【受験生が模試を受ける理由】有効的な活用方法&復習方法をお伝えます!
こんにちは、武田塾布施校です。
受験生の方は、
今年になって模試を受ける回数が
多くなったと思います。
私自身も受験を経験した時に、
学校から模試を
たくさん受けさせられましたが、
せっかくの休みはとられるし、
結果に落ち込むし、
復習が間に合わなくて
睡眠不足になったり、
そもそも自分にとって
必要か分からない模試を
受けさせられるときもあったし、
嫌な思い出ばかりの模試。
みなさんは
どのように向き合っているでしょうか。
私は、今になって思うと、
現役の時にもっと主体的に模試を
活用していればよかったなと思います。
そこで今回は、
模試の効果的な活用方法について
少しアドバイスできたらなと思います。
模試を受ける目的
まずは模試を受ける目的について
改めて確認したいです。
模試を受ける目的は大きく分けて2つ。
模試を受ける目的①
1つ目は、
それまでの勉強の成果を確認し、
結果から自分の弱点を認識する
という目的があります。
模試を受ける目的②
2つ目は、
名前の模擬試験から分かるように、
自分が実際に受ける模試の練習、
もしくは慣れるという目的があります。
2つ目の方は、
共通テスト形式の模試や
各大学のオープン模試などが
それにあたります。
今の時期:①の目的が大多数
当然、早い段階で、
2つ目の目的のために受けることが出来れば
余裕をもって本番を迎えることが出来ますが、
進学校の生徒など
早い段階で基礎が出来ている
少数の生徒以外は、
この時期にはまだ、
1つ目の目的のために受けることが
ほとんどだと思います。
注意点:模試は受動的に受けないで!
しかし、そもそも何の目的もなく、
受動的に模試を受けている方が
多く見受けられますので、
まずは、先ほど挙げた
1つ目の目的のために受けている
という意識を持つことから
始めると良いと思います。
その上で、現在の勉強の進捗状況や、
志望校のレベルなどは
人それぞれですので、
その模試で自分は
何の科目のどこの範囲の
理解度を確認したいかを
各々が考える必要があります。
例えば、
3教科しか必要のない受験を志望する方と、
まずは共通テストを突破しないといけない方とでは、
英語1つとっても文法に力を入れるのか、
長文を読めるようにするのかなど違ってきますよね。
模試は誰のために受けるの?
模試は重要な判断材料!しかし・・・
模試は学校や先生からすれば、
受験生が受ける大学の
一番大きな判断材料になります。
そのため重視されるのは
結果やデータの部分で、
そこだけを見て、みなさんの
指導をされると思います。
しかし、
実際にその模試を受けてない人が
あなたの弱点や進捗具合のすべてを
把握できるわけがありません。
また、1つの模試形態で
それぞれ特色のある大学の試験の合否を
判断できるとは思えませんし、
そもそもそのデータに
どれほどの信憑性があるのかも不明です。
受験生自身も・・・
さらに、受験生自身も
先生や親に自分の志望する大学を
受験することを認めてもらうために
模試に向けて、勉強をしようと考えてしまいます。
ある生徒の例
1つ例となる話をしたいと思います。
ある学校に、
全ての教科がまんべんなくできるA君と
英語だけは誰にも負けないぐらいできるB君がいました。
2人は英語の難易度がとても高く、
また英語の点数の比重が非常に高い
同じ大学を志望していました。
模試になると、
全教科が万遍なくできるA君の方が
B君よりもいい成績を取ることが出来ました。
志望校を選ぶ時期になって、
学校や塾の先生は模試の結果を見て
A君は間違いなく受かるだろうから
そのまま受けなさいと指導し、
B君には受かる確率は50%だが
受けたいなら受けなさいと志望しました。
受験の結果、
A君は落ちてB君は合格しました。
A君が落ちた要因は
英語以外の教科の点数は良かったが、
そもそも点数の比重が低く、
英語の点数はそこそこだったことでした。
反対にB君は英語以外の点数は低かったが、
英語は高い点数を取ることが
出来たため合格できました。
例から学ぶこと
この話を見てどう思うでしょうか。
B君は自分で志望校を分析し
何に時間を費やすべきかを
分かっていたため、
先生からどいう言われようが
自分の中に確かな自信があった。
一方、A君は毎回の模試の成績を
気にするあまり、
本当に自分が必要な勉強に
時間を使うことが
出来なかったのかもしれません。
あなたの弱点はあなたにしかわからない!
先ほど申した通り、
先生は実際に模試を受けたわけではありません。
もしその経験があったとしても
十数年も前の感覚で
指導しているかもしれません。
もちろんみなさんと一緒に
考えてくれる先生ならいいですが、
そうだとしても、
皆さん自身に目的意識がないと
データだけの指導になっています。
結局は、
その模試でのあなたの弱点が分かるのは
あなた自身しかいません。
模試の効果的な復習方法
まずは模試を受ける前に!
今までの話を踏まえて、
模試の復習はどうすればよいでしょうか?
まずは模試を受ける前に、
その模試でどの教科の
どの範囲の実力を試したいかを
事前に確認しておきましょう。
メモは忘れず!そして復習!
その上で、実際に受けているときに
自分の答えを必ずメモしておきましょう。
復習のタイミングは感覚が残っている、
なるべく早いほうが良いです。
もちろんすべて復習できれば良いですが、
時間的な制約があると思うので、
受ける前に決めていた教科や
単元だけでも復習しておきましょう。
なるべく早く復習して!
私個人的には、
受けて時間が経ってから
全教科復習するよりも、
1つの教科だけでもいいから
なるべく早く復習するほうが良いと思います。
具体的な復習の仕方は、
答えや解説だけを見るだけではなくて、
自分の実際の思考経路と
一緒に復習してほしいです
(模試で解いた時の自分の考え方と
解説の考え方はここまで一緒で
ここから違うなみたいに)。
模試の復習をノートにするかどうかは、
どちらでもよいと思います。
ノートにまとめたほうが効果的だと
思う方はノートを活用し、
ノートを見返さない方は
取らなくもよいと思います。
次の模試に向けて
そして復習よりも
さらに大切なことがあります。
それは復習して分かった自分の弱点を基に、
次の模試までの勉強計画を立てることです。
このように模試を
自分の勉強の中継地点と考えることで、
模試を主体的に捉えることができ、
模試を受ける意味を見出しやすくなります。
最後に
模試は受けすぎないで!
模試を受けすぎることは危険です。
次第に模試自体が
勉強の目的となるからです。
私自身現役時代は
2,30回模試を受けましたが、
浪人時代は3回しか受けていません。
あくまで最終目標は志望校の試験であって、
模試はその練習にしか過ぎないので、
もし可能なら学校や塾の模試を
自分で受けるか決められればいいのですが、、、
落ち込むこともあるけど・・・
また受験生のみなさんは
結果に落ち込むことがあると思いますが、
先ほど挙げたように、
模試はあくまでも自分の弱点を
認識するためのものなので、
あまり一喜一憂しないようにしてくださいね!
とにかく、
模試を効果的に活用できるために、
少しでも有益なものとなれば幸いです。
ぜひ活用してください。
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