共通テストでしか使わない教科の勉強方法!!
こんにちは!
古市駅から徒歩30秒!
武田塾古市校です。
高校三年生はいよいよ受験本番まであと半年になりました!!
第一志望に合格するために一生懸命勉強していると思いますが、
共通テストでしか使わない教科は勉強できていますか、、、??
また、マーク模試の結果が返却され、2次試験で使う教科の点数は良かったけど、共通テストでしか使わない教科が壊滅的な点数で焦っている人も多いのではないでしょうか?
そんな方に、今回は共通テストでしか使わない教科の勉強法についてご紹介いたします!!
(2次試験でも使う教科はしっかりと勉強している前提で、共通テストでしか使わない教科のみにスポットを当てています)
優先順位を決める
人によって共通テストでしか使わない教科は違うと思います。
文系だと主に理科・数学になりますし、理系だと社会・国語になると思います。
基本、2次試験でも使う教科を優先的に勉強すると思うので、これらの教科の勉強がおざなりになってしまうのはよくあることです。
ですが、共通テストでしか使わない教科の点数が悪いと、それらが足を引っ張ってしまって、そもそも第一志望校を受験できないという事態が発生してしまいます。
つまり高得点を取る必要はありませんが、最低限の点数は必ず取らなければならないのです。
でも、そんな一気に全教科同時進行なんてどれだけ時間があってもできないですよね、、、
そんな時にやってほしいのが優先順位決めです!
どういうことかというと、共通テストでしか使わない教科の中で優先順位を決め、その教科から勉強していきます。
ではどうやって順位を決めていけば良いのでしょうか??
① 第一志望校の共通テストの教科ごとの点数配分で決める
みなさんは、受験校の募集要項って見たことはありますか??
見たことない人は、インターネットで調べれば出てくるので、一度調べてみましょう!
(今年度のものが出ていない場合は、昨年度のものを参考にしてください。)
その中に、受験で使用できる教科、また共通テストの教科ごとの点数配分が書かれています。
大学や学部ごとに受験で使用できる教科や共通テストの教科ごとの点数配分は異なります。
優先して勉強すべきは、点数配分が大きい教科です。
点数配分が大きいかどうかの決め方は、例えば、国語100、英語100、数学100、理科100、社会100であったとします。
教科によっては200点満点のもの、100点満点のもの2つの合計点数、50点満点のもの2つの合計点数など、あると思いますが、
200点満点のものが100点満点に換算されるのと、100点満点のものがそのまま素点を使われるのとでは、素点を使っている方が点数配分が大きいと言えます。
また、素点を圧縮せずにそのまま使う大学もあると思いますが、その時は200点満点のものが点数配分が大きいといえます。
各教科の圧縮率や、点数全体のバランスをみて、点数配分が大きい教科を判断し、優先的に勉強しましょう!
また、点数配分が小さい教科については、他の教科でカバーできるのであれば、最低限の対策のみに留めて、そのほかの教科をしっかりとやって、高得点を狙いに行くのも策略としては十分に可能です。
② 得意なものからやる
第一志望校の募集要項をみた結果、点数配分がだいたい均等であった時、どの教科から勉強すればいいのかわからなくなりますよね?(200点満点のものを100点満点に換算、かつ100点満点のものを75点満点に換算する時などはこれに当てはまると思います)
その時は、得意なものからやりましょう!!
得意なものは勉強していても苦になりにくいですし、高得点が狙える科目になります。
また、得意なものがないという場合は、文系だったら理科基礎2科目、理系だったら国語(特に古文漢文)をお勧めします。
理科基礎2科目を完成させるのと数学を完成させるのであれば、理科基礎2科目の方は量は少ないですし、国語では古文漢文の単語や文法の勉強をしっかりしてほぼ満点を狙い、現代文は最低限取るという戦略を取る方が、社会で高得点を狙うよりも簡単ですし、点数も取れます。
得意なものや、理科基礎2科目・国語はもう点数しっかり取れるよ、という方は残りの教科の勉強を行いましょう。
基礎固めからの演習
勉強しなければいけない科目が決まれば、あとは勉強するだけです!!
勉強方法としては基礎固めを行なってから演習を行うようにしましょう。
基礎固めで何をすればいいのかというと、
国語→古文漢文の単語・文法の暗記
数学→公式の確認
理科・社会→講義系参考書での知識の確認
を行なってください
基礎固めが終われば演習です。
実際にマーク式の問題集を解いてみましょう!!
マーク式の問題集と言っても、共通テスト総合問題集ではなく、
河合塾から出ているマーク式基礎問題集や、駿台から出ている短期攻略を使っていきましょう!!
これらを使って身につけた知識のアウトプットをしていきましょう。
この時に間違えたものは、なぜ間違えたのか、解答の根拠はなにか、どの知識が覚えられていないのか、などを確認し、次同じ間違いをしないように心がけましょう。
マーク式の問題集が終われば、河合塾の総合問題集や駿台の実践問題集などを使って、
共通テストの問題形式で演習を行いましょう。
この時には時間配分を意識して行うようにしましょう!!
模試などを受けてみてわかると思いますが、共通テストは解けるかどうかもそうですし、時間との勝負でもあります。
せっかく知識を身につけても、時間内に出しきれなければ意味がないので、素早く知識の取り出しができるようにしておいてください。
まとめ
以上、共通テストでしか使わない教科の勉強方法でした!!
今回のこのブログを最後まで読んでくださった方は、
共通テストでしか使わない教科も勉強しなきゃ!!と思っていると思いますが、
まずは、2次試験でも使う教科を最優先に勉強してください!!
共通テストでしか使わない教科の勉強はその次に行うようにしてください。
また受験は戦略です。
どれかでカバーできるならその教科の勉強を捨てるのもありですし、共通テストでしか使わず、配点が低いならなおさらです。
大学によっては2次試験で使わない教科のみ共通テストの点数として使われるというところもあると思います。
その時は、10月まで2次試験の勉強のみをやって、11月から共通テストに全振りするのもありだと思います。
今、自分の強みは何で、また大学が何を重視しているのかをしっかりと分析して、受験まで残り半年有意義に使っていきましょう!!