はじめに
ブログをご覧の皆さんこんにちは!
JR高崎線深谷駅から徒歩1分、 大学受験専門塾武田塾深谷校です!
今回のテーマは「【受験生へ】受験に合格する人の参考書の完成度はこれだ! 」です!
皆さん、こんにちは。武田塾の高田です。そして、清水です。
参考書を選ぶ際には、どの参考書を使うかが重要だと思われがちですが、実はそれ以上に、参考書の完成度が重要だと言えるのではないでしょうか。
例えば、ネクステやアシスタントなど、どの参考書を使っているかは同じでも、9点以上の成績を収める人もいれば、全く成績が伸びなかった人もいるという事実があります。
今回は、どんな視点を持って参考書での勉強を進めるべきなのかを理解していきましょう!
また今回紹介する内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでもお話しているので、
ぜひそちらも併せてご覧ください!
全問題を理解しろ!
同じ参考書を使っているのに、偏差値や合格する大学に大きな差が出ることがあります。
これは参考書の完成度によって決まるのです。参考書を単に購入するだけでは十分ではありません。完成度を高める必要があるのです。
では、参考書の完成度を上げるためには、どのような視点で取り組んでいけばいいのでしょうか。
まず、受験生の皆さんに求めるのは、その参考書から出題される問題に対して、どんなテストでも100%正確に答えられる状態を目指してほしいと思います。
例えば、皆さんが持っている数学の問題集を想像してみてください。そこからランダムに10問テストを行い、自信を持って何問正解できるか考えてみてください。多くの子どもたちは、やっているはずなのに自信が持てないのです。これは非常に不思議なことであり、良くない状況だと感じています。
もしもあなたがその範囲の問題をすべてテストしても大丈夫と言える自信があるのであれば、受験の可能性は非常に高いと言えるでしょう。
基礎的な参考書から始めて、その範囲で問題が出されても大丈夫な状態を目指してください。そして、さまざまな参考書に取り組む中で、どの参考書のどのページでもその完成度を上げていけるようにしてください。
しかし、多くの子どもたちは、間違えた問題を放置してしまったり、先延ばしにしてしまったりしています。これではいつまでたっても完璧になることはありません。
完成度を高めるためには、まずはできなかった問題を当日中に解決することから始めてください。時間はかかるかもしれませんが、早い場合には1ヶ月で終えることもできます。
そのためには、今日の勉強や今週の勉強が非常に重要です。武田塾では、毎週確認テストを行っています。その範囲から同じ問題でテストを行い、何パーセント正解できるかを測ります。
最低でも80%以上の成績が出なければ、もう一度やり直すことになります。日々、8割では足りないと指導しています。
皆さんが今週取り組んだ参考書やテキストの範囲で、本当に100点取れる自信があるか、心の中で考えてみてください。
勉強法で1週間の濃さが変わる!
高校1、2年生の頃、私もボロボロでした。
赤ペンでチェックして終わり、解説を読んで「これはできたかな」と思っていた問題が、テストでは思い出せずに苦しむという経験をたくさんしました。そのため、私も1週間の内容を完全に覚えているとは言えなかったと思います。
しかし、勉強の方法を1つ変えるだけで、1週間の勉強の濃さは大きく変わるのです。完成度を徹底的に高めていけば、1週間で大きな成長が見られます。
一方、できなかった部分を放置してしまうと、1週間の間であまり成長できないものです。この完成度を意識した勉強法だけで、結果が大きく変わることを実感しています。
実際、勉強時間や勉強期間について考えることは多いと思います。
しかし、同じ1週間の中で、自分がどれだけ成果を上げられたかという点については、受験生の方々があまり意識していない傾向があります。
ですが、ここに差が生まれるのです。
なぜなら、ほとんどの人が真剣に受験勉強をする期間は1年や2年程度だからです。それなのに、同じ期間を勉強しているのになぜ差がつくのか、考えてみてほしいのです。
時間という要素だけでなく、同じ期間の中での成果も重視することが大切です。
そのためには、完成度を高める勉強法に注目する必要があります。時間だけでなく、自分の成果にフォーカスし、成長できるよう努力しましょう。
自分の見積もりよりは低くなる
例えば、確認テストで次回は100点を狙おうと思って受けてみても、実際には95点や92点になってしまうことがあります。
逆に、80点ぐらいをギリギリ目指して受けると、一応は合格できるかもしれませんが、そこで甘く見積もってしまうと、78点や75点などになってしまうのです。
つまり、ギリギリの合格点を目指すことは避けるべきだという話をしています。この話から伝えたいことは、基本的に自分が思っている完成度は、見積もりが甘い傾向にあるということです。
自分が思っている以上に高得点を取るためには、実際には思っている以上のレベルで仕上げる必要があります。
例えば、100点取りたいのであれば、心の中で120点ぐらいを目指す気持ちで取り組むと、本当に100点を達成することができるのです。
これは、学校の定期テストをイメージして考えるとわかりやすいかもしれません。テストを受ける前の自信は、高めに思ってしまうものです。
こんなに勉強したから、これぐらいならできるだろうという甘い見積もりがついてしまいますが、実際はそれほど成績が上がらないこともあります。
また、長期的な視点で考えると、模試や過去問など、最終的な志望校合格に関わる話になってきます。自分が見積もっていたよりも現実は厳しいと感じるほど、目標の成績を取れなかったという経験は多いでしょう。
