【高1生必須】2年後の2025年度共通テストはこう変わる！！

こんにちは、武田塾二俣川校です🌸

 

今回は、2025年度共通テスト新課程について、触れていきたいと思います！

 

 

2025年度から受験科目が一新！

 

大きく変わる科目は下記です。

 

●世界史→「歴史総合、世界史探究」

●日本史→「歴史総合、日本史探究」

●地理→「地理総合、地理探究」

●公民系→「公共、倫理」、「公共、政治・経済」

●数学→「数学C」追加！

●「情報」追加！

 

名目上なくなった科目

●世界史、日本史、地理A

●現代社会

 

初めて見る科目に最初は戸惑うと思いますが、一つ一つ見ていきましょう。

 

歴史総合

歴史総合とは、日本史と世界史の近現代史の融合分野です。

日本史Aと世界史Aが合わされたものと考えるとわかりやすいかもしれません。

よって、「歴史総合、世界史探究」と「歴史総合、⽇本史探究」でも、

両方の要素が必要となってきます。

 

なので、以前と比較をすると歴史の勉強量は増える形となります。

 

世界史探求

上記は指導要領の変更点です。ぱっとみると具体的な内容はものすごく変わるかといえば、そうではなさそうです。

世界史Bに資料問題が増えたものと考えるとわかりやすいかもしれません。

諸地域の歴史的特質を資料を使って情報を読み取ったり、複数の資料を比較してまとめるなど、

名前の通り「探求」、追究を見出す学習へと変化するようです。

世界史Bと比較すると若干、研究チックになっています。

 

日本史探求

世界史探求とも似て、こちらも資料問題を取り扱うことが増える様です。

ただし、日本史Bと比較すると、近世、近現代が少しスマートになりました。

これまでは近世～現代が半分以上を占めていましたが、原始、中世などと近世～現代が同配分となりました。

恐らく、歴史総合に時間を割けるように量を調整したように見えます。

 

地理総合

地理Aはなくなりましたが、地理Aと地理Bの要素が発展した内容とみてよいでしょう。

主に、地図や地理情報の有用性の理解や、生活文化から学ぶ国際理解、世界的な環境問題や、ＳＤＧｓ的な観点などを主に取り入れています。

では地理探求ではなにが行われるのでしょうか...？

 

地理探求

こちらは地理Bの拡充のようです。

地理総合で身に付けた学習の成果を活かして、図の読み取りなど実践的に学べるようにとの狙いがありそうです。

例えば、どのように今の地域の形成がされていったか、人々の生活と自然は同かかわりがあったかなど、

現代社会と照らし合わせながらの探求がメインとなりそうです。

 

公共

公共は、現代社会が廃止したことによって、新しく設けられた教科です。

倫理、政治、法、経済など幅広い視点で、「社会的な見方、考え方」を養う学習になるとのことです。

現代社会でも「幸福、正義、公正」の視点を言及されていたので現代社会と共通しているといえるでしょう。

 

数学C

（参照：スタディハッカー）

 

復活しました。

いままで学習していた人たちからすると、BはあるのにCはないのかと思ったこともある方もいらっしゃるかもしれません。実はCは2012年度までは存在していました。

 

さて、数学は主に数Ⅲ、数A、数Bに変更点があります。

 

数Ⅲにあった平面上の曲線、

数Bにあったベクトルが、数Cに移行。

また、新しく「数学的な表現の工夫」が追加されました。

しかしここで、注目すべき点は数学Cではなく数学Bです。

「確率分布と統計的な推測」が数Bで必須化となります。

統計学は、文系の経済学部などでも活用されることが多いので、おそらく文系の人たちにも視点を当てて構成されたのではないかと考えられます。

 

情報

既に、サンプル問題も掲載されていますが、主にIT知識があるかどうかを問う問題です。

学校ではリテラシー知識からプログラミングなどの実践まで幅広く行いますので、具体的に知識がついているかを突いてきます。

プログラミング言語も出題されるようなので、細かくおさえておく必要がありそうです。

詳細は、西宮北口校さんでも書かれておりますので、是非参考にしてみてください。

将来の共通テスト科目「情報」てどない？サンプル問題を解いてみた♪ (takeda.tv)

 

 

いかがでしたでしょうか？

2025年度の入試を受ける学生さんは、必ず学業に専念して都度都度復習をしていきましょう！