みなさんこんにちは!
武田塾福山校です!
今日のテーマは、受験生の必須アイテム、英単語帳についてです。
英単語帳はそもそも何のために使うのか
言語を勉強するためには、まず何をしなければいけないと思いますか?
もちろん文法も大切ですが、文法を理解するためには最低限基本的な単語を知っていなければなりません。
最低限知っておかなければいけない単語、頻出の単語を効率よく覚えることができるのが単語帳だと思います。最近は電子辞書だけでなく、スマホで検索すれば、すぐに単語を調べることができます。しかし、参考書を読んだり、問題集を解くたびにいちいち辞書で調べていたのでは、ものすごく時間がかかってしまいます。
自分が合格したい試験に必要な単語があらかじめ決まっているなら、その単語に絞ってどんどん覚えてしまったほうが良いのではないでしょうか。もちろん大学受験にでる単語があらかじめ決まっているわけではないし、仮に単語帳を5冊覚えたとしても知らない単語はでてきます。
ですが、本屋で単語帳を見比べてもらえればわかると思いますが、メジャーな2000語前後の大学受験用の単語帳では1500語程度(もっと多い場合もあります)は同じ単語が載っています。つまり、受験のために覚えるべき単語、英語を学ぶために必要な基本的な単語はかなりの部分共通していると言えます。
日本の受験では高校受験・大学受験ともにほぼ全ての学校で英語が必須になっています。各学校で出題形式は異なりますが、英作文や長文読解の問題が出題されなくても、英単語の学習は必須です。
逆の視点から言えば、重要かつ需要の高い教科なので、参考書の質・量ともに充実しています。各出版社が工夫を凝らした単語帳をたくさん出版しています。
今回はこれらの単語帳のなかから厳選したものをみなさんにお伝えしていきます。
英単語帳の分類
英単語帳のタイプは、2つの視点から分類することができます。
対訳型と長文型
まず、単語帳は対訳型と長文型に分けることができます。
英単語ターゲットなどのように左に単語があり、右に例文やフレーズがあるものが対訳型です。長文型は、まず単語と訳を載せたページがあり、次にその単語を含んだ長文があるというような形式の単語帳です。速読英単語シリーズなどが代表的な長文型単語帳です。
対訳型単語帳のメリット・特徴としては、単語のすぐ横に訳や例文・語法などの使い方が書かれているので、一つ一つの単語の意味と使い方を素早く確認することができます。また、長文を載せるスペースが必要ないので各単語についての解説や情報が多いことが多いです。
長文型単語帳のメリットとしては、文字通り長文を読みながら単語を覚えることができます。単語がどのような文脈で使われているのかを見ることができます。また、文章の中で覚えた方が覚えやすいという人にとっては最適な単語帳と言えます。デメリットとしては、全ての単語が長文中に含まれていない場合もある、対訳型単語帳に比べて各単語の解説が少ないことが多いです。
頻出度順型とテーマ型
単語帳の他の視点からの分類ととして、頻出度順型とテーマ型に分けることができます。
頻出度順型は、単語を入試における頻度順、または難易度順に並べた単語帳です。多くの頻度順型単語帳では、頻度・難易度ごとに区切りがあるので、自分のレベルや志望校のレベルの単語だけを覚えることができます。代表的なものにシステム英単語や英単語ターゲットがあります。
テーマ型は、単語を話題・テーマごとに分類したものと、意味や語源・品詞ごとに分類したものがあります。特定の分野の語彙力を強化したい人、または頻度順型の単語帳を1冊終わらせた人がさらに単語の知識を深めるのに向いています。代表的なものに鉄緑会東大英単語熟語鉄壁・リンガメタリカ(長文型も兼ねる)があります。
単語帳ごとの特徴や長所・短所を知ったうえで、今の自分に最適な単語帳を使うことが合格への近道です。
単語帳の紹介
武田塾では英検・TOEICなどの対策も行っていますが、今回は皆さんが一番気になるであろう大学受験向けの英単語帳について紹介していきます。武田塾のルートにあるものを中心に受験生に人気の単語帳を紹介していきます。
システム英単語シリーズ
大手予備校の駿台文庫からでている最も人気な単語帳の一つです。
頻度順型であること、長めの例文を用いずミニマルフレーズを用いた覚えやすさが特徴です。単語を覚える際に文脈やニュアンスはとても大事です。しかし、特に高校範囲の勉強を始めたばかりの高1生などにとって、大学受験の単語帳の例文自体が難しくて読めないといったことがあります。そもそも覚えたい単語以外に難しい語句が使われていたり、まだ習っていない文法が使われていたりするからです。
