成蹊大学ってどんな大学？｜学部・入試方式・合格最低点

こんにちは、武田塾福島校です！
今回から大学紹介の記事を更新していきます。
今回は成蹊大学の紹介になります。
詳細に記載しましたので、ぜひ最後までご覧ください！

成蹊大学にある学部・学科一覧

経済学部　偏差値55.0～60.0

・経済数理学科(定員80名)
・現代経済学科(定員150名)

経営学部　偏差値57.5～60.0

・総合経営学科(定員290名)

法学部　偏差値57.5～60.0

・法律学科(定員280名)
・政治学科(定員160名)

文学部　偏差値55.0～60.0

・英語英米文学科(定員121名)
・日本文学科(定員84名)
・国際文化学科(定員110名)
・現代社会学科(定員105名)

理工学部　偏差値50.0～52.5

・データ数理専攻、コンピューター科学専攻、機械システム専攻、電気電子専攻、応用化学専攻(合計定員420名)
※理工学部理工学科は2022年4月開設予定。そのため新しい理工学部は1学科5専攻に再編成されます。

ーーーーーーーーーー
※偏差値はパスナビのデータを参考にしています。

成蹊大学の特徴

新学科の誕生

・2020年4月に、それまでの経済学部を2学部3学科を刷新し、経済学部と経営学部を設置。経済数理学科・現代経済学科・総合経営学の3学科が新設となりました。
・2022年4月には理工学部についても変更が入ります。学問分野を明確にした5つの専攻(データ数理専攻/コンピューター科学専攻/機械システム専攻/電気電子専攻/応用科学専攻)に細分化されます。

副専攻制度

・所属学科の専門分野に加えて、ニーズに応じた副専攻を学ぶことが出来る制度です。
・16種類の副専攻があり、多様な専門性を養っていくことが出来ます。
・教員免許については全学部・全学科で中学高等学校の教員免許取得のためのカリキュラムが用意されています。また、これらの取得可能免許の科目はそれぞれの学部学科に対応しており、例えば英米文学科の場合は英語教員免許、情報科学科は数学・情報といったような形になります。

成蹊大学の入試方式

総合選抜型推薦入試

経済学部
募集人数：経済数理学科4名、現代経済学科8名
試験概要
・1次審査　書類選考(調査書、志望理由書、活動報告書、課題レポート)
・2次審査　発表・質疑応答審査

経営学部
募集人数：総合経営学科20名
試験概要
・1次審査　書類選考(調査書、志望理由書、活動報告書、課題レポート)
・2次審査　下記の表のとおりになります

〇一般・帰国生

審査	内容
総合分析力審査	配付された資料（和文・英文の文章や図表等）をもとに記述式の試験を行います。資料を正確に分析・理解し、それをもとに表現する力の審査となります。
討論力審査	課題レポートのテーマについて、少人数で討論してもらいます。明確かつ論理的に表現する力の審査となります。

〇社会人・外国人

審査	内容
総合分析力審査	配付された資料（和文・英文の文章や図表等）をもとに記述式の試験を行います。資料を正確に分析・理解し、それをもとに表現する力の審査となります。
自己表現力審査	面接方式で、志望理由書、活動報告書および活動歴に関する資料など、提出された書類の内容を中心に面接を行います。勉強に対する意欲や適性の審査となります。

法学部
募集人数：法律学科6名、政治学科4名
試験概要
・1次審査　書類選考(調査書、志望理由書、活動報告書、課題レポート)
・2次審査　下記の表のとおりになります

〇一般・帰国生

審査	内容
資料読解力・文章表現力審査	文章を正確に読み取り理解する力と、自分の考えを魅力的な文章にまとめる思考力と文章表現力が問われます。
討論力審査	課題レポートのテーマについて、少人数で討論してもらいます。各受験者の参加姿勢や発言内容についての審査となります。

