近畿大学の入試徹底対策！～国語編～
こんにちは、
武田塾布施校です！
お待たせしました！
今回は記事のタイトルにもある通り、
近畿大学の入試対策、
国語について話していきたいと思います。
第1弾(英語編)の記事はコチラから⇩
受験に国語は必要？
では、まず近畿大学の入試における
国語の重要性について考えていきます。
基本的に、文系学部にとっては
公募試験から後期試験まで
国語は必須科目であるか、
選択科目であるかですので、
文系学部を目指す方にとっては
必要な科目になります。
また理系の学部でも
建築学部や農学部、
産業理工学部などは、
数学または理科との選択科目となりますので、
理系科目は苦手だけど
理系学部に行きたい方にとっては
逆に現代文はチャンスが広がる科目
となります。
まとめると、
必ずしもすべての学部で
必要というわけではないですが、
文系理系どちらともできれば
選択の幅が広がる科目
と位置付けることができそうです。
求められる力とは？
では次に、近畿大学の国語の問題で
求められている力について
考えていきましょう。
まずはアドミッション・ポリシー
をみていきましょう。
前回の英語の記事に書きましたが、
近畿大学の入試において
英語はとても重要なものでした。
それはアドミッション・ポリシーを見たり、
英語の問題の難易度を考えると
分かるかと思います。
しかし、
国語のアドミッション・ポリシーは
どうでしょうか。
実はほとんどの学部が
同じようなアドミッション・
ポリシーになっています。
例えば基礎的な読解力、
論理的思考力など。
このことから分かることは、
近畿大学の各学部で
個性を出そうとはしていない、
言い換えれば
一般的なことが出来ればいいですよ
というメッセージとも取ることが出来ます。
だからといってほかの教科と比べて
配点が低いわけではありません。
難しいことが求められているわけではないのに、
配点は同じ。
ということは、
国語は非常にコスパのいい科目
という風に思えてきませんか？
どんな問題が出題される？
現代文
次に実際の問題についてみていきましょう。
問題は大問３つからなっており、
試験時間は60分です。
大体大問1つで20分
といったところでしょうか。
大問1と大問３が現代文で、
基本的に評論が出題され、
随筆が出題される年もあります。
厳密には評論と随筆は違う文章ですが、
受験勉強をする際には
あまり気にしなくてもよいかと思います。
どちらの文章とも
長さは見開き2ページから
2ページ半ぐらいの長さで、
設問は10問前後といったところです。
大問1だけ最初の設問で
必ず漢字が出題されます。
漢字は是非安定して
正解したいところですので、
どんな参考書でもいいので
早いうちから1冊取り組んでおく
ことをお勧めします。
他の設問もすべて記号問題で、
問われ方もまさに無難といったところです。
近畿大学だけに特化した
現代文の勉強をやる必要はなく、
他の産近甲龍や関関同立、
また地方国公立の現代文を
勉強するときと同じ勉強で構いません。
ですが良くも悪くも癖がない問題ですので、
これさえできれば得点が取れる
というわけでもありません。
どんな文章でも読めるような
普遍的な読解力や論理的思考力
は当然必要になってきます。
詳しい現代文の勉強法は
コチラの記事をごらんください⇩
【現役阪大講師直伝】現代文がスラスラ読める勉強法！おすすめ参考書とは？
古文
次に大問２の古文の問題について
みていきましょう。
文章の長さは年度によって異なり、
見開き1ページから
半ページほどの年が多いです。
内容に関しては、
和歌が出題される時があったり、
2つの文章が合わさって
出題される時もあります。
ただ和歌の知識がなければ
解くことが出来ない設問などは
基本的には少ない傾向にありますので、
あまり心配しなくてもいいと思います。
他の設問に関しては
傍線部の意味説明、主語が誰か
などといった問題が
多く出題される傾向があります。
ただ、ほとんどの問題は
文章内容の理解と
1文1文の現代語訳
という形に集約されますので、
古文も特に特別な問題の
対策をする必要はないです。
まとめ
まとめると、
現代文も古文も
非常に無難な問題が出題される
傾向がありますので、
受験生のみなさんはいかに
基礎的な部分を仕上げられるか
が重要になってくるということです。
個人的な話になりますが、
去年私は武田塾布施校で
近畿大学志望の生徒さんを数人担当しました。
英語は流石に半年以上は時間が必要ですが、
国語に関しては
早い生徒さんであれば約3か月ほどで、
近畿大学で合格点を取れるほどに
なっていましたので、
正しい勉強法で努力すれば
みなさんも今からでも
十分に間に合います。
ぜひ自分の勉強にご活用ください。
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