偏差値65以上に到達する方法～アウトプットを制す～
みなさん、こんにちは！
武田塾布施校です。
今回は偏差値65以上をめざすなら
アウトプットを行いましょう！
というテーマでお話していきたいと思います。
偏差値65といっても、
大手予備校や出版社によって
かなり差異がありますので、
今回は旧帝大や早慶上智程度の
レベルだと想像してください！
本題に入る前にもう1つ、
ここでのアウトプットの定義を
決めておきましょう。
それはズバリ、
1から何かを作り上げる
ということです。
具体的には英語なら自由英作や和文英訳、
数学なら2次試験の問題の記述問題、
国語なら小論文といったようなものです。
つまり、文法や長文の問題集といったものは
アウトプットには含めていません。
なぜアウトプットは必要？
アウトプットが必要な理由の1つに、
高いレベルの大学群では
記述問題が出題される
というのがあるというのは
言わずもがなですが、
理由はそれだけではありません。
実際にアウトプットをすれば分かるのですが、
自分が理解していたと
思っていたことが
実は全然理解できていなかった
ことに気づくことが出来ます。
厳密には理解はしていると思うのですが、
それを使うことが出来るレベルにまでは
理解していないということです。
進学校の受験生などを除いて、
常に追いかける立場にあるような受験生は、
そういった2次試験の問題のように
アウトプットが必要な問題に取り掛かるのは
受験の後半ではないでしょうか。
時間がない生徒は
共通テストが終わってから
そうした問題の対策に
取り掛かる場合もあります。
その場合、
受験の直前期になって初めて
自分が全然理解できていなかったことに気づきます。
当然ですが合格はなかなか難しいでしょう。
早い時期から意識してほしい
ただ誤解してほしくないのですが、
そういった深い理解をすることが
困難であるわけではないのです。
問題は、
それに気づく時期が遅い
ということです。
要は勉強の計画を
前倒しすればいいわけですね。
私は国公立や早慶志望の生徒に
上記の説明をした後、
「必ず今までやってきた勉強を
丸ごともう1回する時間が必要になるから、
時間的な余裕はないよ」
と言います。
ここまでの話で
そんなにしないといけないのかと
やる気をなくした方もいるでしょうか。
しかし、
このことを逆に考えてほしいです！
基礎を仕上げる段階で、
常にアウトプットを目標として勉強すれば、
時間も短縮、
深い理解にもつなげることができ、
一石二鳥だと思うのです。
なので、
今基礎の勉強を頑張ってる方は
今の勉強方法をもう一度見直してみてください。
具体例
分かりやすいように英語の例を1つ。
みなさんは完了形というものを
初めの頃に学習すると思います。
「継続」「経験」「完了・結果」
という3つの用法があって、
過去から現在までずっと
続いていることを表したいときに使う、
みたいな説明をされたかと思います。
次にこの文章を見てください。
「彼はなぜ仕事を辞めたのだろうか」
この文章は過去形でしょうか、
それとも完了形を使うのでしょうか。
正解は「辞めた」の部分は
完了形を使うことが望ましいです。
完了形の3つの用法のうち、
「結果」を表したいので
過去形ではなく完了形を使います。
いかがでしたか？
完了形を使うことはできましたか？
できた方はしっかりとした理解が
出来ているのだろうと思います。
分からなかった方も安心してください。
先ほども述べたように重要なことは、
深い理解が必要なことに
少しでも早く気付くことです。
この記事を読んで、
少しでも勉強の助けになれば嬉しいです！
おわりに
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