皆さんこんにちは!
武田塾富士吉田校の川村です。
10月の最初に生徒に共通テストまで100日を切ったぞーと言っていたら、
もう1ヶ月が経過しており、時間の経過の速さを痛感しています。
受験生は色々考えてしまう時期かもしれませんが、
今はとにかくまだ時間があることを考えて出来ることを出来るだけやっていくようにしましょう。
今回の記事では、難関大学(偏差値60以上)に受かる人の特徴について書いていきます。
どちらかというと、現受験生よりも高校1年生、2年生向けの記事となるので、
その点はご了承ください。
武田塾富士吉田校では、
受験に関する相談、 日ごろの学習の進め方や、
勉強の取り組み方などの相談を受け付けております。
授業をするのではなく、学習のサポートをする武田塾だからこそ、
生徒様の状況に合ったアドバイスをさせていただきます。
無料受験相談のお申し込みは以下のバナーよりお願いいたします。
直接教室への電話でも受け付けております
難関大学に合格する受験生の特徴
ここから書かせていただくのは、あくまでも特徴であって、
出来ているから合格できる!、ということではなく、
また、これが出来ていないから合格できない↓、という話ではありません。
これまでの指導の中で、合格してきた受験生はこういうことを意識していたことが、
合格の要因に繋がりやすかったのではないかということをピックアップしています。
その点を踏まえた上でご覧いただけたらと思います。
①目標や覚悟が決まっている
武田塾に入塾してくる生徒には、必ず目標の大学があります。
その中で偏差値60以上の難関大学を目指し、
最終的に合格できる受験生は明確な目標や、
そのために取り組む覚悟を持っている人が多いです。
「どうしてその志望校に進学したいのか」、「大学で何を学びたいのか」、
「将来何をしたいのか」など具体的な理由がしっかりしている人は、
受験勉強を頑張る目的があり、だからこそ一生懸命に取り組むことができます。
一方、「偏差値の高い大学に行きたい」、「とりあえず難関大学を目指そう」
「有名大学の方が就職に有利そう」など漠然とした理由で受験に臨む人は、
進学先が難関大学でなくてはいけない理由が希薄になりやすいです。
そのため、受験が近づくにつれて頑張りが足りずに、
ランクを下げていく傾向も見られます。
つまり、難関大学に合格したいのであれば、
なぜ、そこの大学に合格行きたいのかを明らかにして、
強い意志と覚悟を持つことが、受験を最後まで走り切るために必要な心構えといえるでしょう。
②何事も行動が早い
行動が早いのも、難関大学に合格する人の特徴といえます。
例えば、日常的な部分に目を向けた時は、
その日の学習でわからない問題を放置したりせず、
その日にやるべき学習を先延ばししない傾向が見られます。
実際に武田塾の課題は量が多くて大変と言われるところもありますが、
日課として、それをきちんとこなしてきている生徒はもれなく成績の上昇が見られます。
逆に、時間に余裕があるときにはサボってしまったり、
こちらの指示を無視するような行動をとってしまう受験生は、
成果につながらないことが多いです。
また、合格のために必要な情報収集や、受験の疑問点の解消など、
無意識に行動へ移しているため、徐々に周りの受験生と差をつけていきます。
入試日までの限られた期間で勉強しなければいけないため、受験生にとって時間は大切です。
それを何よりもわかっているからこそ行動が早くなるのだと思います。
志望校の決定や、受験勉強のスタート時期も、
高校3年生の春からと考えている生徒よりも、
早いタイミングで始めようとする傾向がありますので、
難関大学合格への可能性が高まっていきます。
③気持ちの切り替えが早い
難関大学合格者は、気持ちの切り替えを上手にしている人が多いです。
現役生であれば、受験期間は定期テストや
模試などで自分の学力と向き合う場面が多くあり、
思うような結果が出ないと落ち込んでしまう時もあります。
しかし、入試本番までの限られた期間で模試や試験のたびに
ショックを受けたり、それを長引かせ続けるのは、
ただただ時間を無駄にしてしまうだけです。
そのため、結果を見てショックを受けるのではなく、
