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【徹底解説】大阪大学 文系学部の難易度・オススメ参考書

みなさんこんにちは!
武田塾福山校です!

今日は、関西の難関国立大学である大阪大学文系学部の難易度・傾向と対策についてお伝えしていきます!自分の母校でもありますので自身の体感等も交えつつ解説していければと思います!

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大阪大学の共通テスト対策

共通テストでは、80%前後の得点がボーダーとなっています。

文系学部でも2次試験前期日程では、数学が必須です!

ただ外国語学部や文学部には、数学の配点が小さい受験方式も用意されているので、数学が苦手な受験生も諦めずに目指してみてください。

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学部・学科別難易度

文学部
⇒共テ得点率 79%、偏差値 65.0                                                                  

法学部
⇒共テ得点率 79%、偏差値 65.0

経済学部
⇒共テ得点率 80%、偏差値 65.0

外国語学部
⇒共テ得点率 70-74%、偏差値 57.5-62.5

人間科学部
⇒共テ得点率 81%、偏差値 65.0

(大学受験パスナビ偏差値より 前期日程の難易度)

 

共通テストに関しては、外国語学部以外の難易度はほぼ横並びな印象です。

文学部・外国語学部・人間科学部は理科と社会の配点が大きいので、サブ科目が得意な受験生には特にオススメでだと思います!

順当に合格を目指していくのであれば、高3春の時点で60%後半、高3夏の時点で70%中盤程度を得点できるようになっていたいところです。

上記の得点率を達成するための鍵は理科や社会です!

どうしても高校3年生になってからは二次試験科目に手を入れないといけないので、サブ科目である理科や社会は定期テストの段階で共通レベルの問題を解ける状態まで仕上げておくと、早期の段階で良い判定が出てくると思います。

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数学

【試験時間】90分(文系共通)
【大問数】 3題
【頻出分野】微分積分・ベクトル・数列

大問構成は3問と少なめで、制限時間に対しても問題数は多くありません。

問題数が少ないため、受験年度によっては出題傾向に偏りが出ていますが、頻出分野を中心に満遍なく対策しておく必要があります。

難易度については地方国公立標準レベルです。

2010年以前は理系数学と同様に難度の高い問題が多かった印象ですが、近年は拍子抜けするほど易しいセットである場合が多いです。

対策のポイントについては、標準レベルの問題集の完成度をとにかく引き上げること+減点の少ない解答制作を練習することが肝心だと思います。

(筆者自身も大学の名前につられて難しい参考書に取り組んでいましたが、正直必要なかったと思います)

おすすめの参考書

参考書 (12)

「文系の数学 実力向上編」は標準〜やや難レベルの問題を厳選して取り組むことができる良問題集です。また大阪大学対策ではありますが「神戸大の数学15カ年」が対策教材としてはオススメです!前述した通り阪大は年度を遡っていくと難度の高い問題が出てくるため、神大レベルの数学を多めに実践して確実に解けるようにしておく方が効率が良いと思います。

 

英語

【試験時間】90分(文学部105分)(外国語学部120分)
【大問数】 4題

〖一般学部〗

大問1が英文和訳、大問2が長文読解、大問3が自由英作文、大問4が和文英訳 の構成になっています。

大問1・大問2・大問3は対策の方向性が明快なので、その分野の問題集や参考書を丁寧にひとつひとつ積み重ねていけば、十分合格点は狙えます。

大問4の和文英訳に関しては難度の高い問題が出題され、対策も容易ではないため、英作文がもともと得意な受験生を除いては、あまり深追いせずに基本的な文法事項を間違わないことを心がければ十分だと思います。

全体を通して、難問・奇問があまり出題されず、共通テストのような高速情報処理も不要であるため、着実に学習を進めていくことが阪大英語攻略の鍵になってくるでしょう。

おすすめの参考書

参考書 (13)

 

〖外国語学部〗

前述の一般学部に比して外国語学部の英語は難易度が跳ね上がります。

特にリスニングに関しては全国的にも数少ない記述式の問題となっており、対策の手段が確保しづらく難度に拍車をかけています。

ただ英語の配点比率が物凄く高いため、1日中英語の勉強ができるようなタイプであれば十分合格を狙っていけます!

おすすめの参考書

参考書 (14)

 

 

国語

【試験時間】90分(文学部 120分)
【大問数】現代文2題+古文1題(文学部 現代文2題+古文1題+漢文1題)                                                                 

<現代文>                                                                                  現代文は、例年評論文の出題です。

文学部以外では3題中2題が現代文(評論)であるため、評論に絞って重点的に対策していきましょう。

難易度としては他大学に比して際立って難しいということはないので、標準的な対策を質高く行うことが肝心です。

ただ、文学部の小説は別格です。

文中の表現の汲み取り等はかなりハイレベルなものを要求されます。

文学部志望者は早期の段階から小説対策を実施しておきましょう!

おすすめの参考書 

参考書 (15)

                                                                              

<古文・漢文>                                                                                                                                                                                                                                                          設問は、標準的な国公立大学の問題形式です。

こちらも現代文と同様で他大学に比して際立って難しいということはないので、標準的な対策を質高く行うことが肝心です。

また文学部以外の志望者は、古文の配点がそれほど高くないため、最低限解けるようになった後は現代文の完成度を伸ばしていく報告性で学習を進めると効率が良いでしょう。

おすすめの参考書 

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日本史

【試験時間】90分
【大問数】4題

どの大問も200字前後の論述となっており字数としてやや多めです。

テーマはどの時代・どの分野からも幅広く出題され、出題形式も比較的ベーシックな年が多いです。

学習の方針としては特別な対策をせずとも、基本的な用語とそれらの連関を丁寧にさらっていくことで合格点が狙えます。

着実にコツコツ日本史を取り組むことが好きな受験生には相性が良いと思います。

おすすめの参考書  

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世界史

【試験時間】90分
【大問数】3題

出題のほとんどが論述となっていますが、一部記号や短答問題も出題されています。

どの時代・どの分野からも幅広く出題される点は日本史と共通していますが、世界史の方がその場で与えられる資料と絡めた問題が多いためアドリブ力・思考力が必要です。

国公立標準レベルの記述対策問題集を終えた後で、過去問等を使って頭を柔らかく動かす時間をどれだけ積めるかで完成度に差が出てくる印象です。

とはいえマイナーな知識が問われることは少ないので、基礎的な学習をスピーディーに進めていきましょう!

おすすめの参考書  

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大阪大学文系学部まとめ

どの科目も標準的な問題が出題されていますので、過度に難易度の高い参考書・問題集に手を出すのではなく、標準レベルの参考書・問題集の完成度を高めることを意識しましょう。
また高校2年生のうちに、共通テスト・二次試験どちらかで偏差値60~65にのせることを目標に学習を進めると順調だと言えるでしょう。

 

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