この問題を解決したのがミニマルフレーズの画期的なところだと思います。単語一つを覚えるのにかかる時間が大幅に削減できると思います。
システム英単語シリーズからは、システム英単語・システム英単語Basic・中学版が出版されています。また、システム英熟語や、シス単準拠の長文問題集ーシステム英語長文ーもあります。
システム英単語
システム英単語の本編とも言うべき単語帳です。単語の配列は頻度・難易度順と品詞ごとの分類を組み合わせたものになっています。高校基礎レベルの600語に加えて共通テストレベルに必須の600語を合わせた1200語までは全受験生必須の単語と言えます。stage3に500語とstage4の327語の計2027語と、さらにstage5に多義語184語が収録されています。
システム英単語シリーズの特徴として多義語が独立の章としてまとめられています。受験生の苦手とする多義語をミニマルフレーズで一気に攻略することができます。
システム英単語 Basic
システム英単語の弟分となる単語帳
高校入試レベルの復習・高校基礎レベルの範囲を充実させながら共通テストレベルまで対応しています。
1550語の単語と150語の多義語が収録されています。他にも基礎単語・表現も収録されているので、このレベルに不安のある人はしっかり覚えましょう。
システム英単語premium(語源編)
語源から単語を理解することに特化した単語帳。単語の成り立ちや、語根・接頭辞・接尾辞などの特徴ごとに単語が分類されています。欲を言えば、ミニマルフレーズや例文が掲載されていればもっと使いやすい単語帳だと思います。
中学版
Iや冠詞のaなど中1の教科書に載っている単語から高校入試必須レベルまで対応しています。中学版の特徴としては熟語も収録されている点と文法事項の解説も充実している点です。この単語帳(熟語帳)1冊で中堅レベルの高校までなら対応可能です。高校受験でトップ校を目指している人にはやや物足りなさを感じます。高校入試英単語ターゲットなど単語と熟語が分冊になっているものや、大学受験向けの単語帳を使用することをおすすめします。
既に高校受験を終えた人や一貫校に通っている人は、シス単中学版を覚えたあとは大学受験のメインとなる単語帳に進みましょう。
主な使用法としては、中学生で高校受験の勉強をしている人、中学レベルの英語に不安のある人、高校受験で単語帳を覚えこんだことのない人が、基本的な単語の抜け漏れを埋めるために使用することをおすすめします。
システム英熟語
システム英単語の熟語版です。見出し語数は1657語と類書の中でもかなり多いです。熟語の配列は頻度・難易度順ではなく、基本動詞の意味や前置詞・副詞のグループごとに掲載されています。核となく動詞や前置詞の基本的な意味やニュアンスが図解されながら説明されています。熟語をイメージやニュアンスの違いも含めて覚えていきたい人におすすめの単語帳です。
英単語ターゲットシリーズ
旺文社から出版されている単語帳です。学校採用の単語帳であることも多く、最も売れている単語帳の1つです。
単語の配列は頻度順・難易度順です。構成は、右に単語と訳・語法など、左に例文と非常にオーソドックスでシンプルなレイアウトの単語帳です。単語→日本語訳とテンポよく暗記していくことができます。覚えやすさという面では、相性にもよりますが、システム英単語と双璧をなすと思います。
ただシンプルな構成ゆえに、無機質に感じる人や例文が難しいと感じる人にとっては逆に覚えにくい単語帳であるかもしれません。
英単語ターゲットシリーズからは、英単語ターゲット1900・1400・1200,英熟語ターゲット1000と高校入試英単語ターゲット1800、高校入試英熟語ターゲット400出版されています。
ターゲットシリーズの英単語を長文で覚えられるターゲットリーディングシリーズも出版されています。現在、各レベルに応じて1900(1~1500語まで収録)・1400(1~1100語まで収録)・1200・英熟語1000(1~830語まで収録)の4冊が出版されています。
ターゲットシリーズでは音声がアプリで無料でダウンロード・ストリーミングできます。リスニング対策に有効に活用してください。
ターゲット1900
英単語ターゲットシリーズのメインであり、1番売れ筋の単語帳です。1冊で入試基礎~難関大に頻出の単語を網羅しています。
