こんにちは、武田塾福山校、芳本です!
本日は浪人時に意識するべき3つのポイントをお伝えしようと思います。
みなさんは、浪人と聞いてどのようなイメージをお持ちになるでしょうか?
個人差はあると思いますが、なかには浪人というとマイナスなイメージをお持ちになる方もいるのではないでしょうか。
実際、私は国立大学に行きたくて1年浪人したのですが、最初は1年浪人したから絶対に国立大学に進学できるかは分からないし1年遅れて大学に入ることにも不安を覚えました。
なにより浪人ともなると勉強する期間は伸びますし、周りが輝かしい大学生活を送るのを横目に勉強に取り組むことに精神的に負けてしまう方は一定数います。しかし、ある一定のレベルであれば浪人してでも有名大学と呼ばれる大学に行っていたほうが後々就職に有利になることは今では常識です。
現役高校生、特に受験に向かって頑張る高校生は仕事をしている大人よりもハードな毎日を送っています。
朝早くから学校に行き、授業を受け、部活をしたり行事の準備があったり、それが終わると学校の宿題や受験に向けた各々の勉強と、現役生は自由に使える時間がまるでありません。これだけ努力していて志望大学に落ちることもあるのですから、受験とは本当に過酷なものと言えます。
今回の記事は、浪人生に向けた内容となっています。
現実的に浪人が決定し、その期間どのように勉強することが大事なのか。
確実に成績を伸ばし、「浪人してよかった」と思える1年にできるか。
1年後に後悔だけはしないよう、知って欲しい3つの事です。
①浪人したから学力が伸びるわけではない。
②学力が伸びる瞬間について。
③理解するためのツール。
①浪人したから学力が伸びるわけではない
皆さんは1年間浪人したら学力が伸びると思っていませんか?
浪人には大きく2つのパターンがあります。駿台や東進などの大手予備校に在籍する場合と大手予備校などには在籍せず、自宅で独学による受験勉強を続ける場合です。
大手予備校の実績を見ると、毎年凄い結果ですが、予備校にいけばそんな風になれるのではないか、浪人するんだから志望校を現役時よりあげてもいけるんじゃないのかと思われるかもしれません。
しかし、実際にはかなり厳しい現実があります。
受験業界では、浪人して成績が伸びるのは2割、成績維持は6割、落ちるのは2割と言われています。 また、浪人生のうち現役時よりも高偏差値の大学に合格できる人は30%程度だと言われています。
大事なのはどうしたら学力が伸びるのかについてよく考えることです。
②学力が伸びる瞬間について
学力という言葉は実の所なんとも抽象的な言葉であります。
成績なら模試などのテスト結果ですが、学力とは何かと言われても実は定義があいまいであったりします。
その上で、ここでは問題として出されたときに出来ることの量を指す指標と定義した上でお話します。
例えば、あなたは授業を聞いただけで様々な試験をパスすることができますか?
こう聞かれたら、みなさん、どのように答えますか?
それは無理だと答える方がほとんどかと思います。
そしてだからこそよく考える必要があります。
日本での試験はペーパーテストがその大半を占めます。
つまりペーパーテストで合格点数を取ることができれば志望校に合格することができます。
では、どのようにしたら取れる(学力が上がる)ようになるか?
授業を聞いているだけでは取れません。
実際に点数が取れるようになるのは、自分で実際にやってみて、出来ないことを発見し、その出来ないことが出来るようになる瞬間です。
できるようになるにはまず理解をする必要があるのですが、理解をするだけならば色々なツールがあります。
このツールについて最後に知っておいてもらいたいと思います。
③理解するためのツール
みなさん、浪人する時に予備校に通う必要があると思い込んでいませんか?
塾、予備校というものはツールでしかありません。
必要な人が使えばよい「道具」です。
予備校は授業をします。
これは生徒に理解をしてもらうためのツールです。
要は学習補助ですね。
本当の学習は、その学んだ内容を「出来る」まで引き上げる自学自習にあります。
授業中に「おお!」となって、模試で「あれ?」となる生徒はかなり多いです。
これは自学自習がうまくいっていないことが原因として考えられます。
結局自学自習の質、やり方が解らない、継続されないなどの理由で成績が伸び悩む学生が日本中に毎年います。
その場合、市販の参考書を読むことをおすすめします。
市販の参考書では個別にレベルにあったものを揃えて勉強することができます。
市販の参考書には大きく分けて講義系と問題集系があります。講義系は問題数が少ないですが、それだけで選択候補から外さないでください。苦手だなと思っている科目は、まず講義系の参考書を読みましょう。一方、問題集系はある程度の演習量があれば十分です。
仮に量をこなしたかったら、
学校で良く使用される4ステップなどを利用しましょう。
※量をこなす場合は、基本的に解けることを確認したり、解ける見込みの高い類題で自信をつけるために利用しましょう。必ず時間とやる量を決めてオーバーワークにならないようにしましょう。
問題集系で重要なのは、
良問と解答の質です。
良問…その問題がその単元の核となる問題・解き方である。また、その問題が入試や類題を解くうえで有用で頻出であり、その科目の理解を深め、よりレベルの高い問題を解く基となる問題である。
解答の質…解答の考え方や導き方がその単元の基となり類題においても汎用性がある。また、その科目の理解を深め、よりレベルの高い問題を解く基となる。
量は良問をじっくりと解き、質の良い解答を身につけたうえで、その解き方を馴らしたり・確かめたりするときに考えればよいでしょう。
友達が行くから…という安直な理由で塾・予備校を選ぶのは間違いです。
今自分に必要なものは何かを考えましょう。
自分の成績を上げるのは自分です。
勉強法を学び、実践し、継続すれば成績は上がります。
後は今の自分のレベルを知り、目標レベルにまで押し上げる計画を立てるだけです。
勉強の仕方、勉強スタイルは人により様々です。
全員が授業なしで良いかといえばそうではありません。
良い塾や良い予備校があるというよりも、自分とそれぞれの塾予備校の相性を考えるべきだと思います。
まずは自己分析を正しくすることが大事です。
お気軽に無料受験相談までお越しください。
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