数学大全と、ほかの数学の入門の参考書との違いって？

こんにちは。

「授業をしない」

逆転合格専門塾武田塾福岡校です！

武田塾福岡校には、福岡県福岡市中央区・南区・早良区・東区に在住の高校生や浪人生

大濠高校・筑紫女学園高校・上智福岡高校

東福岡高校などの生徒が多く通ってくれています。

今回は！

参考書ソムリエ・中森塾長が監修された

武田塾の参考書ルートに新しく加わった

「動画で学べる! 高校 基本大全」について

高校生・受験生の視点で考えながら、

武田塾講師経験のある筆者が使ってみた感想と

これまでのルートにあった

講義系参考書・問題集とは何が違っているのかを

数記事に分けて紹介をしていきます！

武田塾で採用されている入門の参考書（入門問題精講）

現在、ほかの講義系参考書や、基礎を抑えるのに使われる問題集には

・やさしい高校数学

・入門問題精講シリーズ

・初めから始める数学シリーズ

など、この3冊があります。

武田塾で数学の講師経験のある筆者からみると、

比較的近い参考書としては

入門問題精講シリーズであると感じます。

入門問題精講の構成として、

各章（数Ⅰ・Aであれば第1章：数と式、第2章：関数と関数のグラフ…など）ごと

また、各単元ごとに

①講義

②練習問題

③応用問題

がついています。

入門問題精講については、

②練習問題③応用問題のそれぞれ各問題の前に精講という、問題を解く際の着眼点・考え方の指南があります。

また、コメントのついている問題もあり、

間違えやすいポイントや覚えておきたい公式や形なども端的にまとめられています。

入門問題精講については、各問題についての

①講義と②③の問題のバランスが絶妙です。

基本的にはこの本の講義を理解して、

すんなり②③の問題に入れるように必要で十分な量の解説が書かれています。

他の入門の参考書（やさしい高校数学・初めから始める数学）

やさしい高校数学・初めから始める数学については、いわゆる講義系参考書で

それぞれの単元についての導入の説明がメインとなっている参考書になります。

（問題集として入門問題精講と並行して使います。）

講義系参考書という事もあり、

説明のされ方に2冊ともそれぞれ特徴があります。

それぞれ、このブログの筆者としては次のように感じています。

・やさしい高校数学

非常に分厚い。

高校生二人と本の著者との対話形式で、やさしい言葉で内容が進められている。

中学内容からの説明もあるので、数学がニガテ・完全に初学者であっても大丈夫。

・初めから始める数学

非常に独特な語り口の筆者。（ひと昔前のオジサマが高校生に向けて書いたような感じ）

人によっては、かなり細か～く感じるほどの丁寧な説明があるので、

しっかり読み込むと理解の到達点はが高い。

数学大全Basic編に近いのは、入門問題精講

以上を踏まえると、

数学大全Basic編に立ち位置として近いのは、入門問題精講です。

個人的に感じたことではありますが、

紙面の説明だけだと、数学大全は入門問題精講よりも若干ですが簡潔な説明です。

それ以外の部分においては構成が近い部分があります。（説明、練習問題の繰り返し）

数学大全シリーズの場合は、

その強みはやはり各説明・練習問題にそれぞれ動画がついているところにあると思います。

「人による説明が欲しいな」

と思ったときには動画を見て、不明点の理解を深めることができるでしょう。

動画が付属していることもあり、

数学大全の値段は、やはりほかの入門編の参考書と比べかなり一冊の値が張ります。

値段一覧

初めから始める数学Ⅰ　1350円+税

やさしい高校数学Ⅰ・A　1,700円＋税

入門問題精講Ⅰ・A　1,100円＋税

数学大全Ⅰ・A　Basic編　2,400円＋税

参考書を選ぶ際は、動画での解説を求めているかそうでないかによって変わってきそうですね！

まとめ

今回は、ほかの入門の参考書と数学大全との違いを伝えました！

2022年度に高校1年生の方から使われるこの数学大全について、

少しでも分かったいただけたらうれしいです！

別記事では、数学大全Core編についても解説をします！

他の記事も是非ご覧ください！