800語までが入試基礎、1500語までが標準、1900語までが難関大レベルといったようにレベル分けされています。また、付録として英検準1級に頻出の語彙も収録されています。システム英単語より収録語数が少なめですが、基本的な単語がシステム英単語より少ないためです。
1900語まで覚えれば、難関国立・早慶レベルまで対応可能です。基本単語に抜けのある人はターゲット1400・1200を使いましょう。
基本的に1周目は1語1訳で覚えていきましょう。膨大なデータの分析に基づいて、入試で頻出の意味を中心に掲載されています。
ターゲット1400
共通テスト~中堅大学レベルに対応しています。1400の見出し語と英検2級頻出の単語が140個収録されています。レベル分けは600語・500語・300語ごとに区切られています。
ターゲット1200
タイトルは1200語ですが、高校必修の1200語、中学既習の200語と重要熟語300語の計1700の見出し語が収録されています。特に新高校1年生におすすめの単語帳です。
英熟語ターゲット1000
英単語ターゲットの熟語版です。著者は早稲田大学名誉教授の花本金吾先生です。旺文社の英和辞典の編纂にも携わっている先生の参考書なので、例文の質がとても高いとの評価があります。
1000個の英熟語が掲載されています。1000語の構成は、まずpart1で必ず覚えておきたい英熟語180個が収録されています。part2~4までは、意味や文法・構文などによってグループ分けされています。最後のpart5が「ここで差がつく難熟語-170語」が収録されています。
高校入試英単語ターゲット1800・英熟語400
中1で習う初歩の単語から難関校レベル(高校入試)まで網羅しています。1~400,401~800,801~1100,1101~1500,1501~1800のpart1~5まで5段階に分かれています。中堅レベルの高校を目指している人でもpart2(800語)まで覚えましょう。
熟語帳は頻度・難易度順に1~120,121~240,241~320,321~400のpat1~4までの4段階に分かれています。公立高校でも難関校を目指している人は全ての熟語を覚えましょう。また、高校初級レベルまでの必須英熟語が網羅されているので、今まで熟語帳を使ったことのない人の復習用としても有効です。
速読英単語シリーズ
続いてℤ会から出ている速読英単語シリーズの紹介です。長文型単語帳の元祖ともいえる単語帳で、長文で覚える単語帳というと誰もが最初にこの単語帳を思い浮かべると思います!
シリーズとして、上級編・必修編・入門編・中学版と速読英熟語が出版されています。ℤ会から出版されている単語帳(熟語帳)に解体英熟語があります。単語帳(熟語帳)には含まれないかもしれませんが、解体英熟語の姉妹本に解体英語構文があります。こちらも入試頻出の構文に絞って構文を集中的に学習することができます。
必修編
速読英単語シリーズの中で一番売れている必修編から紹介していきます。シス単・ターゲットとともにベストセラー参考書となっています。
見出し語数は1945です。他に派生語・関連語を入れると約3100語の単語が収録されています。70個の長文が収録されています。それぞれの長文には構文などのポイント解説がついています。また、英文の解説動画ℤ会のホームページで観ることができます。英文のレベルが10個ずつ7つのステージに分かれているので、段階を踏んで単語・長文の勉強ができます。
上級編
難関大レベルの長文に絞った長文型英単語帳です。英検などは、1級、準1級、2級と難易度順に分かれた単語帳が豊富にありますが、大学受験向けの単語帳で難単語に絞った単語帳は非常に少ないです。
速読英単語の必修編やターゲットなどメインの単語帳を終わらせた人が、さらに語彙力を強化するために使用する単語帳です。
見出し語数は901で、48の長文が収録されています。各長文には構文のポイント解説があります。別冊の例文集では全ての見出し語の例文があり、難易度順に掲載されています。
早慶など長文の語彙が難しい大学を目指す人に必読の単語帳です。
入門編
2021年3月に第2版から第3版への改定で収録語数が大幅に増えました。見出し語数は705語から1450語と2倍以上に増えました。68の長文中53個が新しい長文に差し替えられています。改定前の入門編は本当に高校入試~高1レベルまでしか対応していませんでしたが、今回の改定によって共通テストレベルまで対応することが可能になりました。ℤ会の調査では、2021年度の共通テストのカバー率は98%と書かれています。
