会津大学ってどんな大学？｜学部・入試方式・合格最低点

こんにちは、武田塾福島校です。
今回は、福島県会津若松市にある、日本初のコンピュータ専門大学である『会津大学』を紹介します！

会津大

会津大学って？
会津大学の入試方式
会津大学合格最低点、偏差値、倍率
1. 2021年　一般選抜A
2. 2021年　一般選抜B
会津大学入試対策のための参考書紹介
1. 英語
2. 数学
3. 物理

会津大学って？

会津大学は、福島県会津若松市にキャンパスを置く、日本初のコンピュータ専門大学で、コンピュータ理工学部コンピュータ理工学科の1学部1学科で構成されています。

全ての学位論文に英語での執筆と発表を義務付けているなど、英語教育にも力を入れており、スーパーグローバル大学創成支援事業(グローバル化牽引型)の実施校でもあります。

会津大学の入試方式

早期入学(飛び入学)

出願資格
・高等学校または中等学校教育課程の第2学年に在籍している者
・通授の過程による12年の学校教育における9年の過程に引き続く学校教育の課程のうち、11年までの課程を2022年3月に修了する見込みのある者
・外国において、学校教育における9年の過程に引き続く学校教育課程のうち、2年課程を修了する見込みのある者
・文部科学大臣が高等学校の過程と同等の過程を有するものとして認定した在外教育施設(高等学校の課程に相当する課程を有するものとして指定されたものを含む)の当該課程のうち2022年3月に2年の課程を修了する見込みの者
・学校教育法施行規程第150条第3号の規定により文部科学大臣が別に指定する専修学校の高等課程に、同号に規定する文部科学大臣が定める日以後において2年在学した者
・文部科学大臣の指定した者
・高等学校卒業程度認定試験規則第4条に定める試験科目の全部(試験の免除を受けた試験科目を除く)について合格点を得た者(旧規程第4条に規定する受験科目の全部)で、2022年3月31日までに17歳に達する者。なお、旧検定の一部免状を受けたものについては、その免状を受けた科目を除く

入学者選抜の実施内容
〇選抜方法
・入学者選抜は、推薦書調査書志願理由書面接及び個別学力検査の内容を統合して行う
〇個別学力検査の教科と科目
・数学(250点)
　一般選抜と同じ問題が出題されるようです。また、数学Aは全範囲、数学は「数列」「ベクトル」からの出題のようです。
・英語(200点)
・面接(面接は総合評価として実施するとのことです)

学校推薦型選抜

学校推薦型選抜A(福島県内の高等学校出身者対象)
〇募集人数
　48名(ただし、各高等学校長が推薦し得る人数は4人までとのこと)

〇出願資格(1から3のすべてに該当する者)
(1)　福島県内の高等学校を2022年3月に卒業する見込みのある者、または福島県内の学校において通常の12年の課程を2022年3月に終了する見込みのある者
(2)　次の1から5のいずれかに該当する者
①調査書の全体の評定平均が3.8以上の学業成績の者
②経済産業省所管の情報処理技術者試験に合格した者
③本学で開催する全国高等学校パソコンコンクール(パソコン甲子園)のプログラミング部門における、本選出場者または予選成績優秀者賞を授与された者
④情報オリンピック日本委員会主催の日本情報オリンピック本選において、戦績優秀者(Aランク者)となった者
⑤福島県高等学校文化連盟が主催する生徒理科研究発表会県大会において発表した者
(3)　合格した際に入学を確約できる者

〇評価方法
　推薦書、調査書、志願理由書、小論文及び簡易テストの内容を総合して行う。ただし、小論文及び簡易テストのそれぞれにおいて、一定の成績に達しない者は不合格とすることがある。

〇配点
・調査書(200点)　調査書については会津大学独自の算出方法で得点化とのこと
・簡易テスト(200点)　内訳については外国語100点、数学100点
・小論文　小論文については総合評価として実施する

学校推薦型選抜B(福島県を含む全国の高等学校出者対象)
〇募集人数
　18名(ただし、各高等学校長が推薦し得る人数は4人までとのこと)

〇出願資格(1から３のすべてに該当する者)
(１)　高等学校もしくは中等教育学校を2022年3月に卒業する見込みのある者、または福島県内の学校において通常の12年の課程を2022年3月に終了する見込みのある者
(２)　次の1から5のいずれかに該当する者
①調査書の全体の評定平均が3.8以上の学業成績の者
②経済産業省所管の情報処理技術者試験に合格した者
③本学で開催する全国高等学校パソコンコンクール(パソコン甲子園)のプログラミング部門における、本選出場者または予選成績優秀者賞を授与された者
④情報オリンピック日本委員会主催の日本情報オリンピック本選において、戦績優秀者(Aランク者)となった者
(３) 合格した際に入学を確約できる者

一般入試　　

一般選抜A
〇定員　138名
〇科目
■大学入学共通テストの利用科目(配点：100点)
・物理化学生物地学から１科目、もしくは、物理基礎化学基礎生物基礎地学基礎から2科目

