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今回は補欠合格について詳しく書いていきたいと思います!
少しずつ合否が出ている人もチラホラ出てきたかと思います。
そんななか、いきなり現れる「補欠合格」の文字。
いきなり「補欠合格」って言われても不安ですよね。。
そこで今回は、
「補欠合格ってそもそも何?」
「補欠合格から繰り上がる可能性ってどのくらい?」
そんな皆さんの疑問にお答えしていきます!
そもそも補欠合格って何?
補欠合格とは?
補欠合格とは、
「合格者が入学を辞退した代わりに入学が認められること」を指します。
入学を辞退する人が出ない限りは入学することが出来ないため、正式な合格ではありません。
補欠合格が出るタイミングは?
補欠合格が出るタイミングは、
正規合格者が発表されるタイミングと同じタイミングで発表されます!
「合格」「不合格」「補欠合格」の3つの結果が出るイメージです!
中には補欠合格者内での順位が表示される大学もあります。
その場合は、その順位によって大体の合格可能性を予想することもできます。
また、中には「正規合格者が入学を辞退してから」受験生に繰り上げでの合格を伝える大学もあります。
この場合は、連絡があるまでは自分が補欠合格だったかすらも分からないのです。。
いつ結果が分かるのか?
では、補欠から正式合格に繰り上がるタイミングはいつなのでしょうか?
これは大学によって異なりますが、早ければ3月上旬ごろ、遅い場合には3月中旬~下旬にかけてのタイミングになることもあります。
遅くなる理由として、国立大学の後期試験の結果を確認後に入学を辞退するケースがあげられます。
補欠合格から繰り上げになる際の発表方法
実際に繰り上がった場合に、どのような方法で自分のもとに結果が知らされるのか気になりますよね。
コチラも大学によって異なりますが、主に以下の3つに分類されます。
・電話
・書類郵送
・ウェブサイトで確認
大学によって発表方法は異なるので、自分が受けた大学の発表は見逃さないようにしましょう!
補欠合格から繰り上がる確率は?
さあ、補欠合格の基本がわかったところでココからが皆さんが気になっている本題です。
補欠合格から正規合格に繰り上がる可能性はどのくらいあるのでしょうか?
確率を断言するのは難しい
正直に言うと、「補欠合格から繰り上がる確率は〇〇%だ!」と断言するのは難しいです。
前年度にどのくらい繰り上がっているかが分かれば、ある程度の確率は推測できます。
ただ、補欠合格では「前年度は10人近く繰り上がっていたのに、今年は0人」なんてこともあり得ます。
しかしながら近年の傾向として、以前までと比べると繰り上がる確率が上がっているのも事実です!
「定員の厳格化」の動きによる補欠合格への影響
では、なぜ以前と比較して現在では繰り上がる確率が上がっているのでしょうか?
そこには各大学が行っている定員厳格化の影響が潜んでいます。
以前までは「補欠合格」というと、「合格まであと少し足りなかったのか~」といった感じで繰り上がる可能性の低いものでした。
しかし現在は、大学側が「定員の厳格化」という施策を行っているため補欠合格から繰り上がる確率が上がっています!
「定員の厳格化」とは何なのかと言いますと、大学側が合格定員以上を合格させないようにしているルールのようなものです。
「定員以上を合格させないんだとしたら、なおさら補欠合格は厳しいんじゃないの?」
と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
大学は定員を設けてそれ以上は合格者を出さない代わりに、欠員が出た場合の枠を埋めるために補欠合格を多く出すようになってきています!
元々は多めに合格者を出して、入学を辞退する(別の大学へ入学する)合格者の枠を補っていました。(例えば早稲田大学であれば、東京大学や一橋大学の併願校になりやすいので、多めに合格者を出して東京大学や一橋大学に進学する合格者の分の枠をそれによって埋めているイメージです。)
つまり、これまでは「あらかじめ多く合格者を取っておいて、辞退によって空いた枠を多い合格者で埋めていた」のですが、今は「最初は少なく合格者を出して、辞退が出たら後から補欠合格者を繰り上げる」というように変化していっているのです。
実際どのくらい繰り上がるのか?
いくら「近年は繰り上げの可能性が上がっている!」と言われても不安なものは不安ですよね。
先ほど「補欠合格から繰り上がるのは〇〇%だ!」と断言するのは難しいというお話をしました。
しかし、最近の傾向から分析しておおよその確率を算出することはできます。(※以下に示すデータは2021年度の各学部の合格確率を平均した数値です)
まず早慶上理・GMARCHの中でも、早慶に関しては40~50%以上が繰り上げ合格しているというデータがあります!
つまり、補欠合格だった人のうち半分弱が結果的に合格になっているんです!
新高2・高3生へのアドバイス
ココはすでに受験が終わった皆さんは気にしなくて大丈夫ですが、新高2・高3生の皆さんには事前に知っておいてほしい情報があります!
補欠合格の繰り上げには基準がある!
それは、補欠合格の繰り上げにもある程度の基準があるということです!
多くの場合、その基準は入試点数の高い順になります。
合格最低点にどれだけ近いかで、最終的に合格をつかみ取れるかが変わっていきます。
しかし入試は合格最低点付近で1点を争う戦いで、得点が並ぶなんてこともザラにあります。
そこで皆さんに知っておいてほしいのが、補欠合格の繰り上げの基準です!
大学によってその基準は変わりますが、同じ点数で並んだ場合は以下のような方法で繰り上げ合格者を決定します。
・特定の科目の点数が高い人を優遇(英語の点数が高いなど)
・同学部を複数回受験している
・英検®など、提出している取得資格の点数が高い
この他にも様々な基準があるので、まだ受験をしていない皆さんは自分が受ける大学の基準をあらかじめ調べておきましょう!
まとめ
ココまで読んでいただいて、補欠合格から繰り上がる確率は以前よりも上がっているということが分かっていただけたと思います!
しかし、補欠合格を頼りにしすぎるのも良くないです。
非受験学年の皆さんは確実な知識を付けていくことを、既に試験を終えた受験生の皆さんは次の試験や来年(浪人を視野に入れる場合)に向けてできる限りのことを実行するようにしましょう!
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