高1から文法の学習と並行して取り組むことができる参考書です。
中学版
2004の見出し語、派生語含めて2300の単語・熟語が掲載されています。小学校の英語の復習から始めることができ、高校入試レベルまで対応しています
速読英熟語
武田塾でもお馴染みの速読英熟語の紹介です。855個の熟語と224個の構文が収録されています。基礎からMARCHレベルの熟語・構文を一通り学習することができる優れた参考書です。各熟語・構文に1つずつ例文がついているので、先に熟語や構文を覚えたい人は長文のページを飛ばすことも可能です。
出版年がやや古くなっていますが、それでも長文の質がとても良いので熟語・構文を覚えた後も音読・シャドーイングの教材として活用できます。
難関国立・早慶など英語が難しい大学を目指す人は、もう1冊難しい熟語帳を覚えることをおすすめします。
話題別英単語リンガメタリカ
テーマ型と長文型が組み合わされた単語帳です。また、この単語帳の大きな特徴として、背景知識・テーマの日本語の解説が非常に詳しいです。英語の部分を読まなくても、教養が身につくような内容になっています。約1900語の単語と50の長文がテーマ別に収録されています。
出版年が2006年なので、テーマの解説がやや古くなってしまっている部分もあるので改訂版が望まれます。
解体英熟語・構文
熟語
こちらはℤ会の対訳型の熟語帳です。長文は載っていませんが、その分1つ1つの熟語の解説が詳しいです。例文が全て穴埋めの問題形式になっているのが特徴的です。大学受験向けの熟語帳では1番網羅度の高い熟語帳の1つです。
984の見出し語、1017語(派生語含む)の熟語が収録されています。
構文
解体英熟語の構文編です。285個の重要構文が収録されています。例文は穴埋めの問題形式です。構文編に進む前に一通り単語・熟語・文法の学習を終えておきましょう。構文に分類されるものでも、熟語帳に載っていたり、解釈系に近い参考書(リンケージ英語構文など)で扱われているものもあります。
この参考書は構文にフォーカスして学習することができます。解体英熟語・構文2冊併せて受験に必要な熟語・構文をほぼ網羅することができます。
必携英単語 LEAP・LEAP Basic
ドラゴンイングリッシュ・英作文が面白いほど書ける本などで有名な竹岡広信先生著の単語帳です。学校での採用も増えている単語帳です。
この単語帳の特徴は何と言っても従来の単語帳には見られなかった単語の分類をしている点です。収録単語は、英作文・スピーキングで使いこなせる必要がある単語と、とりあえず大学受験では意味が解ればよい単語に分類されています。前者がActive Vovablary(発信語彙)、後者がPassive Vocablary(受信語彙)に分けられています。
特に難関大学では、英作文の出来が合否に大きく影響します。Active Vocablaryはスペルや語法などまで正確に覚えておきたいです。このようにライティング・スピーキングに必要な単語をあらかじめ分類してくれているので、単語を覚える際にどこまで深く知っておくべきか意識しながら覚えることができます。
例文はシス単のようなミニマルフレーズも多く採用されています。また、シス単よりも語源などの解説が詳しいです。ターゲットよりも情報量が多いですが、暗記や意味の理解に必要な限度に留められており、非常にバランスの取れた単語帳です。
他にもCEFRレベルが記載されています。CEFRとは、ヨーロッパ言語共通参照枠:Common European Framework of Reference for Languagesの略で、言語の学習状況・習熟度の指針となるものです。A1~C2までの6段階に分かれています。
必携英単語LEAP
1935の見出し語と、巻頭に重要な基本動詞42語が収録されています。comeやmakeなど最初に習う単語でも正確な意味・使い方を答えられない人は、進学校の生徒でも意外と多いです。これらの単語が掲載されていて大学受験に必要なレベルの解説がされています。CEFRA1~B2レベルの単語が収録されています。
