ブログ

【志望校決め】北海道大学総合入試の仕組みやカリキュラム徹底解説! 

北海道大学総合入試の仕組みやカリキュラム徹底解説! 

 

こんにちは!

古市駅から徒歩30秒!

武田塾古市校です。

 

 

突然ですが、皆さんは志望学部学科は決まっていますか?

 

中には自分が何をしたいのかわからない、自分にあった学部って何??と、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

 

そんな方に受験を検討していただきたい大学があります

 

 

 

それは、、、、、

 

 

北海道大学です!!

 

どうして北海道大学??と、思いますよね

 

皆さんは北海道大学の総合入試って知ってますか?

 

 

簡単にいうと、理系・文系という大きな括りに分かれて入学し、入学後1年間授業を通してや、興味のあることをきっかけに2年生から所属する学部を決めるというものです。

 

今回は北海道大学の総合入試についてご紹介したいと思います!!

 

 

総合入試ってなに?

 

総合入試は学部ごとではなく、大きく文系・理系とういう括りで入学し1年間基礎科目や教養科目を学び、本人の志望と成績に基づいて学部・学科に移行する制度です。

 

なぜこのような入試があるかというと、自分の受験科目や難易度を優先して、学部選びを行い、大学に入学したものの思っていた学部のイメージと違った、〇〇学部に入学した方が自分のやりたいこと・学びたいことができたというミスマッチを防ぐためです。

 

大学に入学すると、高校の時よりもさらに世界が広がり、入ってくる情報も増えますし、交友関係も広がります。

その中で色々と情報を集めることで、自分がやりたいこと、興味があることを見つけ、学部学科選びをすることができます。

そのため、現時点で将来やりたいことや専門的に学びたいことがない方におすすめの制度となっています。

 

 

総合入試の受験方法

 

総合入試という名ですが、入試形態自体は一般入試と似ており、

共通テスト+個別学力検査で合否が決まります。

 

共通テストは文理共に国語、社会、数学、理科、外国語となっており、

個別学力考査は文系は国語、社会または数学、外国語の3教科で、理系は数学、理科2科目、外国語の3教科とこちらも一般入試と変わりません。

 

ですが、理系受験だけは受験形態により点数配分が少し異なります。

数学重点・化学重点・物理重点・生物重点・総合科学重点と5つの方式があり、

自分の得意科目を活かすことができるように、その教科の点数比率を大きくすることができます。

 

 

また理系は学部や学科によって、選択できる理科の科目が異なります。

例えば、工学部は物理・化学ですし、理学部生物学科は化学・生物であることが多いです。

 

ですが、総合入試では、そのような選択科目の縛りがありません。

例えば、受験当時は物理が得意だったから物理重点で受験したけど、入学後生物系に興味を持ったので、農学部に進みます、理学部生物学科に進みます、という一般受験ではできない受験科目選択ができます。

 

 

入学後のカリキュラムは?

 

入学後、1年生の間は総合教育学部所属になります。

 

総合教育学部には「文系カリキュラム」「理系カリキュラム」の2つを基本とするカリキュラムがあり、そのカリキュラムを通して、志望学部を決めいていきます。

 

また、コアカリキュラムというものがあり、コミュニケーション能力を養うことを目的とした講義(少人数形式のゼミナールなど)や複数の学問分野を融合した統合講義など自立して学び続けるための科目もあります。

コアカリキュラムの中には牧場での合宿や船上での実習など、北海道の自然を生かしたフィールドワーク型の授業もあり、実際に触れ、体験することで自分の興味がどこにあるのかを探索することもできます。

 

これらの講義を通して、興味のある分野を見つけ、2年生の時に各学部学科に移行し、専門的知識を身につけていきます。

 

また、興味のある分野が見つかったとしてもいったいどの学部学科で学べるのかわからないですよね

 

そんな時のために、ラーニングサポートオフィスが設置されており、大学生活や学部選びにおいて不安なことを相談できる場所があります。

 

 

例えば、化学に興味を持ったとします。

化学といえば理学部化学科に行けばいい!と、思う方が多いと思いますが、

実はそんなことはありません。

 

化学の知識を活かせる学部は他にもあります。

では、どの学部にすればいいのか気になりますよね。

大切なのは化学で何をしたいかです。

化学の中でもより基礎(化学を突き詰める、または0から1を生み出す)を学びたいなら理学部

化学を使ってモノづくりをしたいなら工学部

化学を使って農作物を守りたいなら農学部

化学を使って人体を守りたいなら薬学部・歯学部・医学部

化学を使って動物や魚を守りたいなら獣医学部・水産学部

と、化学を使った学問といっても、選択肢はたくさんあります。

この中で、どういうことに興味があって、どういうことを将来やりたいのか、それを学べる学部学科はどこかについて相談に乗ってくれます。

 

また、基本的には文系で入学したなら文系の学部の中から選ぶ、理系で入学したなら理系の学部を選ぶとなっていますが、文系で入学したけど1年間学んでいく中で理系の学部に進みたくなった、理系で入学したけど1年間学んでいく中で文系の学部に進みたくなったという場合も要件を満たせば異なる系の学部にも進めるそうです。

 

 

学部学科の移行について

 

文系・理系と大きな括りで入学し1年間勉強したのちは、入学試験時に先延ばしにしていた「学部選び」を行わなければなりません。

 

移行先の本人の志望と1年生の時に取得した単位の成績で決まります。

 

10月ごろに予備調査が行われ、3月上旬に第一志望調査が行われます。

各学部学科で定員の人数が決まっており、1年生の時に取得した単位の成績から算出された「移行点」の上位者から移行先が決定していきます。

第一志望調査で各移行先の定員の約8割が決定となります。

第一志望調査で決まらなかった学生は第二志望調査が行われ、これを全員が決まるまで繰り返すことで、最終的な移行学部が決定します。

 

 

まとめ

 

以上、北海道大学の総合入試についてでした!!

 

将来何をしたいのかわからない・この教科が得意だから生かしたいけど、どうやって生かしたいのか決まってないという方はぜひ一度調べてみてください!

 

入学してから1年で将来やりたいことや、何に興味があってどう生かしていきたいのかを必ずしも決められるというわけではありませんが、高校の時よりも大学の方が知見が広がるので、見つけやすくなるはずです。

 

学びたいことを学んで、やりたいことがやれる、充実した大学生活を送るためにも、今焦って将来を決めずに大学に入ってから決めるのもいいと思います。

 

一度しかない人生なので、後悔のないような学部選びをしましょう!

 

 

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる