【志望校決め】大阪公立大学の化学系学科徹底解説！！

hikaku_ball_man

こんにちは！

古市駅から徒歩30秒！

武田塾古市校です。

大学選び、学部学科選び、悩みますよね、、、

ネットで色々調べていると、

こっちの学部とあっちの学部、どっちがいいのかな？違いって何かな？

と、なったことはありませんか？？

よくあるのは、

理学部化学科と工学部応用化学科ってどう違うのかな？
生物学科と化学科と生物化学科って何がどう違うのかな？

など、名前が似ているものに関する悩みです。

今回は大阪公立大学の化学系学科についてご紹介したいと思います！！

大阪公立大学の化学系学科

大阪公立大学には、化学系の学科が全部で7個もあるんです！！

7個もあると違いが分かりにくいですよね、、、

「化学」と一括りに言っても、分野の範囲がとても広く、

また化学を使って何をしたいかによっても、どの学科を専攻すればいいのかが変わってきます。

今回は学部ごとに化学系の学科について見ていきたいと思います！

理学部

理学部には化学系の学科が2つあります

・化学科

・生物化学科

この2つです！

それではそれぞれの学科について詳しく見ていきましょう！！

化学科

理学部化学科は純粋に「化学」について勉強します！！

他の化学系の学部学科との大きな違いは、

化学を使って何かをするのではなく、化学という学問を深く掘り下げるという点です！！

物理化学・無機化学・有機化学の大きく3分野に分かれており、

まだ見つけられていない反応や合成ルートを開発したり、

まだ知られていない性質について解明したりなど、

化学の土台となる部分を勉強し、研究していくのが化学科になります。

主にどんなことを研究しているかについては下記ホームページをぜひチェックして見てください！

https://www.omu.ac.jp/sci/chem/

生物化学科

理学部生物化学科は生命現象に関わる化学と生物学に関する体系的な幅広い基礎知識を勉強します！！

ミクロに見ていくと、生物はたくさんの「生体分子」によって構成されています。

この生体分子が色々と組み合わさって細胞を形成し、生体システムを構成しています。

この学科ではこれらの生体メカニズムを分子論的に解明していくのが生物化学科です！

生物を分子レベルで解析し、生命現象の解明や有用物質（新規の酵素や薬物など）の開発を目指しています。

生物系に興味があって、医薬品などに含まれている物質の研究をしたい方はにおすすめの学科です！

主にどんなことを研究しているかについては下記ホームページをぜひチェックして見てください！

https://www.omu.ac.jp/sci/biochem/

工学部

工学部には化学系の学科が4つあります

・応用化学科

・化学工学科

・マテリアル工学科

・化学バイオ工学科

この4つです！

それではそれぞれの学科について詳しく見ていきましょう！！

応用化学科

工学部応用化学科は「新しい化学」について勉強します！！

新しい化学ってなに？と、なりますよね

新しい化学とは、今ある化学の知識を使って、

新しいモノ（材料など）の開発などがメインになっていきます！

化学科は化学の土台となる部分を研究する学科ですが、

応用化学科はその土台の上に新しいものを積み重ねて発展させていく学科となります。

医療やバイオ、エネルギー、環境などの分野で最先端の化学を追求することができます！

主にどんなことを研究しているかについては下記ホームページをぜひチェックして見てください！

https://www.omu.ac.jp/eng/apchem/

化学工学科

工学部化学工学科は「化学を使ったものづくりのプロセス」について勉強します！

他の化学系の学部学科との大きな違いは、

工業的に化学を勉強するという点です！！

化学で新しいものが開発できたとして、

それをたくさんの人に使ってもらうには大量に生産しなければなりません。

普段、化学の開発は実験室で行われており、小さなスケールになります。

もし、新しい分子を開発できたとして、それを実際に何か製品などに使おうとすると、とても大きなスケールで反応を行わなければなりません。

小さなスケールでできていたことが、大きなスケールになっても上手くいくとは限りません。

そんな時に活躍できるのが「化学工学」なんです！

実際に製品化するにあたって、どのようなプロセスで行えばいいのかを学ぶことができます。

主にどんなことを研究しているかについては下記ホームページをぜひチェックして見てください！

https://www.omu.ac.jp/eng/chemeng/

マテリアル工学科

工学部マテリアル工学科は材料科学について勉強します！

マテリアル工学科では、物理や化学を始めとする様々な分野の知識を融合して新しいモノを創り出す学問を勉強することができます！！

私たちの身の回りには様々な製品がありますが、それらはあらゆる材料を組み合わせて成り立っています。

新たな材料について研究してみたい方におすすめです！

主にどんなことを研究しているかについては下記ホームページをぜひチェックして見てください！

https://www.omu.ac.jp/eng/mtr/

化学バイオ工学科

工学部化学バイオ工学科は化学技術やバイオテクノロジーを基に環境調和型のものづくりについて勉強します！

大阪公立大学の化学系の学部学科は、大阪公立大学の統合前は大阪府立大学の学科が多く、

大阪市立大学からの学科は理学部化学科とこちらの化学バイオ工学科になります。

そのため、他の化学系の学科と研究分野が被っており、また幅広い分野で研究活動を行うことができます！

もし、化学を使って新しいモノづくりをしてみたいけど、興味のあることが何か決まっていないという方は

こちらの工学部化学バイオ工学科がおすすめです！！

「バイオ」と、入っているので、工学部ですが、生物化学の研究もできるという点は魅力の1つだと思います！

主にどんなことを研究しているかについては下記ホームページをぜひチェックして見てください！

https://www.bioa.eng.osaka-cu.ac.jp/chembio/

農学部

農学部には化学系の学科が1つあります

・生命機能化学科

です！

それでは詳しく見ていきましょう！！

生命機能化学科

農学部生命機能化学科は生命現象を明らかにしてイノベーションを起こすことを目的として勉強します！！

研究範囲は少し理学部生物化学科と被るとことがあるかもしれません。

食品系（栄養など）を化学の面から研究できたり、

副専攻として創薬科学が学ぶことができ、病理実験までできるというところは他の学科にはないポイントになります！

他の学科に比べて製薬会社や食品会社への就職が強いことも魅力の1つだと思います。

主にどんなことを研究しているかについては下記ホームページをぜひチェックして見てください！

https://www.omu.ac.jp/agri/ab_j/

まとめ

以上、大阪公立大学にある化学系の学科紹介でした！！

化学が好き！大学で化学をやりたい！といっても、

化学で何をやりたいかによって学科選びは変わってきます。

また、これは化学とは関係ないだろうと思っている分野でも

実は化学と密接していたなんてこともたくさんあります。

化学を使った研究や将来の就職先として、製薬・化粧品・食品、と考えてしまいがちですが、

意外とその分野はほんの一部であって、もっと幅広い分野で活躍することができます！！

少しでも化学に興味がある方は一度調べて見ることをお勧めいたします！！

志望校を決めて、そこに合格できるよう頑張っていきましょう！！！

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