こんにちは! 武田塾二俣川校です!
6月に入り、新高校三年生にとっては、夏へ向け本格的に受験勉強に時間を取っていく必要があるである時期になります。
今回は、非常に多くの受験生が志望校に掲げるMARCHレベルの大学に受かるために必要なことをお伝えしていきたいと思います!
そもそもMARCHってなに?
一般に、大学受験においては同じようなレベル帯にある大学はまとめて総称されることがあり、その一つがMARCHとなります。
MARCHとは左から順に、明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学 これら5つの大学のアルファベットの頭文字を取ってつけられた名称になります。
まれに、学習院大学も含めて、GMARCHと呼ばれる場合もあります。
先ほども述べてように、MARCHとは、同じようなレベル帯(偏差値帯)にある大学をまとめたものです。
予備校などによって多少の差異はありますが、一般的にMARCHは偏差値55-67程度であるとされています!
各大学・学部・学科によって偏差値に差があるため一概に言うことは出来ませんが、ほとんどの学部が偏差値60を超える難関大学群の一つであることに変わりはありません!
そして、MARCHに属する大学に合格できた受験生は、同年代の上位10-15%に位置する学力を有すると言われています。
これらの事から分かるように、MARCHに合格するのは簡単な事では決してないのです!
MARCHそれぞれの特徴について
では次に、各大学それぞれの特徴について説明していきたいと思います。
明治大学
まずは明治大学について!
明治大学は、駿河台・和泉・生田・中野の4カ所にキャンパスを設置している私立大学です。
平均偏差値は55-65とMARCHの中でも特に難関とされている大学であり、農学部に関しては私立最高峰となっています!
そのため、受験生から非常に人気な大学であり、毎年の受験者数は10万人を超え、受験者数日本一となるような年もあるようです!
入試問題の難易度は標準から難であることに加え、受験者数の多さ・レベルの高さと制限時間の短さにより、合格するにはかなりの実力が必要となります。
さらに、就職の明治と言われるほど、就職へのサポートが手厚いことでも有名です!
青山学院大学
お次は青山学院大学について!
青山学院大学、通称青学は青山・相模原にキャンパスを設置している私立大学です。
「キラキラの大学生活を送りたい!!」という受験生に一番人気の大学です!
特に青山キャンパスは、都会の真ん中にあることもあり、多くの受験生の憧れとなっているようです!
平均偏差値は55-65と、明治大学と同じく難関大学とされています。
受験生の中には、とにかく青学に行きたい!と青学をメインに受験する人も多くいるようです。
入試問題の難易度は標準から難とされていますが、英語の試験で足きりが存在したり、全学部入試は難易度が比較的低いため、倍率が非常に高くなっているなど合格にはかなりの実力が必要になります。
立教大学
お次は立教大学について!
立教大学には、4つのキャンパスがあり、立教生は主に池袋キャンパスと新座キャンパスを利用しています!
平均偏差値は55-65と明治大学や青山学院大学と同じく難関大学とされています。
立教大学には異文化コミュニケーション学部・観光学部・現代心理学部・スポーツウェルネス学部といった少し変わった学部が存在し、より専門的な分野を学びたい受験生が多く受験しているようです。
さらに受験方式に関しても、大学独自のテストではなく、英検利用や共通テストの英語の点数を英語の点数として利用するといった方式を採用している学部がほとんどのようです!(文学部は英語独自入試あり)
入試難易度は標準からやや難とされていますが、学部によって倍率などが大きく異なるため十分な対策が必要になってくるでしょう。
中央大学
お次は中央大学について!
中央大学は多摩・後楽園・市ヶ谷・茗荷谷など6か所にキャンパスを設置している私立大学です。(体育施設やロースクール等としてのキャンパスもあり)
平均偏差値は55-67とされています。
特に、法学部についてはMARCHの一つ上の早慶レベルとも言われており、難易度は頭一つ抜けているといってよいでしょう。
キャンパスについては、明治や青学と異なり、緑豊かな多摩にもキャンパスがあり、自然に囲まれた落ち着いた雰囲気の中で勉強したい人にとってはとても過ごしやすくなっています!
また中央大学は、公務員試験にかなり強い大学とされており、中央大学卒の社会人の平均給与もMARCHトップクラスです!
入試については、やや易から難とされており、法学部以外の学部は基礎をしっかり定着させていれば十分合格が可能ではあります。ただ、法学部に関しては早慶レベル並の対策が必要になるでしょう。
法政大学
最後に法政大学について!
法政大学は、市ヶ谷・多摩・小金井にキャンパスを設置している私立大学です!
平均偏差値は55-62.5とされています。
入試難易度は標準からやや難とされていますが、MARCHの中でも、比較的受験生のチャレンジ校として受けられることが多く、日東駒専等がメインの人も受けたりするようです!
しかし、比較的チャレンジしやすい大学であるからと言って合格できる可能性が上がる訳ではありません!
入試問題はもちろんMARCHレベルであることに加え、試験時間の長さや、学部によっては論述が確定で出題されたりと、しっかりとした対策を行わないと合格は厳しいでしょう。
MARCHに受かる受験生のレベルはどれくらいなの?
MARCHは非常に多くの受験生の志望校として挙げられますが、実際MARCHに受かる受験生のレベルはどれくらいなのでしょうか。
なんと、一般的にMARCHがボリュームゾーンである高校の偏差値はおよそ60-70とされ、中でも60半ばから後半に位置する高校の出身者が多いようです!
つまり、一般的に頭が良いと言われるような高校に通う受験生が、一年間受験勉強をしてやっと合格できるというわけです。
MARCH合格に必要な事まとめ!
今まで説明してきたことを踏まえ、MARCHに合格したい受験生がすべきこと2つのことをお伝えします!
まず1つ目は、志望する大学・学部を早めに決める です!
ひとえにMARCHといっても、各大学・学部ごとによって入試方式や難易度・必要な対策が異なります。
そのため、早めに、できれば夏休みごろまでに受験する大学と学部を決め、早い段階から過去問演習といった対策を多くこなしていきましょう。
そして2つ目は、英語の対策を早くから行うこと です!
英語は文理どちらにとっても重要な科目です!
MARCHも英語にはかなり力を入れているため、MARCHレベルの長文・文法などに対応していかなければなりません。
青学のように、英語で足きりを行う大学もあります。
また、早慶といった大学と併用で受験するレベルの高い生徒たちの中で、合格に必要な正答率
(およそ7割以上)を取れるだけの実力を身につけなければならないのです。
最後に...
いかがでしたでしょうか?
まだ受験に対するイメージがわかない受験生は、是非参考にしてみてください!!
もし、武田塾の無料体験特訓を体験したいなら、以下の無料受験相談をクリック!