目次
はじめに
こちらのブログをご覧のみなさん、こんにちは!
JR高崎線深谷駅から徒歩1分、大学受験専門塾武田塾深谷校です!
今回は、「高1・2生向け進研模試の結果から分かる課題点」について解説します!
私達は、今まで数千人の進研模試の結果を見てきました。そのため、高1・高2生の結果を見ると将来的にどのような未来を歩むか概ね推測できます。今回話した内容を参考にして、今後の学習にも活かしてください!
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeでも詳しく解説されているため、下記の動画も併せて是非ご覧ください!
①国語が弱いタイプ
⑴国語力が無いと頭打ちになる
例えば、英語の偏差値が70、数学が60、国語が45というように、国語で足を引っ張っている生徒は一定数います。
このタイプの人は、高3になったときに伸び悩む傾向があります。
英語が先行して伸びているのは悪くありませんが、高3になって偏差値が下がってくる可能性があります。
なぜなら、高1・2生の模試は単語がある程度分かれば解けるレベルの長文である一方で、今後高3になると、模試の長文を和訳したときの日本語も難しくなるからです。
英語を日本語に訳す力を維持したとしても、その日本語の中身を咀嚼する力が不足していると、学力が頭打ちになりやすいです。
⑵早めに国語力をつけるべき
英単語や英文法の課題は覚えるとすぐ解決しやすいですが、文章を読む能力は一朝一夕に身に付くものではありません。
特に、MARCH以上の大学だと内容把握で躓くケースが増加するため、難関大志望の人は注意してください。
また、共通テストも、国語力が不足している人の方がより多く演習量をこなす必要があるため、やはり国語力は土壇場になって大きく影響します。
そのため、国語が極端に足を引っ張っている人は、国語力が他の教科にも影響することを考慮して、現代文の勉強を早めに開始してください。古文は一旦後回しでも良いので、まずは現代文を優先してください。
⑶文章読解の注意点
文章を読む際に特に意識してほしいことは、現代文と同じく、文章内容の要点を捉えることです。
形式段落単位、意味段落単位、文章全体でそれぞれ筆者は何を強調したいのかを捉えてください。
また、テーマ自体が難しい文章も出題されるため、抽象度の高い文章を読み慣れておいてください。
②自信があって油断しているタイプ
⑴もっと危機感を持つべき
例えば、英数国の偏差値が全て65ずつの生徒は、自分に自信があって焦らない傾向があります。
「まだ本気を出さなくても問題無い」という思考が透けて見えます。
このタイプの人は、中学生・高1・高2の時点である程度勉強してきた貯金はあるのですが、その後に伸び悩んで貯金を使い果たし、高3で加速度的に追い上げてくる人に追い抜かれることが多いです。
そのため、戦略的に特定の科目や分野を伸ばすというよりは、とにかく自分のモチベーションを喚起してください。
率直に言うと、進研模試で偏差値65の生徒の順当な進学先はMARCHレベルであり、旧帝大は厳しいです。
偏差値65という数値は悪くは無いのですが、難関大基準で言うと全く凄くはなく、中途半端な完成度であることを強調しておきます。
旧帝大以上を志望している人が多いと思いますが、実際に旧帝大以上に合格する人は高1・高2の時点で偏差値75を取っていることが多いです。寧ろ、各科目の偏差値が65なら、志望校に10足りていないということを肝に銘じて焦らなければならない状況だと思います。
⑵油断せずに基礎固めを行うべき
進研模試で偏差値65だと、基礎が固まりきっているわけではありません。
英語に関しては、単語がまだ曖昧ながら、国語力やセンスなどで乗り切っている人が多いと思います。
数学に関しても、基礎的な小問で多少落としても偏差値65には達します。
進学校なら自分より成績が良い人も多いかもしれませんが、そうではない高校なら学年トップ層を取れてしまうこともあるため、油断しないようにお願いします。
入試本番で競うライバルはもっと強いため、基礎を徹底的に固めて偏差値75を目指しましょう。
③好きなことで生きていくタイプ
⑴危機感を抱くべき
例えば、英語の偏差値が62、国語が63、日本史が80のような生徒は、高2秋の模試で社会科目が追加されると総合偏差値が一気に伸び、MARCHでA判定を取れることもあります。
しかし、高2の進研模試の社会科目は出題範囲が狭いため、日本史の全体的な実力が高いわけではなく、極めて部分的な要素の得点力が高いだけです。
それでは、日本史という科目が完成したとは言えません。そもそも、文系で最も優先順位が高いのは英語であり、それを置き去りにしている状態は危険です。
この内容は理系に置き換えても成立します。英語の偏差値が62、数学が63、物理が80の生徒もやはり危険であり、その理由は前述の文系の生徒と同じです。
理系で最も優先順位が高いのは数学であり、それを置き去りにしている状態には危機感を抱くべきです。
⑵優先順位を意識すべき
このような生徒は、必要なことよりも自分のやりたいことを優先するタイプだと推測します。
その姿勢をそのまま継続していると、基礎が全く固まらずに高3になって伸び悩むと思います。
理科や社会の内容が楽しいという気持ちは分かりますが、高2の段階から理社をやりすぎてしまうのは受験戦略的に得策ではないため、まずは英語や数学を優先して完成させてください。
目先の苦難から逃れて楽しい方に逃げたいという欲求を抑えて、時間がかかる英数の基礎固めに早い段階から取り掛かってください。英語と数学を好きになれれば理想ですね。
④単純に勉強量が不足しているタイプ
例えば、英語の偏差値が55、数学が50、国語が45のような生徒は、そもそも戦略を議論するレベルにはいないため、とにかく基礎固めに励んでください。
量をこなした上で、自分の得意・不得意や相性などが明確に判明したら、それに合わせた対策を考えるのが良いと思います。
「高1・2生向け進研模試の結果から分かる課題点」のまとめ
① 国語が弱いタイプ
⑴ 国語力が無いと頭打ちになる
⑵ 早めに国語力をつけるべき
⑶ 文章読解の注意点
② 自信があって油断しているタイプ
⑴ もっと危機感を持つべき
⑵ 油断せずに基礎固めを行うべき
③ 好きなことで生きていくタイプ
⑴ 危機感を抱くべき
⑵ 優先順位を意識すべき
④ 単純に勉強量が不足しているタイプ
いかがでしたか?今回の内容を参考にして自己分析をして、今後の学習効率を上げられるように役立ててください!
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