【勉強しなさいはNG】勉強しない高校生のやる気を引き出す方法5選

こんにちは。

「授業をしない」

逆転合格専門塾武田塾福岡校です！

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早良区・東区に在住の高校生や浪人生

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やる気スイッチは人それぞれ

はじめに、人が本気で何かに取り組もうとするきっかけはそれぞれです。

プレッシャーをかけられて、やる気が出る人もいれば、
逆にプレッシャーをかけられると、精神的に病んでしまう人もいます。

つまり、その子のことをよく知っているあなたが性格を考慮してどこにやる気スイッチがあるか考えなければなりません。

今回紹介するやる気を引き出す方法は、どんな人にも当てはまるものではありませんが、一つでも参考になる方法があれば幸いです。

子どもの勉強のやる気を引き出す方法5選

放任する

勉強をやらせたくて、そのまま「勉強しなさい」とストレートに伝えてしまっていませんか？

実は、「勉強しなさい」と指示をしてもあまり効果がないということが調査でわかっています。
ベネッセの調査によると、指示された子どもと指示されなかった子どもの勉強時間の差は数分しかなかったそうです。

更に、心理学の観点からも指示をすることはあまり良くないことがわかっています。

人は「自分の行動を制限された」と感じた時にその制限を破ろうとする傾向があり、これを心理的リアクタンスというそうです。
「絶対に見ちゃダメ」と言われると見たくなる現象ですね。
「勉強しなさい」と言われると、その制限を破ろうと勉強しない傾向になるということです。

では、放任するとはどういうことでしょうか。

第一歩目のスタートとして、あなたの子どもを信頼して一人の大人として接しましょう。
会社の同僚や友人に「勉強しなさい」と口酸っぱく言わないのと同じで、関与しすぎないことが大切です。
高校生はこれから大人になるための準備期間ですから、将来のことなどは全て自分で決定していく時期にあることを伝えてあげましょう。

自分にこれから起こることは全て自己責任だということに気付くと、自分の進路についても考え始める時がやってきます。
その時は、「全力で応援するよ」ということを伝えてあげるだけで良いのです。

「焦り」をつくる

自分のことは自分で決めなければならない、と分かったとしても勉強は面倒くさいものです。
それでもやる気が出ずに、勉強しないことが多いでしょう。

そういう時は、「勉強をやらないとヤバい」と思わせると効果的です。
例えば、「浪人は絶対にさせてあげられない」と伝えるなどがあります。

最悪浪人できると考える子もいるので、締め切りを設けて焦りを煽りましょう。

一緒に勉強する

子どもとの関係が良好なご家庭なら、一緒に勉強することも効果的です。

何か人にお願いごとをする時は「指示」ではなく「勧誘」をするとうまくいくことがあります。
例えば、人に掃除をして欲しい時は「掃除をしろ」と伝えるのではなく「一緒に今から掃除しよう」と誘うのです。

勉強のスタートさえ切ることができれば、そのままの勢いで勉強に火がつくことは多いです。

最初のきっかけを作ってあげましょう。
とにかく勉強のハードルを下げることが大事です。

イベント化する

これも勉強のハードルを下げる一つの手です。

例えば、「定期テストの何かの科目で1位をとったら1万円」というようなイベントです。
ちなみにこれは、私が高校生の時に父が作った制度です。
父の悔しそうな顔がとても面白くて楽しかった記憶があります。

ものでつるようでなんだか良い気はしませんが、とにかく勉強のモチベーションが上がればなんでもいいわけです。
他にも、「1ヶ月の勉強時間が一番多かった人に褒美を与える」や「土日の午前中はみんなで勉強する」のように色々考えられます。

意識の高い人が多い環境に入れる

長期的に見て、継続的に効果があるのは「勉強意識の高い友達がいる」という環境です。
人間の性格は、最も長く接している5人の性格の平均とも言われるので、勉強意識の高い友達と付き合うと自ずと勉強するようになるはずです。
そういう意味で、中学受験をした子どもや塾にいっている人は大学受験においても強いというわけです。

子どもが自ら「塾に行きたい」「自習室に行きたい」と申し出てくるのが理想ではありますが、思い切って強制的に塾や予備校に入れてみても良いかもしれません。

まとめ

いかがでしたか。
はじめにお伝えした通り、その子の性格にあったやる気の引き出し方を実践してみてください。
あとは、子どもの行動を全力で応援しつつ、そっと見守りましょう。