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【浪人生】数学の新課程と旧課程のメリットとデメリットを徹底解説

みなさん、こんにちは!

古市駅から徒歩30秒

武田塾古市校です!!

 

浪人生のみなさん!

数学を新課程で受けるべきか旧課程で受けるべきか悩んでいませんか?

新課程では共通テストの試験時間や範囲が大きく異なります。

そこで今回は、数学の新課程と旧課程のメリット・デメリットをお伝えしていきます。

自分の志望校に合わせてどちらを選択するべきか、戦略的に考えましょう!

【数学編】新課程と旧課程のメリット・デメリット

新課程の変更点

〇数学Ⅰ・A

「整数の性質」、「図形の性質」、「場合の数と確率」の3つの分野から選択制だったものが、選択制がⅠ・Aからはなくなります。

2次試験についても同様のことが言えますが、整数の教科書の位置づけが変わります。

名前が「数学と人間の活動」に変更されています。

整数をいう分野が補助的な分野になるため、共通テストには出題されません。

 

新課程で受ける場合は整数なしで受けられます。

旧課程の時も選択制だったので、実質変更点はないという感じです。

 

〇数学ⅡB

Ⅱ・Bは大きく変わります!

 

今までは試験時間60分でしたが、新課程では70分に伸びます!

 

範囲も変更があって、

そもそも新課程では数学Ⅱ・B・Cという名称になります。

数学Ⅱ・Bは後半の大問が選択制になります。

問題番号 選択形式 出題内容
第1問 必答 数Ⅱ【三角関数】
第2問 必答 数Ⅱ【指数関数・対数関数】
第3問 必答 数Ⅱ【微分・積分の考え】
第4問 いずれか3問を選択 数B【数列】
第5問 いずれか3問を選択 数B【統計的な推測】
第6問 いずれか3問を選択 数C【ベクトル】
第7問 いずれか3問を選択 数C【平面上の曲線と複素数平面】

 

「平面上の曲線と複素数平面」は旧課程では数Ⅲの分野でした。

新課程では数Cに変更されていて、主に理系の方がやる分野です。

ですので、文系の方は「数列」「統計的な推測」「ベクトル」の3つを選ぶことになると思います。

でも、浪人生のみなさんは「統計的な推測」は習っていませんよね。

特に文系の方はどうするのかという問題が出てきます。

何が何だかわからない人のイラスト(女性)

浪人生はどちらがお得?

では、浪人生は新課程、旧課程のどちらを選ぶべきなのでしょうか?

 

範囲だけを見ると明らかに旧課程がお得です。

「統計的な推測」を勉強し直さないでいいので、今までやっていたことの延長で共通テストに挑めます。

なので、今年1年に限っては旧課程を選んでおいた方がお得だと思います!

 

でも、現役生と浪人生は違う問題を解くことになります。

現役生の方がボリュームは圧倒的に多いです。

旧課程のテストの方が難しく作られてしまう可能性もあります。

新課程の初年度は大体易しくなる傾向にあるので、こればっかりは本番にならないとわかりませんが、新課程を受けた方が難易度での被害は少ないのではないかと思います。

 

得点調整が起きる条件

・科目間で20点以上の差が出たとき 

➡ 過程に関係なく調整が起こる。

・受験数が10,000人未満の科目は得点調整を行わない

➡ 新課程の平均点が低い場合は得点調整をされる可能性があるけれど、

何人受けるかはふたを開けてみないと分からない。

 

これらを考えると、得点調整はほぼ行われないとみて、

他の受験生との兼ね合いを考えると、新課程の方がリスクはないかもしれません

 

旧課程のメリット

無駄なことをせずに合格最短コースの場合は「統計的な推測」を勉強する時間で他の勉強ができるので、旧課程を受けた方が理論上は最強です。

2次試験について

共通テストという観点で見れば、今まで見てきた通りですが、2次試験の場合はどうでしょうか?

