目次
はじめに!
こんにちは!
JR高崎線深谷駅から徒歩1分、 大学受験専門塾 武田塾深谷校 です!
今回お話するテーマは 東京大学理系の伊藤先生が思う 数学の成績が上がらない受験生の特徴3選 です。
武田塾特別講師の伊藤先生が数学で伸びない生徒の特徴を3つ紹介します。
なお、今回のお話はこちらの動画でも解説されているのでご覧になってみてください。
①難しい問題集ばかりやっている
代表的な難しい問題集は『1対1対応の演習』シリーズです。
こちらは各問題に対してあえて難しい解き方をして応用力を効かせようというのが目的であるため難しくなっています。
ただ、どの参考書が難しいかは人によるため一概には言えません。
そのため、自分のレベルをしっかり把握した上で問題集を選定する必要があります。
学校の問題集が難しいケース
伊藤先生の高校では旧帝大や早慶の過去問が掲載された『スタンダード数学演習Ⅰ・Ⅱ・A・B・C(ベクトル)受験編』が早い時期から配られていました。
こういったものが配られてそれだけ取り組むなんてことにはならないように注意しましょう。
注意点
ここで大事なのは難しい問題集だけやるのがダメということです。
つまり、たまにやる分には良いのです。
たまにやる分には刺激になりますし、実際の過去問に触れて本番のイメージがつきやすくなります。
ただ、これだけやってはダメということです。
あくまで自分の実力に合った問題集をメインで使用していくのが成績を伸ばすコツです。
レベルの合っていない問題をやっている生徒の特徴
質問に来る生徒の中でこの問題の何がわからないかをヒアリングしていくと、その問題集のレベルよりも何段階も前でつまずいている生徒も多くいます。
今やっている問題集が難しいと感じたらぜひ見直してみましょう。
②自力で問題を解かない
自力で問題を解かないことに関していくつかパターンがあるので紹介します。
答えだけ写す
わからない問題にあたったとき、答えを写して終わる生徒がいます。
これは最悪です。勉強の意味が無いので、今すぐ改善してください。
答えと解き方を写す
最初に比べてはまだマシですが、これは結局自力で考えられていないので力にはなりません。
多くの受験生がここに当てはまります。
大事なのは答えを見て理解した後に、時間を空けて自力で解き直してみる必要があるということです。
自力で解けるようになって初めてその問題が身になったと考えるようにしましょう。
知ってる問題をスルーする
数学が比較的得意な人に多いですが、見たことある問題に出会ったときに目で見て終わりにしてしまう人がいます。
特に復習のときにありがちです。
武田塾でも復習のときに全問解いた方がいいですか?と質問をよく受けます。
偏差値70を超えている生徒であれば目で解いても問題ないと思います。
ただ偏差値60代以下の人は本当に目で解けているのか怪しいです。
こういった生徒はしっかり解き切るようにしましょう。
また、実際の試験や模試では目で見てわかっただけでなく、時間制限の中で実際解答を書き上げて、計算があっていて初めて⭕️がもらえます。
解答の本筋が分かっても途中式で文字の扱いなど本筋では無いところで躓くことも多いです。
これはやってみないとわからないので、実際の試験と同じ条件で解けないとできたとは言えません。
目で復習がOKなとき
受験本番が近づいてきた秋以降、隙間時間で高速で復習したいときなどはアリです。
もちろんやらないよりはマシです。
ただ、この時期にやる勉強法では決してないので今の時期はとにかく手を動かしていきましょう。
③テキスト・問題集の解答を丸暗記
数学は暗記だと言っている先生もいて、解法暗記がそもそも良いのか悪いのかという論争もありますがこの話は一旦置いておきます。
実際、本当に暗記できるならそれに尽きます。
やったことのある問題を全て暗記できるなら良いのですが、丸暗記をしようとしている人は丸暗記できません。
受験の中で何百問、何千問と解いていきます。
それを全て暗記していくのは無理です。
そのため仮に解法を覚えるにしても必ず理解が伴わないといけません。
丸暗記をして覚えるのではなく、調べたり質問したりして解き方を理解して覚えましょう。
当てはまる人の特徴
・定期テストはよく解ける ・問題集を解いているときはスラスラ解ける ・だけど実力テスト・模試では得点できない |
解法をそのまま暗記しようとした際、直前に取り組んだ問題と同じようなものが模試でも出れば解けますが、条件が変わったり、見たことある問題が混合して一つの問題になった場合解けなくなってきます。
効果的に勉強する方法
武田塾の特訓では確認テストで『基礎問題精講』など取り組んだ参考書と全く同じ問題を出しています。
このテストで作成した解答を生徒に解説してもらっています。
すると、なかなか解説できない生徒も多いです。
ここでこんな風に解いたなといった記憶だけで解いてしまっているからです。
これを避けるためには弟や妹がいるつもりでその問題を授業できるようにしましょう。
理解ももちろん大事ですが、問題の本筋に加え、なぜその式変形を行うのかなどの繋がりの部分を自分でアウトプットできるところまでやらないと自力で初見の問題を解けるようにはなりません。
また、問題文の見るべきポイントを鍛えていきましょう。
問題文には必ずヒントがあります。
どこに注目して解答を作成していけばいいのかを考える力をつけていけばしっかりと数学の成績は上がっていきます。
まとめ
①難しい問題集ばかりやっている ②自力で問題を解かない ③テキスト・問題集の解答を丸暗記 |
これに当てはまった人はすぐに勉強方法を改善しましょう。
正しいやり方で、正しい方向性でやれば必ず成績は伸びます!
経験豊かな指導力!森校舎長が相談に乗ります!!
校舎長も、参考書学習によって合格を勝ち取った「逆転合格者」の1人です。
「成績を上げたいけど、何から始めたらいいか分からない!」その気持ち、痛いほどわかります。
そんな人を一人でも救いたい!そんな想いで日々、受験相談を行っています!
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