思うような結果ではなかった時には、何が原因かをきちんと分析し、
次の試験に向けて気持ちを切り替えていけるようにしましょう。
難関大学に限った話ではありませんが、
受験期における気持ちの部分は思っている以上に行動に影響を与えます。
上の①で書いたような覚悟や目標があるならば、
一喜一憂で過ごすのではなく、合格することに目を向けた行動ができている受験生が
最終的に合格を勝ち取っています。
④ミスを繰り返さない
難関大学に受かる人は、
間違えた問題を次は解けるようにしっかり復習して、同じミスを繰り返しません。
定期テストや模試では点数を確認するだけでなく、
自分の苦手分野を把握して改善する努力をしています。
テストや模試、問題集においてもわからなかった問題は放置せず、
確実に理解できるまで復習に時間をかけます。
これが出来ていない受験生は、
それまでの普段の学習の仕方が影響している傾向が見られます。
学校の課題などが多いと実際に問題を解いて、
丸付けだけするというのが学習になっている生徒はいます。
しかし、よくよく考えてみれば、
それで成績が上がるわけがないのです。
だからこそ、そこで自分の問題点に気が付いて、
どういう風に取り組めば良いのかを考えたり、
自分に合った学習方法を模索したりするなど、
行動を変えていける人は合格への可能性が近づいていきます。
「間違いは確実に減らしていく」、
「ケアレスミスは二度としない」といった姿勢を持つことが、
難関大学に合格できる学力へ繋がっているといえます。
⑤自己分析がしっかりできている
自分の学力を客観的に判断し、
自己分析できているのも難関大学合格者の特徴といえます。
最初はどのように見ていけばいいのかわからないところもあるでしょうが、
例えば苦手な科目を把握するには、
自分が苦手とする分野があって、
その分野のどこの単元が苦手で、
単元の中のどこまでを理解しててという風に、
実際にはそこまでして初めて自分の苦手や、得意が見えてきます。
具体的に自己分析をすることにより、
得意・不得意分野をしっかり把握して効率的な学習を進められるのです。
実際に、大雑把に数学が苦手、英語が苦手と言っている生徒に
単元の話を振ってみると、答えられないことが多いです。
つまり、きちんと把握もしておらず、
出来ないところが多いから苦手と言っているにすぎません。
きちんと自己分析が出来ている生徒は、
模試でよい結果が出せた際にも安心せずに、不正解だった問題の理解に集中します。
教科ごとに丁寧な分析をして必要に応じた学習ができるため、
難関大学に合格できる学力が身につきます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
上に書いた内容を思い返しながら私自身が多くの受験生を見ていて感じたことは、
難関大学を志望し、合格する受験生のほとんどは、
きちんと危機感を持っているということでした。
決して「何とかなるだろう」という考えは持っておらず、
常に自分の状況がまだよくない地点にいるということを把握しており、
そのために上記に記載したような行動がとれるのだと思います。
逆に行動が遅い受験生ほど「何とかなる」の考えが強いので、
今もしその考えでいるのであれば、危ないですという警告を送らせてもらいます。
高校受験は何とかなった人も多いかもしれないですが、
大学受験は真面目に厳しい世界です。
希望通りの大学に進める受験生の方が圧倒的に少ないです。
常に意識して欲しいのは、難関大学に合格していく受験生は、
高1・高2から基礎力固めを始めている人が圧倒的に多いです。
だからこそ、高校3年生になってから本腰を入れようと思っている受験生は、
始めるのが遅いくらいの気持ちを持って下さい。
部活も、バイトも恋愛も受験の前では言い訳にしかなりません。
本当に自分が難関大学に合格したいと強く願うのであれば、
ほかの受験生よりも少しでも早く対策を始めることをしましょう。
難関大学に受かるには、学習計画や効率的な勉強法をはじめ、
受験に対する意識も大変重要です。
大学受験に対する覚悟や意識で合格を掴みとれるベースを作り、
最適な学習計画で勉強に集中してください。