〇社会人・外国人

審査	内容
資料読解力・文章表現力審査	文章を正確に読み取り理解する力と、自分の考えを魅力的な文章にまとめる思考力と文章表現力が問われます。
自己表現力審査	面接方式で、志望理由書・活動報告書および活動歴に関する資料など、提出された書類の内容を中心に面接を行います。勉強に対する意欲や適性の審査となります。

文学部
募集人数：英語英米文学科3名、日本文学科3名、国際文化学科3名、現代社会学科3名
試験概要
・1次審査　書類選考(調査書、志望理由書、活動報告書、課題レポート)
・2次審査　下記の表のとおりになります

審査

内容

発表・質疑応答審査

「プレゼンテーション＋対話」型の個人面接を行います。所要時間は約30分とし、学科ごとに指定された課題に基づく約10分間のプレゼンテーション（発表）、発表内容や課題に関する5〜10分程度の質疑応答、志望理由などについての5〜10分程度の質疑応答を行います。二次審査時にA4判1枚分の発表内容要旨（レジュメ）の提出が課されています。なお、プレゼンテーションの課題については、二次審査の約二週間前に出願者全員に郵送となります。

※理工学部の詳細については7月中旬に公開予定のため、更新があり次第追記いたします。

共通テスト利用入試

共通テスト利用3教科型入試(C方式)
・成蹊大学独自の試験は行わず、共通テストでの得点で合否を決定する方式です
・全学部で実施されており、全ての学科や選考に併願可能です

4教科型6科目奨学金付き入試(S方式)
・成蹊大学独自の試験は行わず共通テスト6科目の合計点で合否を決定します
・理工学部で実施しており、全ての専攻に併願可能です
・合格者全員へ「成蹊大学入学試験特別給付金」の給付対象になります
・共通テスト受験後でも出願可能で、入学手続きは3月11日までとなっているため、国公立大学との併願に適しています

5科目型国公立併願アシスト入試(Ｐ方式)
・経済学部、経営学部、法学部、文学部で実施となります
・共通テスト5科目の得点に独自試験(E方式と同じ)1教科の得点を加算し合否を判定します。また、この独自試験では「英語」(日本文学科のみ「国語」)を用います
・共通テスト受験後でも出願可能で、入学手続きは3月11日までとなっているため、国公立大学との併願に適しています

5科目型多面評価試験
・経済学部で実施しており、経済数理学科と現代経済学科の併願はできません
・共通テスト5科目の得点に、面接試験の結果を合わせて総合的に合否が判断されます。面接では4-6人のグループで行われ、主体性　協調性　論理的思考力などが多面的に評価されます
・国公立大学の前期試験後でも出願可能なスケジュールとなっています

一般入試　学部個別入試・全学部統一入試

3教科型学部個別入試(A方式)
・全学部で実施される入試方式になります
・科目ごとの基準点はなく、3教科の合計点で合否を判定するようです
・試験日を変えて複数学部への出願が可能で、理工学部も2専攻までは併願可能となっています

2教科型全学部統一入試(E方式)
・全学部で実施される入試方式になります
・科目ごとの基準点はなく、2教科の合計点で合否を判定するようです
・経済、経営、文、法学部は1回の試験で複数学部に出願可能です

2教科型グローバル教育プログラム統一入試(G方式)
・グローバル教育プログラム「EAGLE」に所属する学生を選抜するための入試です
・独自試験（2教科型全学部統一入試「国語」、「外国語」）の得点に「英語外部検定試験」のスコアを換算した得点と、「活動報告書を段階評価した得点を加算し、合否を判定します

成蹊大学の合格最低点(2021年)