見出し語は、前述したようにActive VocablaryとPassive Vocablaryに分けられ、それぞれPart1・2二段階のレベルに分かれています。1つ1つの単語の解説はターゲットやシス単よりも詳しいですが、基本単語の理解に重点が置かれているため、難単語の網羅度はこれらの単語帳より劣ります。語彙の難しい大学を目指す人は、速単上級編などで語彙力を強化するのが良いでしょう。
LEAP Basic
LEAPのコンセプト(語のニュアンス・語の使い方・語源などの解説)がこの単語帳でも活かされています。加えて諸学者への配慮として発音がカタカナでも併記されています。 Part 1に〈中学英単語の復習と発信に役立つ英熟語〉を、Part 2・3に〈作文(Writing)や発話(Speaking)で「使いこなせる」ようにすべきActive Vocabulary(発信語彙)〉を、Part 4に〈読解(Reading)や聞き取り(Listening)で「意味が分かる」ようにすべきPassive Vocabulary(受信語彙)〉を掲載。
見出語にCEFRレベル(A1~B1)が表記されているので、その単語が実際に「どのくらい使われているのか」を確認しながらの学習が可能です。
英単語学習を中学レベルの復習から始めたい人・発信に最重要な基本語彙を確実に習得したい人にオススメです。
鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁
東大専門塾として有名な鉄緑会が出版している単語帳です。単語の配列は主に似た意味の単語ごと、語源別の分類によって50テーマに分かれています。2176の見出し語単語と1053の熟語が収録されています。ページ数は704項とシス単の2倍近くあります。
イラストや語源の説明を駆使して、各単語のニュアンスの違い、核となる意味などが詳しく解説されています。随所にスペルチェックや語法の確認などの小テストが掲載されています。著者の指導経験から受験生の間違うポイントが先読みされているかのようです。
収録語数・各単語の情報量ともに豊富な単語帳です。注意点としては、英語の苦手な人にとっては情報量が多すぎる点です。また、単語の配列が頻度順になっていないため、現時点で英語の成績低い人は、頻出・基本単語を覚えることを優先しましょう。
この単語帳は2冊目としての使用がおススメです。
東大と仰々しくタイトルがあるため、東大志望以外の人は敬遠してしまいそうですが、上記の注意点に気を付ければ、素晴らしい単語帳です。東大志望以外の受験生でも、英語に余裕があり、もっと得意にしたい受験生は2冊目の単語帳として検討してみてください。
単語王2202
少し前まで早慶志望の受験生の間で圧倒的な人気を誇っていました。本のタイトルにあるように見出し語だけで2202もの単語が収録されています。確信の807語、飛躍の674語、勝利の545語、栄光の176語の4つのセクションに分かれています。さらにこのセクション内で、テーマごとに33語ずつ1ユニットとしてまとまっています。
多義語など1つの単語に対する日本語訳が多く掲載されており、派生語や語法など情報量が非常に豊富です。
この単語帳も英語の苦手な人や、1冊目の単語帳としては、あまりおススメできません。
2冊目の単語帳として、さらなる語彙力強化を求める人におすすめの単語帳です。
出版から約20年経っているため、最新の入試傾向に合わせた改訂が望まれます。
単語帳の選び方
ここまで今受験生に人気、使っている人の多い単語帳を紹介してきました。
気になる単語帳、自分に合った単語帳は見つかったでしょうか?
単語帳一つとっても様々な著者・出版社が工夫を凝らした単語帳をたくさん出版しています。
大切なのは、今の自分の実力・学習段階に応じた単語帳を使用することです。基本・頻出の単語を知らない人が、速単上級などを覚えても、成績向上につながる可能性は低いです。
まずは、シス単・シス単Basic・ターゲット1900・1400などの頻度順の単語帳をしっかり覚えていくことをおススメします。
単語帳の選び方から過去問のやり方まで、武田塾福山校では生徒1人1人に合った志望校別個別カリキュラムを組んで対策していきます。また、近隣の皆様からのお悩みを伺い、一緒に解決していく「無料受験相談」を実施しておりますので、何を勉強すれば良いかわからない方や、自分一人だと頑張れるかどうか不安な方は、 ぜひ「無料受験相談」をご利用ください。一人ひとりに添った正しい勉強方法を伝え、逆転合格できるようにサポートいたします。
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