こんにちは!武田塾福山校講師のYです。
今回は私が高校時代に使用した参考書の中でおすすめBEST3を紹介したいと思います。
私は理系で国公立大学を受験したので、使用した科目は英語、国語、数学(数Ⅲを含む)、化学、物理、現社です。
科目数が多かったので沢山の参考書を使用しましたが、その中でも特にやりがいのあったものを選びました。少しでも受験生の皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
1.基礎問題精講シリーズ
この参考書は問題集形式で、数学ⅠA,数学ⅡB、数学Ⅲの三冊に分かれています。入試に出題される基本的な問題が取り上げられており、教科書から入試問題を解くための架け橋となってくれるようなレベルの問題が詰まっています。
質のいい問題が、多すぎず、少なすぎず、丁度良い量であるので比較的短い時間でも達成感が得られると思います。
構成の簡潔さ
基礎問題精講のおすすめポイントはやはり構成の簡潔さです。一題に対して一ページから二ページの見開きになっており、サクサク進めることが出来ます。
凝縮されたページ数のなかでも、各問題に対して「ポイント」としてその問題の何を注意して覚えれば良いのかをまとめてくれているので、効率よく勉強を進められます。また、「精講」という項目では回答の記述に至るまでの考え方を示してくれているので数学が苦手な方でも取り組んでいただきやすいのでおすすめです。
2.秘伝の物理シリーズ
この参考書は講義形式のものと問題集形式のものに分かれており、両方合わせて使用することでより理解を深めることが出来るようになっています。
講義形式のものは電磁気、熱、原子編と力学、波動編に分かれており、これらは教科書レベルに対応しています。
一方、問題集形式のものは「秘伝の物理問題集」と「秘伝の物理問題集High」の二冊が存在します。後者はその名の通り難関大学を受験する方や二次試験で物理を得点源にしたい方向けのレベルの高い参考書となっています。
丁寧な解説動画
私が一番この参考書の魅力だと思うのは、解説動画がついていることです。講義形式のものにはすべてのテーマに対して解説動画がついています。QRコードが印字されていてすぐにYouTubeの解説動画に飛ぶことが出来るのでとても便利です。
私は物理が全科目の中で一番苦手だったのでとても苦労しましたが、この動画のおかげで公式の仕組みを理解出来ました。どの参考書よりも解説が丁寧なのでおすすめです。
3.英文解釈の技術シリーズ
この参考書は簡単なものから、「入門英文解釈の技術70」、「基礎英文解釈の技術100」、「英文解釈の技術100」の三冊シリーズです。
「入門英文解釈の技術70」は高校一年生(または中学三年生)から取り組める内容となっており、高校基礎から入試の基礎レベルまでを学ぶことが出来ます。「基礎英文解釈の技術100」は国立大学の2次試験レベル、「英文解釈の技術100」は和訳などが重点的に出題される難関大学の二次試験レベルになっています。
短い文章の中でポイントを掴んだ詳しい解説
平均4行ほどの短い文章ですが、大学の二次試験の文章が多く学習しがいがあります。SVOCの振り分けがされており、テーマの題名だけで何を意識して英文解釈をすればいいかわかるので理解しやすいです。また、CDが付属しているので音読の助けになり、リスニング対策にもなります。
受験生の皆さんへ
少しはお役に立てたでしょうか?私は高校時代に参考書をたくさん持ちすぎていて、どれも中途半端になってしまった経験があります。どの参考書がいいか悩みすぎてどれも完璧になっていないより、自分がいいと思った一冊を完璧に仕上げる方が合格への近道です。不安になることもあると思いますが、日々の努力を積み重ねていってください。応援しています!
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