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古文は何から始めるべき?やっておくべき勉強をまとめました!>

こんにちは❄

武田塾二俣川校です。

厳しい寒さが続きますが、高校2年生もそろそろ受験を意識する時期になってきたのではないでしょうか。

これから本格的に勉強を始めなければ...と考えている方も多くいらっしゃるとは思いますが、何をどのように学習すればいいかは難しいですよね。

そこで今回は、多くの方が苦手と言われる古文で最初にやっておくべき勉強をまとめました!参考にして進めていきましょう🔥

 

古文に必要な勉強

①古文単語

まず最も必要な勉強は「古文単語」です!

いくら同じ仮名文字を使用しているとはいえ、意味が現代語とは異なるため、きちんと理解する必要があります

現代語で見られる単語であっても意味が全く違っていたり、複数の意味を持っていたりするなど様々です。

文中で頻出する重要単語には、連想すればわかるような単語は少ないので、単語帳をしっかり覚えていないと文章を読み違えてしまうことが多くあります!

長文読解にももちろん活きますし、現代語との関連性も理解できるので、古文のみならず現代文の理解にもつなげることができます!必須語はたかだか300語程度なので、完璧にできるまで毎日見るようにしましょう。

試験を受ける人のイラスト(男性)

②助動詞・助詞

次に重要になってくるのが古典文法です。なかでも「助動詞・助詞」に関しては非常に重要です!

文法問題は多くの大学で出題されますし、長文読解問題でも選択肢を差別化するのは読解の部分です。

また、助動詞や助詞の意味は、文章の意味に大きく関わってくるので、正しく意味を理解することはとても重要です!

具体的な学習方法について

学習方法としては、「活用」と「意味」の2つをマスターできるようにすることが大事です!

助動詞・助詞の活用

これに関しては、活用表を使うことをおすすめします!

量が多く、初めのうちは大変かと思いますが、規則性を理解して覚えてしまえば一気に古文が楽になります!早めに覚えておきたいところです

活用表の歌もあるので、そちらを使うのもいいですね!筆者は高校で「きらきら星」のメロディーに合わせたものを紹介され、とても頭に残りました。

助動詞・助詞の意味

これについては、覚えにくいものをリストアップするのがおすすめです。

助動詞の中には、何個も意味があるものがあります(「べし」→「推量、意志、可能、当然、命令、適当、予定」、「む」→「意志、推量、仮定、婉曲、適当、勧誘」など)。

また、読みが同じでも違う意味を持つ語もあります(「なむ」→「願望、強意+推量、ナ変+推量、係助詞」、「に」→「完了、断定、接続助詞、格助詞、形容動詞、動詞、副詞など」)。

このような紛らわしい語句は入試や問題演習でもよく出題されるので、こういったものは書きだしておいて、頻繁にチェックするようにしましょう!

この2つが完璧にできれば文法事項で躓くことは格段に減るはずです!

 

③読解練習

上記の2つの勉強を一定以上満たしたうえで、最後に重要になるのは読解の練習です!

これに関しては、問題を解くには欠かせない部分ですね。

これがしっかりできると、ほとんどの古文の問題が解けるようになっていきます。前述のとおり文法問題では解釈は欠かせない要素ですし、読解問題はしっかり読めていれば間違えようがありません。

古文常識著者問題など、いくつか例外的に取れない問題はありますが、ここは前述した基本の3つを完璧にしながら並行したり、完成後に始めて問題ない部分です。まずはこの3つを文句なしにして、読める状態にしておきましょう!

数学者のイラスト

具体的な学習方法について

学習方法としては、長文問題の本文解釈音読がおすすめです!

長文の本文解釈については、最初はかなり難しいですので、品詞ごとに区切り、しっかり直訳を与えること、助動詞などの意味をしっかり判別することを徹底しましょう。時間はかかりますが、必ず解釈の精度は上がります!

また、音読に関しては、読解の面において非常に重要です!英語で音読する人は多いかもしれませんが、古文でもおすすめです!

音読を繰り返すことによって、文章の句切れや内容を理解しやすくなりますし、読むスピードも上がります。

古文が苦手な人ほど効果的なので、やっていない人はぜひやってみてください!

 

自分の段階にあった勉強を進め、効率的にレベルアップしましょう!

いかがでしたでしょうか?ここに書いた3つができれば古文の基礎で困ることはほぼないと思います。

これから古文の勉強を始める人にとって必須なものをまとめましたので、すでにここは必要ないと思うところもあった方がいるのではないかと思います。

自分の学習段階に合わせた計画を作成し、効率的な学習をしていきましょう!

自分が考えていたよりもできていなかった…という可能性もあるので、計画を立てるときは「念のため」の意識もお忘れなく!

 

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