合 を加筆
共通テストの化学で6割~7割を取るために、有機化学でやるべきこと
実は、有機化学は一番シンプルで
「鎌田の有機化学の講義」の"これを覚えよう"の1~92をひたすら全て覚えるだけ!
でOKです。問題演習もせず、とりあえず"これを覚えよう"の1~92を覚え切って下さい。
鎌田の有機化学の"これを覚えよう"には大事なことがぎゅーっと詰まってるので、そこを覚えて行くだけでガンガン点が取れます。
勉噓するときのポイントとしては
"これを覚えよう"の内容を「自力で構造式を書ける&説明できる」ようにすることです。
単に用語とかを覚えるだけではなく、構造式で説明出来るようにしましょう!
これが出来れば、有機化学は6~7割は簡単に取れるはずです!
鎌田の有機化学の講義を読んでもよく分からない場合
原因は2つ考えられます。
①理論分野の知識があいまい
②有機分野のイメージが乏しい / 有機分野が初学である
それぞれ以下のように対策してください。
①理論分野の知識があいまい
化学基礎の序盤の知識があいまいだと、「Cの単結合が4本」「Oの単結合が2本」のあたりがピンとこず、構造式を覚えるのに苦戦する事があります。
そういう時は
「宇宙一分かりやすい理論化学」や「二見太郎の早わかり化学」などイラスト豊富な参考書を使用して、
化学基礎の序盤の範囲(原子の構造、電子式、周期表、結合など)を復習してから、有機に戻って来ましょう
②有機分野のイメージが乏しい / 有機分野が初学である
理論はOKだけど、「これを覚えよう」の図や、解説部分を読んでも何が起こってるかイメージしづらい、という場合は、
「宇宙1分かりやすい高校化学(有機化学)」を使用しましょう。こちらの方がビジュアルの説明は豊富です。
共通テストの化学で8割~10割を取るために、有機化学でやるべきこと
より高得点を取りたい人は、以下の2つをやって下さい。
①暗記の完成度を上げるために
鎌田の「これを覚えよう」ではなく欄外の大事な所を覚えます。具体的には、下線が引いてある所や太字・赤字の所を覚えて下さい。
注意:線が引いてない箇所、太字でない箇所は覚えなくて構いません(電子の話とか細かい部分は暗記不要)
②計算問題や構造決定問題で点を取るために
リードLightノートや基礎問題精講など基本的な問題集で演習してください。特に構造式決定問題はある程度慣れが必要なので、それなりに量をこなしましょう。
→足りなければ、マーク式問題集で計算問題と構造決定問題を解いてください。
共通テスト対策で有機を勉強する際の注意点
こう見ると有機は、勉強のやり方がシンプルで点が取りやすそうです。
が、実は有機の対策は、結構時間がかかります。
暗記だけでも15時間~20時間くらいは平気でかかります。
(動画でも「無機の方がオススメ」と小林が言ってるのは、これが理由です。)
ただ、有機は時間はかかるものの、点数は大きいため、完成した時のリターンも大きいです。
なので、やる場合は気合入れて、ガッツリ対策しましょう!
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