このように、見積もりが甘くなることが受験結果につながってしまうため、悔しい思いをすることになります。
ですから、皆さんは日々の勉強において、単語帳1冊や1週間の勉強の完成度を測る基準として、自分の目指す志望校合格レベルに達しているのか、完成度の基準を考えながら勉強していただきたいと思います。
確認のテストをもっとしよう
定期テストの話を例に挙げてみますと、自分が100点を取れると思って臨んでみても、結果は80点だったというようなことが起こることがあります。
このような場合、「これでは足りないな」と気付くことができるのです。
そこで、私は皆さんにぜひテストをすることをおすすめします。
ただし、テストの頻度が少なすぎると思います。毎週、確認テストを行い、本当にその単語帳が100点を取れるのかを確認してください。
自分自身で行う場合でも、勉強した範囲からランダムに問題を解いてみたり、1週間の最後にテストを行い、その週に勉強した範囲の問題を一気に解いてみたりするなど、さまざまな方法で日々の定期検診やチェックを行っていただきたいのです。
初めて勉強を始めた頃は、毎日テストをすることが必要だと思っていました。
例えば、今日覚えた単語ができているかを友達にテストしてもらったり、数学の問題を本当に今日1日の最後にもう1回解けるかを確認したり、間違いがあればやり直したりするなど、テストの回数を最初は頻繁に行うべきです。
自分自身の成績に対して常に疑問を持ちながら取り組むことで、より成長しやすくなると思います。勉強は入試前には楽観的に受けるべきですが、受験中は心配や不安を抱える子の方が成績が伸びやすいと私は考えています。
自分が「いける」と思っていても、甘く見積もっている場合は完璧になっていないということですので、これを忘れずに、自身の完成度について常に疑いを持つことが重要です。
逆に、ちょっと神経質になりすぎるくらいの方が効果的だと思います。メンタル面では少々問題があるかもしれませんが、勉強の完成度を考える上では神経質になってほしいと思います。
テストを通じて、少しの単位でも「ここまだ覚えていない」「ここまだ解けない」「ここまだ回答根拠が説明できない」といったことに気づくことができるのです。
ですから、日々の勉強にテストを積極的に取り入れていただきたいのです。参考書を読んだり、わからなかった問題の解説を読む時間以外はほぼテストを行うようにし、1時間ごとの勉強の完成度を確かめることで、1日や1週間の学習の質を向上させることができると思います。
冒頭で「完成度とは」という話をしましたが、結論として、テストを通じて確実に自分が完璧にできるまで、皆さんはその一つの参考書に取り組んでいただきたいと思います。
今日の勉強範囲をしっかりと網羅し、テストを通じて自身の理解度を確かめてください。
問題のプロセスを説明できるようになろう
参考書の問題をテストして全問正解できることは、ある意味で第一段階や最低ラインと言えるかもしれません。
例えば、英文法の問題集やネクステージ、ポラリス1などの英文法の参考書がありますよね。
これらの問題をすべて解けることは素晴らしいことですが、それだけでは応用力を身につけることはできません。応用するためには、参考書に載っている問題を説明できることが必要です。
例えば、ある問題の解答が「2番」だとします。それではなぜ「2番」なのかを説明できるでしょうか?問題を他の人に説明することができるかどうかは非常に重要です。たまたま「2番」に当たっただけでは意味がありません。
単に手を動かして計算をしていくだけでは、表面的な正解に終わってしまいます。問題文から得られる情報を読み取り、その解法や考え方を説明できることが大切です。
私はみんなに、勉強が苦手な子たちを特に対象に、自分自身よりもその教科が苦手な人々に説明するつもりで問題に取り組んでほしいと思っています。
英語が苦手な人には文法の問題を、弟や妹がいる人には買い物の説明をしてみてください。相手が「わかったよ」と言ってくれるなら、その問題は応用力を伸ばすことができます。
しかし、兄や姉に「何言ってるの?」と突っ込まれるようでは、ただ解説を読んでいるだけで理解していないことになります。お兄ちゃんやお姉ちゃんにも理解してもらえるようなレベルまで問題を説明できることが重要です。
私は皆さんに、参考書のすべての問題を分かりやすく人に説明できるレベルを目指してほしいと思っています。そのレベルに到達すれば、応用力が飛躍的に向上するでしょう。
テストで全問正解できるだけでなく、人に分かりやすく教えることができる完成度を目指して、頑張ってください。応用力を高め、問題解決能力を身につけることが、確かな成果を上げる道です。
まとめ
● 参考書の問題を完璧に解ける&説明できるようになると完成度が高まる!
● 日々の勉強から参考書の完成度を上げる意識を持ち取り組もう!
● 君の志望校合格に向けてライバルを圧倒する力を参考書で養おう!
今回は「【受験生ならやって】京大合格した高田先生の参考書周回数とやり方 」をテーマにーについて紹介をしてきました。
入試問題でも、参考書で覚えた基礎知識を使って余裕で使いこなせるレベルをぜひ皆さん目指してほしいです!というわけで今回は、参考書の完成度について説明をしました。
すでに完成度上げよう上げようという視点で頑張っている受験生は、まだわからない参考書の完成度も他に絶対負けないぐらいのレベルに高めてほしいなと思います!
経験豊かな指導力!森校舎長が相談に乗ります!!
校舎長も、参考書学習によって合格を勝ち取った「逆転合格者」の1人です。
「成績を上げたいけど、何から始めたらいいか分からない!」その気持ち、痛いほどわかります。
そんな人を一人でも救いたい!そんな想いで日々、受験相談を行っています!
まずは一度、受験相談にいらしてください!お待ちしています!!