こんにちは!
逆転合格の武田塾福岡校です。今回は難関私立大学の英語についてまとめてみました
是非、参考にしてみてください♪
私立大学入試の特徴は?
特徴1 長文は大量+難解が基本。高い語彙力が問われる
特徴2 設問数も非常に多く、素早い情報処理能力が必要
特徴3 設問形式は各大学・学部で多岐に及んでいる
難関私立大の英語は「大量に英文を読んで、大量に設問を解く」ことが共通点と言えます。中には1000語を超える長文が出題されることも珍しくないです。語彙の難易度も非常に高く、英検準1級並みの語彙力が必要な大学もあります。設問形式で一番多いのは長文読解問題で、大学や学部にもよるが、70%~80%以上は長文読解であることが多いです。英問英答問題や内容一致問題が基本で、配点も高い。素早く大意をつかんで、設問を処理する高い情報処理能力が求められています。長文読解問題以外では、空所補充問題、会話問題、正誤問題、英作文問題、発音・アクセント問題など、設問形式が千差万別で、同じ大学でも学部によって傾向が異なるので、志望校に応じて十分な準備が必要。
私立大学
1、早稲田大 慶應義塾大 上智大
英文・設問・語彙が最高難度!速読力+設問処理能力が必須。
(早慶で英作文が必要な学部も )
早慶上智は、高度な語彙力が不可欠。単語集で基本語彙を習得したら、長文・過去問演習で出会った単語も貪欲に吸収したい。3大学とも分量が非常に多く、難解な長文読解問題が出題されることが最大の特徴である。返り読みせず、なるべく英語の語順のまま内容理解ができないと時間内に解き終わらないです。
早稲田大-社会科学・人間科学、慶應義塾大-法、そして上智大では、正誤問題が出題される。うち早稲田の2学部ではNO ERROR(誤りなし)を選ぶ設問が含まれ、難易度が非常に高い。
早稲田-政経・国際教養・法、そして慶應-経済では自由英作文が出題され、文法ミスなく自分の意見を英語で表現する練習が不可欠だ。遅くとも秋からは定期的に練習して英語の先生に添削をしてもらい、アドバイスを仰ぐとよいです。
上智大は全問マーク式。90分で75問解く学部が多く、単純計算で1問につき1分12秒しかかけられない。読解スピードを上げるには、大量の演習が必要となるので、秋以降には過去問演習を通じて、読解スピード+設問処理スピードを同時に上げる訓練を積んでいこう。
2、 明治大 青山学院大 立教大 中央大 法政大
長文問題で内容把握問題が多数出題。
標準的な語彙力や文法力が必要。一部も記述あり
大半が長文読解問題で構成されていることがMARCHの共通点。試験時間は60~90分程度。早慶上智のような難単語・熟語が出題されることは比較的少ないが、学校の教科書や市販の単語集には載っていない表現が問われることもあるので、前後の文脈から意味を類推できる国語力や文脈把握力が不可欠。英語長文を読んでいて、見知らぬ単語に出会ったとき、すぐに辞書を引くのではなく、前後関係からその単語がどんな意味になるのかを考えながら読む習慣をつけるようにしたいです。
問題の種類も、大学や学部によって非常に多岐に及んでいて、どんな形式が出題されても対処できるオールラウンドな英語力が求められます。従来の空所補充問題だけでなく、整序問題、会話問題、書き換え問題、正誤問題など、各大学によって形式はさまざまである。
MARCHの問題は大半がマーク式であるが、中には記述問題が毎年出題される学部もあるので、自分が受験する可能性がある大学(学部)の過去問を見て、早期に確認しましょう。下線部和訳や和文英訳を出題するのは青山学院大-文や中央大-法である。一方、自由英作文を出題する大学もある。中央大-商で80語以上、青山学院大-文・経済で50 語程度、青山学院大-法で100語程度を書かせるので、早めに対策をスタートすることが大切。
長文のレベルはセンター試験をやや難しくしたものから、早慶上智に近いくらい難解なものまで、難易度はさまざまです。青山学院大や立教大のように伝統的に英語教育に定評がある大学では、他の3つの大学よりも比較的難解な英文が出題されることが多いです。
長文の設問は、文章中の単語や熟語の意味を問う問題、内容一致問題、英問英答問題、空所補充問題などである。中央大-法の法律学科では、「本文の内容に一致しないものを選べ」という問題があったり、同じ中央大-法でも政治学科では、内容一致問題の選択肢が日本語だったりして、それぞれアプローチの仕方が異なります。
3、 関西大 関西学院大 同志社大 立命館大
長文読解問題がメインだが設問数が非常に多く、速読力と情報処理能力が不可欠
関西トップの私立4大学・関関同立では長文読解問題の比率が非常に高いです。試験時間は90分前後が標準的な長さです。立命館大では80分、同志社大では100分。しかし、関西学院大の国際学部では記述問題が加わるため、165分という例外的なところもあります。
長文の難易度は早慶上智ほど難解ではないものの、やはり学校の教科書やセンター試験のレベルをはるかに超えるものがほとんどなので、語彙・文法などの基礎力の充実を夏までには終わらせ、秋からは過去問を中心とした勉強に移行したいです。文法問題、会話問題を手際よく処理して、長文読解問題になるべく多くの時間を残せるような順番で解くのが標準的。
4大学とも長文の長さが1000語を超えることはまれだが、各長文の設問数が比較的多く、素早く設問を処理するスピードが求められます。
長文の数は、関西大は2題、関西学院大は3題、同志社大は2題、立命館大は2題となっています。4大学とも基本的にはほぼマーク式であるが、同志社大では最後に和文英訳問題が出題されたり、関西学院大の国際学部では記述問題がかなり大量に出題されるので注意が必要。
関関同立の設問形式は「英問英答問題」と「内容一致問題」がメインであるが、関西大では長文中の空所補充問題が比較的多い。単語や熟語の意味を問う問題もよく出題される。立命館大では、「一致するものには1」「一致しないものには2」「どちらとも判断しかねるものには3」を書け、という設問もあるので、過去問をたくさん解いて、この独特の形式に慣れるようにトレーニングを積んでいきましょう。
まとめ
早稲田大・・・学部ごとに設問形式が多様で、各解法の習得がカギに
慶應義塾大・・・分量・語彙が最高難度。記述問題が多い学部もある
上智大・・・全問マーク式。大量の英文を処理するスピードが不可欠
明治大・・・どの学部も読解問題で構成され、一部では記述問題も
青山学院大・・・英問英答問題が多数。和訳+英訳の記述問題対策も必要
立教大・・・読解問題+語彙問題がメイン。会話問題の出題も多い
中央大・・・大問が8題もあり、記述問題も含め出題形式が実に多様
法政大・・・「適切でない・本文の内容と合わない」を選ぶ問題が多数
関西大・・・全問マーク式。英文整序問題がこの大学の最大の特色
関西学院大・・・文法・読解・作文の標準的出題。一部では記述問題も
同志社大・・・短い和文英訳問題が最後に出題されることが特徴的
立命館大・・・内容一致で「本文だけでは判断不可」という設問あり
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