経済学部　合格最低点/満点

・経済数理学科
　A方式→200/400　E方式→316/500　C方式→537/700　P方式→733/1000　

・現代経済学科
　A方式→183.72/400　E方式→355/500　C方式→480/600　P方式→636/900　

経営学部　合格最低点/満点

・総合経営学科
　A方式→245/350　E方式→436/600　C方式→828/1000　P方式→634/900　

法学部　合格最低点/満点

・法律学科
　A方式→237.67/320　E方式→344/500　C方式→820/1000　P方式→531/800　

・政治学科
　A方式→240.14/320　E方式→341/500　C方式→805/1000　P方式→527/800　

文学部　合格最低点/満点

・英語英米文学科
　A方式→264.75/450　E方式→349/500　C方式→805/1000　P方式→585/900　

・日本文学科
　A方式→216.27/350　E方式→363/500　C方式→572/700　P方式→636/900

・国際文化学科
　A方式→242.16/400　E方式→368/500　C方式→409/500　P方式→660/900　

・現代社会学科
　A方式→252.52/400　E方式→365/500　C方式→400/500　P方式→652/900

理工学部　合格最低点/満点

・物質生命理工学科
　A方式→197/360　E方式→312/600　C方式→406/600　S方式→633/900　

・情報科学科
　A方式→210/360　E方式→354/600　C方式→406/600　S方式→633/900

・システムデザイン学科
　A方式→203/360　E方式→348/600　C方式→415/600　S方式→647/900

成蹊大学の奨学金制度

	種別	年間金額	期間	採用予定数	備考(給付対象等)
成蹊大学地方出身学生予約型奨学金(成蹊大学吉祥寺ブリリアント奨学金)	給付	450,000円	4年間(継続審査有)	300名(採用候補者)	一般選抜の入学試験を受験する者で、学業成績・人物共に優秀であり、援助を必要とする地方出身生徒が対象になります。入試出願前に採用が決定されます。
成蹊大学給付型奨学金	給付	300,000円	１年間	143名	全学部の1～4年年次が学業成績・人物共に優秀であり、援助を必要とする学部生が対象となります。
岡野奨学金	給付	90,000円	1年間	10名	全学部の2年以上で、学業成績・人物共に優秀であり、援助を必要とする学部生が対象となります。
関育英奨学金	給付	120,000円	1年間	若干名	理工学部・理工学研究科の生徒が対象です。また、電気・原子力関係を専攻する学部生と大学院生も対象となります。
成蹊会育英奨学金	給付	480,000円	最短修業年数	10名	全学部2年以上、もしくは大学院1年以上が対象となります。
成蹊会育英奨学金	貸与	600,000円	最短修業年数	15名	全学部2年以上、もしくは大学院1年以上が対象となります。また、地方出身者に対して、生活支援制度（月額30,000円給付）があります。
清水建設奨学金	給付	200,000円	1年間	28名	全学部3・4年次の成績上位者が対象です。こちらの奨学金は清水建設の寄付金を資金とした奨学金制度になります。
成蹊大学入学試験特別奨学金	給付	授業料の半額相当	1年間	S方式合格者
成蹊大学学業成績優秀者奨励奨学金	給付	100,000円	1年間	112名	全学部2～4年次の学業成績上位生徒が対象となります。
成蹊大学社会人入学生奨学金	給付	300,000円	1年間	12名程度	AOマルデス入試社会人特別受験に合格した全学部2～4年次の学部生が対象となります。

成蹊大学に合格するには？参考書のご紹介

英語

【単語帳】システム英単語
大学受験における英単語帳と言えばこちらがおすすめです。
単語はレベル別に整理され記載されており、それぞれの単語には頻繁に使われる簡単な言い回しもついています。
非常に使いやすい一冊です。

【文法】NEXT STAGE
共通テストレベルの基礎的な文法事項から私大入試で問われるような応用的な文法事項まで幅広く載っている網羅的な参考書になります。
この1冊さえ完璧にしてもらえれば、成蹊大学の個別試験にも十分対応し切れることかと思います。

数学

基礎問題精講IA /基礎問題精講IIB
『数学I・A基礎問題精講』『数学II・B基礎問題精講』は、中堅私大レベルや共通テストを解くための基礎固めをしたい人におすすめの教材です。
解説がかなり詳しく基礎的なところから学びなおせるため、数学を初めて学ぶ人でも学習を進めやすくなっています。
数学に苦手意識がある人や、初学者にもお勧めできる参考書です。