ブログ

受験生必見!古典単語・古典文法の覚え方のポイント

受験生必見!古典単語・古典文法の覚え方のポイント

こんにちは〜武田塾古市校(072-978-8220)です!

現代文の勉強が順調に進み,そろそろ古文の勉強を開始する受験生も多いんではないでしょうか?

「古文って覚えるのが多くて大変」「助動詞が複雑すぎてわかんない」という声をよく受験生から聞きます.

今回のブログは古典単語・古典文法の覚え方のポイントについて話していきたいと思います!

 

 

 

古文単語

古文単語の覚え方のポイント

古文単語と英単語の覚えるべきポイントや注意すべきところは全然違う!

古文単語の覚え方に悩む人へ向けて解説すると,古文単語は意味複数覚えることが大事!

英単語の場合は1語1訳で覚えていくが,古文単語は最初から複数の意味を覚えていく.

古文単語の場合,単語によってはプラスの意味とマイナスの意味の両方を持つことがある.

例としては「めざまし」という単語

「めざまし」の意味は

①心外だ,気にくわない,興醒めだ←マイナスのイメージ

②素晴らしい,立派だ←プラスのイメージ

文章の途中に「めざまし」と出てきて,片方の意味しか覚えていなかったら,

「心外だ」と思って読んだいたら,実際は「素晴らしい」という意味だったということがよくある.

そうなってしまうと,文章の内容が真逆になってしまう.

なので,古文単語は複数の意味を絶対に覚える!

特に古文単語は上記のケースが起こりやすい形容詞を中心に覚えてほしい.

 

意味がプラスとマイナスの両方あってやってられないという人もいると思います.

古文単語の「いみじ」

①並々でない

②よい,すばらしい

③ひどい

こんなの大変とよく受験生が言っていますが,受験生がよく使っている言葉で「ヤバイ」という言葉がありますね.

「ヤバイ」の意味は

①非常に危険だ

②非常に気分が高揚する

現代でも同じく,プラスとマイナス両方の意味を持つ単語は存在します.

でも皆さんは当たり前のように使っていますよね?

どうやってどっちの意味か判断していますか?

どちらの意味かは,結局文脈でしかできなのです.

逆に文脈があるからこそ,伝わる言葉になるともいえます.

プラスとマイナスの意味を押さえて,本文中ではその単語はどちらの意味で使われているのかを文脈から考える.

 

オススメの古文単語帳

古文単語は単純暗記ではなくて,ゴロで覚えたり,意味の成り立ち,漢字を当てはめてみたり,イラスト付きの単語帳を使ってみたり,覚え方に工夫ができるのも古文単語の特徴!

『新・ゴロゴ古文単語』

71trSDa3qNL

語呂で覚えられる古文単語帳.

無理して全て語呂で覚えなくてもよくて,漢字を当てはめてスッと覚えれるモノはシンプルに覚えるのがいい.

覚え方を組み合わせて使うことで楽に覚えられる.

 

受験生の頃はハイブリッド方式で覚えていました.

メインで使っていた古文単語帳は,『読んで見て覚える重要古文単語315』.

ダウンロード

当時覚えにくかった単語は「すずろなり」という意味が3つ以上ある単語.

『読んで見て覚える重要古文単語315』だけでは覚えられなかったので,

『新・ゴロゴ古文単語』の語呂を使って覚えたりもしました.

他のもオススメの古文単語帳は

『古文単語330』

ダウンロード (1)

『古文単語FORMULA600』

ダウンロード2

自分に合う古文単語帳を選ぼう!

 

まとめ

・古文単語は最初から意味を複数覚える!

・考え方は語呂や漢字を当てはめたり工夫が必要!

・文脈で判断できるように確実に押さえていこう!

 

古典文法

古典文法の暗記ポイント

古典文法の暗記において大事な事は,助動詞の4つを覚える!

①意味

②接続

③活用

④意味の使い分け

この4つを覚えれば古典文法は完全攻略できる!

最初の3つまではわかるが,最後の意味の使い分けがわからない受験生が多い.

最初の3つに関しては高校の授業で発声させられたりするので覚えている受験生は多い.

助動詞「る」「らる」には4つの意味がある

①受け身

②可能

③自発

④尊敬

これを覚えたとしても実際の文章で見分けないと意味がない.

意味の見分け方が大事!

打ち消しの言葉と「る」「らる」がセットであれば「可能」.

敬意の対象として上の人がいたら「尊敬」.

意味の使い分けのポイントが参考書に書いているが,これを見逃している受験生が多い.

そこを雑に覚えてフィーリング任せになり,本文中の理解が中途半端なままになる.

古文はフィーリングでいける部分もありますが,古典文法に関してはめちゃくちゃロジカルな学問で,数学に近い公式のようなものです.

古典文法の勝利の方程式は意味の使い分けなので,しっかり覚えましょう!

 

次に大事なのは識別.

「なむ」は全部で3つの使い方があり,使い方や意味は全然違ってくる.

①終助詞の「なむ」

②係助詞の「なむ」

③完了・強意の助動詞「ぬ」の未然形+推量・意思の助動詞「む」

見極めと判断するポイントは参考書に書いています.

最初にしっかり押さえてそこで完璧にしなくてもいいので,本文を通して「なむ」を見かけたときに,何回も繰り返して思い出すと覚えましょう!

 

古典文法のオススメの参考書

『古典文法スピードインプット』

ダウンロード (2)

『ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル』

ダウンロード (3)

古典文法のオススメ講義系参考書

『富井の古典文法をはじめからていねいに』

ダウンロード (4)

『望月光 古典文法 講義の実況中継』

ダウンロード (5)

問題をフィーリングで解いて満足している人が多すぎる!

大事なのはロジカルに意味を推測できるように,助動詞の意味・接続・活用・使い分けを暗記すること.

識別をマスターしてロジカルに攻略できるように,この2つを古典文法を勉強するときにやってほしい.

特に古文が苦手な人は,全てを最初から完璧にしようとせずに,頻出度が高い部分を押さえるだけで,全然見え方が変わってくる.

古典文法の前半部分は入試に出にくいので,後半の助動詞・助詞・最後の敬語や識別をしっかり覚えて得点源にしていきましょう!

 

まとめ

・古典文法の暗記のポイントは,助動詞の意味・接続・活用・使い分けと識別!

・解く際はフィーリングにならないように注意!

・今回紹介した参考書に書いているので読んで覚えておこう!

 

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる