【高１・２生必見！】英検２級・準１級どっちを受けるべき？

こんにちは❄武田塾二俣川校です。

英語力を証明するための英検は、多くの人が受験する資格の1つです。

最近では大学入試の外部試験利用にも使うことが出来るため、受験を考える人も増えています。

その中でも、準１級と2級は比較的高いレベルを求められるため、受験前にどちらを受けるべきか悩む人も多いのではないでしょうか。

今回は、「英検の準１級と2級のどちらを受けるべき？」というテーマについて、それぞれの違いや受験者に合わせた選択の仕方について考えていきます。

試験を受ける人のイラスト（男性）

準１級と2級の違いについて

まず、英検準１級と2級の違いについて見ていきましょう。

リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能が評価され、総合的な英語力が求められることや、

一次試験（リーディング、ライティング、リスニング）と二次試験（面接）があることはどちらも共通しています。

英検準１級は英検1級の次に難易度が高く、大学卒業程度以上の英語力が求められ、7500～9000語の語彙が必要とされています。

具体的には、新聞やテレビなどの社会性が高い内容について理解したり表現したりできることが挙げられます。

一方、英検2級は高校3年生程度の英語力を要求され、4000～6000語の語彙が必要です。

具体的には、日常生活における出来事について理解したり表現したりできることが挙げられます。

準１級と２級では、内容にも違いがあります。

準１級は、ビジネスに関する英語力が求められるため、ビジネス文書やプレゼンテーション、

交渉など、ビジネスシーンで必要とされる英語表現の理解が求められます。

一方、２級は日常生活で使用される英語表現に焦点を当てており、

日常的な会話やニュース記事、エッセイなど、身近な英語に触れる機会が多い人にとっては適したレベルと言えます。

さらに、受験料金や合格率も考慮する必要があります。

準１級は２級に比べて受験料が若干高く（２級8400円に対し準１級9800円）、合格率も低い（２級26％に対し準１級16％）ため、受験にはそれなりの覚悟が必要です。

しかし、準１級は「実際に使える英語力」の証明として評価が高いとされているため、就職やキャリアアップにおいては２級よりも有利になる可能性があります。

また大学入試においては、英検を取得することで英語の試験を免除されたり加点を受けることが出来るなど、様々な利点があります。

大学によって外部試験利用の可否や程度には違いがありますが、２級よりも準１級のほうがより有利に立つことが出来ます。

以上の情報をまとめると下の表のようになります