みなさん、こんにちは！
布施駅から歩いてすぐ、
大学受験の塾・予備校の
武田塾布施校 校舎長です！
受験相談や生徒からの質問で
苦手科目としてよく挙がるのが古文です。
古文はもはや、外国語です！！
なのでどちらかと言うと
英語を学習する感覚に似ています。
みなさんは英語を学習し始める時、
単語・文法から始めますよね？
それは、古文でも同じです。
まず手始めに勉強してほしいのは、
・古文単語
・古典文法
この２つです！
その中でも今回は、
古典文法の勉強法に
ついてお話ししていきます。
古典文法を勉強する時に
どんなことを意識しながら
勉強すればいいのか
そのポイントを4つみなさんに
ご紹介していきますね🙋
古典文法がわからない人が見落としがちな４つのポイントとは？
古典文法で覚える４つのポイント
古典文法を学ぶときに
参考書を使って問題を解き進めるかと思います。
古典文法の参考書の中では、
『ステップアップノート30』
『やさしくわかりやすい古典文法』
『古典文法 スピード・インプット』
の３冊が特におすすめです！
しかし、これらの参考書を使う上で
注意してほしいのは
大事なのは問題を解くことではない
ということです。
「古典文法の参考書で問題解くのが
大事じゃないって意味分からんやん」
確かにそう思いますよね。
ここでお伝えしたいのは
問題を解くことを目的にするのではなく、
問題を解くことを通して次の４つの
ポイントを覚えてきってほしいということです！
そのポイントとは・・・
①意味
②接続
③活用
④意味の使い分け
です。
この４つのポイントの中で
学校の方でも、意味・接続・活用
についてはテストもたくさんされて
「ここは大事だぞ！」と教えられます。
しかし盲点なのは、意味の使い分けです。
古典文法の落とし穴は「意味の使い分け」だった！？
例えば、
助動詞『る・らる』であれば
意味は何かわかりますか？
そうです、
『受け身・可能・自発・尊敬』ですね！
この意味を言える人は多いと思います。
ただ、古文のゴールは
古文の文章を読めるようになることです。
もし先ほどの助動詞が文章内に出てきた
時に、「これは受け身かな？自発かな？」
と見分けられるようにならないと
文章の訳を間違ってしまいます。
見分けるポイントは
先ほどご紹介した３冊の参考書に詳しく
書いているので、各参考書のまとめ
の部分に注目して、問題を解くことに
合わせて「意味を見分ける
ポイント」を覚えていきましょう！
ただただ問題集を解いて
満足している人は要注意です！
助動詞の「識別」ができるようになろう！
ここまでは、助動詞の
「意味の使い分け」
についてお話ししました。
次に大切なポイントとしては、
識別ができるようになることです。
「識別ってどういうこと？」
今からご説明しましょう！！
先ほどは「る・らる」という
同じ文法のテーマの中で意味が
４つありますよ～というお話しをしました。
今度は、違う様々なテーマ同士が
交わった時に同じ言葉でも見分け
られるようになる必要があります。
これが「識別」です！
「なむ」という助動詞を例に挙げましょう。
「なむ」には色んな文法のテーマが混在しています。
・係助詞の「なむ」
・願望終助詞の「なむ」
・完了助動詞「な」
＋
推量の助動詞「む」
・ナ変活用動詞の未然形
＋
推量の助動詞「む」
この「なむ」が文章に出てきたときに
これらを識別できなければいけません。
識別する方法もすべて参考書に
書いているのですが、意外と
みなさんそこを読んでないんです！
なので、一番受験で出てくる
「識別」をできないまま
古典文法の勉強を終えちゃってる
受験生がかなり多いです。
意味の使い分けと同様に
どの文法テーマが扱われて
いるのかを識別できるように
なるまでが古典文法の勉強だと
思っておいてください！
まとめ
ここまで、
古典文法の勉強で大切な
ポイントについてお話ししました。
もう一度お伝えすると、
古典文法のポイントは
①意味
②接続
③活用
④意味の使い分け
の４つです。
もちろんですが、
意味・接続・活用は
最低限覚えることは
絶対条件です！
そして、意味の使い分けや
識別、これができるようになれば
古典文法は一人前です！
この２つができるようになれば
古典の文法問題や読解問題が
一気に解けるようになるので、
これらを意識して古文の勉強を
頑張ってくださいね✨
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