■個別学力検査(配点：450点　うち、英語200点数学250点)
・数学ⅠA 数学ⅡB 数Ⅲ(数学Aは全範囲から、数学Bは「数列」「ベクトル」からの出題となります)
・英語(英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ)

一般選抜B
〇定員　36名
〇科目　
■大学入学共通テストの利用科目(配点：900点)
・国語(200点)
・地歴公民(100点)　世界史A,B　日本史A,B　地理A,B　現代社会　倫理　政経　倫理政経から1科目選択
・数学１A２B(200点)　
・理科(200点)　物理化学生物地学から2科目、もしくは、物理基礎化学基礎生物基礎地学基礎から2科目および物理化学生物地学から1科目
※「基礎を付した2科目」と「基礎を付さない1科目」を選択する場合、「同一名称を含む科目」を選択することが出来ます。
・英語(200点)

会津大学合格最低点、偏差値、倍率

2021年　一般選抜A

・合格最低点　369/550(総合得点)
・偏差値　共通テスト得点率67％、偏差値47.5
・倍率　5.1倍(受験者数：合格者数→811人:158人)

2021年　一般選抜B

・合格最低点　556/900(共通テスト)、880/1350(総合得点)　
・偏差値　共通テスト得点率62％、偏差値47.5　
・倍率　1.7倍(受験者：合格者数→94人：55人)　　　　　　　

※ これらの数値は全てパスナビのデータを参考にしています。

会津大学入試対策のための参考書紹介

英語

【単語】システム英語
大学受験対策の単語集としては最もおすすめできる1冊です。
英語に苦手意識がある人も、まずはこの1冊をしっかり仕上げるだけで、単語力についてはほぼ困らないというレベルまで効率よく語彙力を強化できます。
レベル別に簡単な単語から難しい単語までが順番に並んでいて、英単語とその意味、そしてコロケーション（頻繁に使われる簡単な言い回し）が記載されています。

【文法】Next Stage/Vintage
大学入試の英文法をしっかり学びたい人におすすめの文法問題集です。早慶の簡単な学部の試験であれば十分に対応できるだけの問題が掲載されています。
また、共通テストで出題されるような基礎レベルから私大の難しい入試で問われる応用レベルの英文法まで漏れなく網羅しているため、この1冊を繰り返し学習しておけば、
他の英文法対策教材は不要といってもよいでしょう。
ただし、解説の文章が教科書のような文体でやや固いので、読解力がないと要点がつかみにくい部分もあり注意が必要です。

【長文】関正生の英語長文ポラリス（1 標準レベル）
『関正生の英語長文ポラリス（1 標準レベル）』に掲載されている12問の英語長文問題は、すべての文章に1文ずつ対応した和訳と、SVOCの構文が振られています。
そのため、文章の意味が分からない箇所や、なぜそのような訳になるのかがわからずに読み解けない箇所につまずくことなく、丁寧に学習できるのが長所です。
一通り問題を解いたら、解説で答えを見る前に自力でSVOCを振ってみましょう。これにより、意味を取り違えていたところに自分で気づく力が身に付き、テスト本番に役立てることが可能です。入試本番でSVOC自体が単体で問われることはまずないと考えてよいですので、読解の難易度を下げるためのツールとしてSVOCを振る練習をしてください。なお、『関正生の英語長文ポラリス（1 標準レベル）』には英文に下線部や空欄がなにも書かれていない白文も用意されていますので、これをコピーしたプリントにSVOCを書き込んでいくようにすると、繰り返し学習できて効果的です。

数学

基礎問題精講ⅠA/数学基礎問題精講ⅡB
『数学1・A基礎問題精講』『数学Ⅱ・B基礎問題精講』は、中堅私大レベルや共通テストを解くための基礎固めをしたい人におすすめの教材です。
解説がかなり詳しく、基礎的なところから学べるため、数学を初めて学ぶ人でも学習を進めやすくなっています。
数学に苦手意識がある人や、初学者にもお勧めできる参考書です。なお、数学1・Aは文理問わず、入試の必要科目になることがあるため、
文系理系問わず数学の基礎固めをしたい人は、この参考書に載っている問題をしっかり解けるようにしましょう。

物理

【講義】ひとりで学べる秘伝の物理講義[力学・波動][電磁気・熱・原子]
【問題集】ひとりで学べる秘伝の物理講義・問題集[力学・熱・波動・電磁気・原子]

物理を初めて学ぶ人にも、学んでいくうちに挫折してしまった人にも、もちろん物理が大好きな人にもおススメの参考書です。原理や公式の成り立ちをしっかり学べる「講義」（力学・波動と電磁気・熱・原子の２つに分かれています）と講義内容をもとにした「問題集」に分かれています。
『秘伝の物理』シリーズは、この読解の部分の解説も丁寧なので、初めての人でも読み込んでいくうちに少しづつでも物理の片鱗が見えてきます。