みなさんこんにちは!
古市駅から徒歩30秒!
武田塾古市校です!
受験生なら旧課程が新課程に変わるということは聞いたことがあると思います。
「結局どう変わるの?」という人も多いと思いますが、新課程に関する情報は受験生には必須です!
今回は数学の新課程に絞って説明していきます!!
数学旧課程と新課程の違い
数学Ⅰ
新課程で学ぶ分野:「数と式」「図形と計量」「二次関数」「データの分析」
旧課程と分野の変化はありませんが、「データの分析」で仮設検定の考え方や外れ値の内容が追加されます。
数学A
新課程で学ぶ分野:「図形の性質」「場合の数と確率」「数学と人間の活動」
旧課程と異なるのが、まず「整数の性質」です。
これが「数学と人間の活動」という分野に変わりました。学ぶ内容は「整数の性質」の内容も一部含んでますが、それ以外にもパズル等に数学的にアプローチする内容なども含まれています。
また「場合の数と確率」で、頻度確率や今まで数学Bの確率分布と統計的な推測で学んでいた期待値を扱うこととなります。
数学Ⅱ
新課程で学ぶ分野:「いろいろな式」「図形と方程式」「指数関数・対数関数」「三角関数」「微分・積分の考え」
旧課程と大きな変更点はありません。
数学B
新課程で学ぶ分野:「数列」「統計的な推測」「数学と社会生活」
数学Bで「ベクトル」が廃止され、その分社会生活の問題を数学を用いて解くという「数学と社会生活」という分野が入りました。
また、「統計的な推測」に正規分布を用いた区間推定及び仮設検定の方法や有意水準が追加されました。
数学Ⅲ
新課程で学ぶ分野:「極限」「微分法」「積分法」
「平面上の曲線と複素数平面」の分野が廃止されました。
その他大きな変更点はありません。
数学C(新課程で追加)
新課程で学ぶ分野:「ベクトル」「平面上の曲線と複素数平面」「数学的な表現の工夫」
数学Cは新課程で新たに追加されました。
これが新課程になって一番の大きな変更点だと思います。
入試にはどう影響する?
共通テストの変更点
新課程の数学ⅠAの問題構成と時間
数学ⅠA(新課程) | 制限時間:70分 |
大問 | 内容 |
第1問(必答) | 「数と式」・「図形と計量」 |
第2問(必答) | 「二次関数」・「データの分析」 |
第3問(必答) | 「図形の性質」 |
第4問(必答) | 「場合の数と確率」 |
旧課程では「図形の性質」「整数の性質」「場合の数と確率」のうち2問を選択する形式でしたが、新課程からは上図の通り、「図形の性質」と「場合の数と確率」の2問が必答となりました。
数学ⅠAの対策
数学ⅠAは解く大問の数・制限時間ともに変わらないので、今までどおりの対策で問題ないです!
ただ、図形の性質は2次試験でも出題されにくく、対策が疎かになりがちな分野なので早めに対策することを心がけよう!
新課程数学ⅡBCの問題構成と時間
数学ⅡBC(新課程) | 制限時間:70分 |
大問 | 内容 |
第1問(必答) | 「三角関数」 |
第2問(必答) | 「指数関数・対数関数」 |
第3問(必答) | 「微分・積分の考え」 |
第4問(*選択) | 「数列」 |
第5問(*選択) | 「統計的な推測」 |
第6問(*選択) | 「ベクトル」 |
第7問(*選択) | 「平面上の曲線と複素数平面」 |
*4問のうち3問選択
旧課程では数学ⅡBが範囲でしたが、新課程では数学Cの範囲も追加されました。
それに伴い、「平面上の曲線と複素数平面」の内容が追加されました。
また、新課程では旧課程の共通テストより大問が2問増え、時間は60分から70分に増えました。
数学ⅡBCの対策
上記でも述べたよう、解く必要のある大問が6問あり、制限時間は70分と短いので、時間との戦いになると予想されます。
問題を見て迷っている時間はありません。基礎問題精講などの基本の参考書をキッチリとこなし、基本問題に対してはすぐに解法が浮かぶようにしましょう。
選択問題は理系の受験生は「数列」「ベクトル」「平面上の曲線と複素数平面」を選択する割合が多く、
文系の受験生は「数列」「統計的な推測」「ベクトル」を選択する割合が多くなると予想されます。
自身が選択する分野をしっかり対策しましょう。
*1,*2 参考文献:新課程の共通テスト「数学」はどうなる?出題範囲や変更点を試作問題から解説!https://diamond.jp/educate/articles/reiwa_daigakujukenn/120/
国公立・私立入試の変更点
これはまだ発表されていない大学も多いですが、各大学によって大きく対応が異なるので自分の志望校はどういう対応をとるのかこまめにチェックしましょう!
浪人生はどうなる?
共通テスト
数学ⅠAでは選択問題はなく、「図形の性質」・「場合の数と確率」を必答しなければなりませんが、
「場合の数と確率」に新課程で追加される内容は含まれません。
よって、ほとんど今まで通り解くことができます。
数学ⅡBでは今までと同じ出題内容を解くことができます。
さらに問題は今までと同じにも関わらず、試験時間は70分と以前より10分多く解くことができます。
問題量は増えることが予想されますが、今までより10分多く解けるので、時間的余裕は生まれてくるでしょう。
参考文献:大学入試センター https://www.mext.go.jp/content/20211014-mxt_daigakuc02-000018441_7.pdf
国公立・私立入試
これもまだ発表していない大学が多いので、自信でこまめにチェックしておきましょう!
まとめ
いかがでしたか?
今回は数学の新課程に関する内容についてでした。
他の科目なども自身でチェックして新課程に対して不安を少しでも減らしておきましょう!
さいごに少しだけ!武田塾古市校ってどんな校舎?おすすめポイントとともにご紹介!
今日は武田塾古市校ってどんな校舎なのか?
おすすめポイントとともにご紹介したいと思います!!
【開校時間】古市校は365日・毎日9時~22時の自習室開放!!
古市校は、
祝日も毎日9時~22時まで自習室を開放しています。
朝から開いている校舎は武田塾の中でも珍しいです。
なんと、365日開いています・
2022年は元旦、お正月も開いていました。
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勉強を習慣化するには
勉強に取り掛かるまでのステップ(着替え、用意、移動時間など)をなるべく減らすことが大事!
これなら毎日でも塾に向かうのが苦にならないハズですよ!
【校舎の設備】自習室、音読スペース、生徒用 iPad、参考書、コピー機、冷蔵庫に電子レンジやウォーターサーバーも!
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