こんにちは武田塾岐阜校 校舎長の小林です。
今日は、自分の逆転合格のエピソードをご紹介したいと思います。
自分は中学受験をし、愛知県の滝中学校(偏差値で言うと60~)に合格しました。
しかし、受験勉強を始めたのがなんと小6の冬とかなり遅めでした。
早い子は小3~小4で勉強を始めるという中学受験において、
小6の冬から始めての逆転合格。
「これって武田塾の逆転合格に通じる部分がある!」
と思ったので、ちょっと当時を思い出しながら、お話したいと思います。
ep1.小学6年生の秋に学校の先生に中学受験をすすめられる
自分は岐阜県の小学校に通っており、すぐ隣に中学校がありました。
まわりには中学受験をする子は一切おらず、自分もそのまま隣の公立中へ進む予定でした。
そんな中、小6の11月に担任の先生から
「中学受験をしてみたら?」
と勧められたのです。
当時は"中学受験"という言葉すら知らない状態でしたが、
『面白そう!』
と思った自分は受験を決意します。
ep2.近くの塾に申し込むが入塾を断られる
中学受験を決めたものの塾などは行っていなかったため、まずは塾探しを始めました。
ちょうど家の近くに中学受験の塾があったので、11月終わりに相談に行ってみたところ、
「中学受験は小4くらいから始めたりするものです。
小6からでも遅いのに、今からではとても無理です。
こんな問題解けますか?」
と、門前払いを食らってしまいました。
ep3.岐阜市の某塾の門を叩く
あれ?もしかして今からだと遅いのかな?などと、呑気に考えつつ、次に相談に行ったのが岐阜市内にある某塾でした。
すると、なんと「厳しいと思いますが、やってみましょう」と入塾を受け入れてくれました。
こうして、なんとかスタートラインに乗る事が出来ましたが、
時は既に12月。つまり試験日まで残り2カ月です。
親も自分も中学受験というものをよく分かってなかったので(おそらく勧めてくれた担任の先生も)、
まだこの時点では危機感ゼロでした。
しかし、塾で受けた最初の授業で「中学受験の現実」を知る事になります。
ep4.授業が一切理解出来ない!
タイミングとしては、ちょうど冬期講習の直前だったので、ひとまず他のみんなと同じクラスで授業を受ける事になりました。
そこで受けたのは算数の授業でしたが、ここで、衝撃を受けます。
「小学校の算数と全然違う!」
当時の自分は「算数は得意」と思っていたのですが、その算数の授業は問題が解けないどころか、先生の解説すら理解出来ません。
(後で知るのですが、この時授業で扱っていたのは2進数でした。)
とにかく授業中ずーっと考え続け、かろうじて理解は出来ましたが、数十分かけて分かったのはたった1問だけ。しかも初歩の部分のみ。
対して周りの生徒は、みんな普通に授業を聞き、問題を解いています。
「中学受験」=「小学校の授業内容の延長」と軽く考えていた自分は、
この時にようやく「中学受験ってヤバい」という事に気付きます。
それと同時に、周りの子はとの差も痛感したのでした。
以上が、自分が12月に中学受験の勉強をスタートするまでのお話です!
スタートラインに立ったと思ったら、他のみんなは既にゴール手前。
その距離の差は数年分、試験日までは残り2カ月。
こんな状態から、どうやって学力を伸ばし、滝中学校に逆転合格出来たのか・・・
★ここから、冬休みに入って行きます!★
ep5.冬期講習でゼロから基礎のインプットを開始!
普通のクラスでは全くついていけないので、冬期講習では出来ない子のためのクラスに入りました。
そのクラスは自分を含め4人だけという、冬休みに基礎からやり直すためのクラスでした。
他の人たちが過去問や入試対策している中で、
自分はゼロからのインプットが始まりました。
ep6.自分のレベルに合った参考書で爆速で自学自習!
そこで渡されたのは「自由自在」などの参考書でした。
自由自在は中学受験の基礎から入試レベルまで載っているタイプの参考書です。
授業だと「訳分からん」自分でも、この自由自在だと基礎から載っているので、理解出来ました。
これを宿題で出されたので、家でひたすら解きました。
武田塾でも言っていますが、
「授業を受けて理解する」よりも「自学自習(参考書)で理解する」方が断然速いです。
そして、時間がない場合は、基礎の参考書で「1冊を完璧にする」事が一番大切です。
当時の自分も、もはや「授業で教えてもらって理解する」という時間は無かったので、
「参考書で自分で理解し、自分で解けるようにする」をひたすらやっていきました。
もちろんゼロからのスタートなので、最初は全問ほぼ解けません。
しかし、自由自在は基礎から説明してある参考書だったので、
何とか自分で進める事が出来ました。
もし、ここで入試レベルの問題集をやっていたら、絶対に合格出来ていなかったと思います。
(ちなみに、うちの父は数学辞典みたいなヤツを買ってくれましたが、
分厚すぎる&難しすぎるで使えませんでした笑)
こうして、自学自習によって爆速でインプットを進め、1冊を完璧にしていく作業を進めていきました。
ep7.ひたすら参考書を進め、2月を迎える
そして、受験勉強開始から2カ月ほど経ち、2月になりました。
・・・え、「冬休みから2月までの内容は?」ですか?
この期間は特に書く事ありません。
何故かというと、ずーーーーーっとやってた事は同じだからです。
ひたすら参考書1冊の「基礎のインプット」をやりつつ、
参考書に載ってないゴロとか覚え方を塾の授業で教えてもらっていました。
参考書10:授業1くらいの割合です。
時間が足りなかったので、普通はやるはずの
「問題集での演習」「模試」「入試対策講座」「過去問演習」
などは一切やれませんでした。
その代わり、2カ月やり続けた自由自在はなかなかの完成度になっていました。
ep8.試験当日。参考書で覚えた範囲だけはしっかり点を取る!
まず、試験に慣れるために春日が丘を受験しました。
予想通り、緊張で腹を下しましたが、おかげで滝中学の試験では、お腹が痛くなる事はなかったです(笑)
試験の方は、春日が丘は全体的に解けた感触アリ。
滝の方は分からない問題もありましたが、参考書でやった内容は解く事が出来ました。
そして、合格発表・・・!!
春日が丘は無事に合格。
滝の方は解けない問題が結構あったので、落ちたかも・・・・
と思っていましたが、なんとこちらも合格!
やはり、参考書でやった問題でしっかり点数を取れた事が合格に繋がったのだと思います。
嬉しかったのと同時に
1冊しっかりやれば受かるものなんだなぁ
と子供ながらに思いました。
以上が、自分の逆転合格の全容です。
相当ギリギリでしたが、滑り込みでの逆転合格でした。
自分が2カ月の受験勉強で滝中学に合格出来た最大の要因は
①「自分のレベルに合ったものをやったから」
②「"授業で習う"という形ではなく、"参考書の自学自習"で爆速で進めたから」
③「難しい問題はやらず、基礎だけは完璧にしたから」
この3つだと思っています。
そして、これは武田塾でも言っている
「自分のレベルに合ったものから」
「一冊を完璧に」
と同じです。
これを読んでいる受験生の皆さんも、
秋以降は「問題演習」や「過去問」にどんどん入って行くでしょう。
そこで、もし成績が伸びないなと思ったら、ちょっと上の3つを考えてもらえたらと思います!
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