私大や2次試験ではそれほど大きな変更点はないだろうと読んでいます。

 

ベクトルは数Ⅲ・Cになりましたが、文系でも出題されるとほとんどの大学で明記されています。

「整数の性質」という分野も消えましたが、整数の分野で習うべき内容は今後も何かしらの形で出続けるだろうと思います。

「統計的な推測」が入試に出るかどうかも、今まで数Ⅰ・Aの「データの分析」は出ていないので可能性は低いと思います。

 

 

以上のことを踏まえると、2次試験や私大の入試には新課程、旧課程の影響はほぼないと考えています。

 

・無駄な勉強をしなくない合格最短コース➡旧課程

・問題が難しかったりリスクをとりたくない場合➡新課程

 

模試と過去問について

これからの模試は基本的に新課程で出題されます。

浪人生用に旧課程の模試を残す予備校もありますが、全部の模試がそうではありません。

ですので、旧課程で受ける浪人生にとっては実力を試す機会が減ってしまいます。

 

ただ、数Ⅰ・Aは過去問が使えます。

選択制のところを整数は選ばずに解けば、対策になります。

数Ⅱ・Bは70分用の旧課程セットの問題で解くという事がありません。

おそらく予想問題として問題集で発売されることもないので、そこが少し難しいところです。

テスト・受験のイラスト「試験中の男子学生」

 

浪人生がもし、「統計的な推測」をやろうと思っているなら、

オススメの参考書があります。

 

『大淵智勝の数学B 統計的な推測が面白いほどわかる本』

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『やさしい高校数学』の統計的な推測の分野だけをやる

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どうしようか迷っている人も、一回やってみて判断するのもアリだと思います。

これからの数学の仕上がり具合や「統計的な推測」の勉強をやる余裕があるか無いかを見比べながら今後判断してみて下さい。

 

今回のまとめ

①無駄な勉強をしたくない人は旧課程

②リスクを取りたくない人は新課程

 

以上、「数学の新課程と旧課程のメリットとデメリットを徹底解説」でした!

 

今回参考にした動画はこちらです!👇

 

さいごに少しだけ!武田塾古市校ってどんな校舎?おすすめポイントとともにご紹介!

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今日は武田塾古市校ってどんな校舎なのか?

おすすめポイントとともにご紹介したいと思います!!

 

【通学時間】なんと駅から30秒!?

皆さん、

雨の日や暑い日、寒い日、

駅からの長い道のりを歩いて勉強しに行くのって、

気乗りしなかったりしませんか?

武田塾古市校なら 

近鉄南大阪線 

古市駅から歩いてなんと30秒!!

(おそらく全校舎で駅から一番近い武田塾なのでは?)

古市校 地図

駅のホームからも校舎が見えるくらいの近さです。


気合で電車に乗ってしまえば気づけば塾に到着しているので、

あとは机に向かうだけですよ!

 

勉強を習慣化するには

 

勉強に取り掛かるまでのステップ(着替え、用意、移動時間など)をなるべく減らすことが大事!

 

これなら毎日でも塾に向かうのが苦にならないハズですよ!

 

【校舎の設備】自習室、音読スペース、生徒用 iPad、参考書、コピー機、冷蔵庫に電子レンジやウォーターサーバーも!

 

自習室

各机に仕切りがあり、

集中して勉強に励むことができます。

みんなルールを守ってとても静かに自習しているので、

家で色んな誘惑がある中、勉強するより

ずっと集中できるはずです!

選択した写真

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椅子も長時間座りやすい物を採用しています。

 

音読スペース

大学受験の英語を乗り切るには長文読解が必須です。

その重要な英語の長文対策には

音読が効果的

と言われています。

黙読だとついつい無意識に流し読みや飛ばし読みをしてしまうところも、

声に出すと自分が読めないところがしっかりとわかります。

また声を出した文章を自分の耳でも聞くということで、

 

目だけでなく耳からも情報が入り、

より一層記憶に定着しやすくなります。

 

そんな重要な音読のために、

市校ではちゃんと自習室とは別に

音読スペースを用意しています。

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コピー機、冷蔵庫、電子レンジ、ウォーターサーバー

快適に自習できるための設備も充実!!!

タダで使えるコピー機で参考書と過去問の勉強もはかどる!!

食事休憩したいときも、冷蔵庫、電子レンジ、ウォーターサーバーが自由に使えて便利!!

自習のための環境作りからこだわってます!!!

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お問い合わせはこちらからどうぞ(^v^)

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自習室利用可能時間 9:00~22:00
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