【入試対策】自治医科大学の入試科目や過去問（英語）について解説！

こんにちは！

古市駅から徒歩30秒！

武田塾古市校です。

受験に向けて志望校選びは重要になってくると思います。

大学によって受験科目、問題の傾向は様々です。

そこで大学の入試情報や英語の過去問対策をメインに色々な大学について紹介していきたいと思います。

今回は「自治医科大学」について解説していきます！

自治医科大学ってどんな大学？

自治医科大学は栃木県にある私立大学です。

キャンパスは栃木県下野市にあります。

学部は医学部と看護学部のみとなります。

自治医科大学は私立大学ですが、他の私立とは少し異なります。

それは総務省自治行政局が支援する公設民営大学（準国公立大学）だからです！！

他の私立・国公立とどう違うのか気になりますよね？

看護学部に関しては他の大学と同じなのですが、医学部に大きな特徴があります！

① どの都道府県出身（在住）かが関わってくる

入試に都道府県出身（在住）かが関わってくるのは不思議ですよね？？

自治医科大学の募集人数は100人ですが、その内訳は各都道府県から2〜3人と決まっています！

なぜかというと、

自治医科大学では卒業後、出身の都道府県の知事が指定する病院で9年間勤務しなければならないという決まりがあります（そのうち4.5年間はへき地）

現在、地方やへき地での医療従事者が減少していることが問題となっています。

そこで、地方での医療やへき地医療に従事する医師を確保するために、各都道府県から2〜3人受け入れることで、偏ることなくまんべんに全国に医師を配置することができます。

ですが、ただ卒業後の勤務地が制限されるだけでは、こちらにとっては何もメリットはないですよね？

実はとある条件があるからこそ、この勤務地の制限が行われるのです。

そのとある条件が下記の②です！！

② 授業料免除

実は医学部は授業料がかからないんです！！！

どういうことかいうと、自治医科大学では6年間の授業料や教科書代などを貸与してくれます！！

授業料の貸与と言われると奨学金を思い浮かべますよね？

自治医科大学の修学資金貸与制度は奨学金とは少し違います。

奨学金は借りたら返さなければいけませんが、自治医科大学の修学資金貸与制度は①で書いたように指定された病院で9年間従事することによって修学資金の返還が免除されます！！

もし、指定された病院で勤務したくないという場合は貸与金に所定の利率を乗じた金額を一括返済しなければいけません。

ちなみの、6年間でどのくらい貸与されているかというと2300万円貸与されています。

このような大金、一括で返済するのは厳しいですよね、、、

9年間、出身都道府県とはいえ、自分で勤務したい病院を決められないのは大変なことも多いと思います。

そのため、受験をする方はしっかりと将来のことまで考えてから受験するようにしましょう！

③　全寮制

医学部に入学すると、6年間寮生活となります。

ワンルーム型の寮で、1人につき1部屋与えられます。

お風呂場は供用ですが、トイレやミニキッチンなどは各部屋にあります。

また、勉強室やラウンジなど、集中して勉強する環境であったり、縦横のつながりを広げることができる場所もあります。

寮費も電気代等は別ですが1人あたり月々8500円とお財布にも優しい料金設定となっています。

詳しい学校情報に関しては、下記の自治医科大学のホームページをぜひチェックしてみてください！

https://www.jichi.ac.jp/

入試情報

自治医科大学では、医学部と看護学部ともに、2段階で試験が行われます。

1. 医学部

医学部はまず、各都道府県の会場で第一次試験が行われます。

第一次試験に合格すると自治医科大学で第二次試験が行われます。

ライバルは全受験者ではなく、自分が受験する各都道府県の受験者だと思っておいてください。

第一次試験

第一次試験の教科・科目は

数学（数3まで）

物理・化学・生物から2つ

英語

になります。

配点は

数学25、理科50（各教科25）、英語25の合計100点満点となります。

試験はマーク式の問題となっています。

第二次試験

個別学力考査の試験科目は

数学（数3まで）

英語

面接（集団・個人）

になります。

配点は

数学12.5、英語12.5の合計25点満点になります。

各教科記述式で制限時間は30分となっています。

また、面接の点数などや評価基準は発表されていませんが、各都道府県ごとに行われます。

2. 看護学部

看護学部も医学部同様2段階性ですが、違いとしては

一段階が筆記試験でそれに合格すると二段階目の面接にいけるというところです。

また、各都道府県ごとにとるわけではないので、全受験生がライバルとなります。

第一次試験

第一次試験の教科・科目は

国語

数1A

英語

になります。

配点は

国語200、数学200、英語200の合計600点満点となります。

全てマーク式の問題となります。

第二次試験

第二次試験の試験科目は

面接

になります。

点数は公表されていません。

英語の対策方法

自治医科大学では、医学部は一次・二次の両方で、看護学部では一次試験でのみ英語の試験が行われます。

今回は医学部の第一次試験の英語につていお話ししたいと思います。

問題傾向

自治医科大学医学部医学科の第一次試験の英語の問題は大問3題で、

第一・二・三問　長文問題

で構成されています。

時間は60分と短く、小問は全部で25問あるので、スピーディーに解いていく力が必要となってきます。

問題文自体は読みやすいので、速読力と、答えの根拠となるところをどれだけ素早く見つけることができ、また一度で正確に問題を解く力がどのくらいあるのかが重要になってきます。

対策

対策としては、長文対策をしっかりと行うようにしてください。

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まず、単語レベルですがシステム英単語を1冊完璧にしましょう。

もし時間がない場合は最低でも1-1700は必ず完璧にしましょう！

次に長文・英作ともに赤本などで過去問を徹底的にやり込みましょう。

どれだけ早く解けるようになるかが重要です。

過去問を通して時間内に解ききる力をつけましょう！

長文に関しては、下記のような問題集を用いて対策するといいと思います。

時間に対して問題数が多いぶん、長文自体の難易度はそこまで高くはないです。

問題集に解くための目安の時間が書いてあると思いますが、記述式の問題はその時間内に、マーク式の問題は書いてある時間の9割ほどで解けるように、時間を測って取り組むようにしましょう！

また共通テストの過去問やセンター試験の長文問題もかなりいい教材になると思います！

マーク式問題の対策は共通テスト対策にもなるので、適当にやらずにしっかりとやるとようにしましょう！！

まとめ

以上、自治医科大学の入試情報と英語の入試対策方法でした！！

第二次試験はおそらく難易度は上がると思いますし、筆記試験なので、第一次試験は共通テスト対策、第二次試験が国公立個別学力考査対策と考えて勉強を進めていきましょう！！

また、自治医科大学医学部は入学手続きの日が国公立大学の前期試験の日程とかぶっています。

本人が直接手続きしにいかなければならないため、自治医科大学を滑り止めとして国公立大学を受験するということができませんので、注意してください。

今から、自治医科大学を第一志望校として頑張ってみませんか？？

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